執筆者:水口貴博

人生の節目に強くなる30の方法

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1歩でフルマラソンをフィニッシュするのは不可能。どんなマラソンランナーも、1歩を繰り返しているだけ。

1歩でフルマラソンをフィニッシュするのは不可能。どんなマラソンランナーも、1歩を繰り返しているだけ。 | 人生の節目に強くなる30の方法

1歩でフルマラソンをフィニッシュするのは不可能です。

妄想や夢の世界ならあり得ますが、現実では不可能です。

42.195キロは長距離です。

完走するだけでも大変です。

空を飛ぶわけにはいきません。

「どこでもドア」のような便利な道具もありません。

マラソンランナーがしていることは何か。

どんなマラソンランナーも、1歩を繰り返しているだけです。

2時間台でフィニッシュするマラソンランナーも、6時間台でフィニッシュするマラソンランナーも、1歩の繰り返しは同じです。

あるときは追い越し、あるときは追い抜かれ、フィニッシュを目指して両手を振ってひたすら走り続けます。

フルマラソンの完走に必要な歩数は「50000歩~60000歩」といわれています。

歩幅やスピードの違いはあれ、1歩を繰り返しているのは同じです。

何時間もかけてフルマラソンという長距離をフィニッシュします。

タイムにかかわらず、完走者にはメダルが授与されます。

大きな達成を果たした自分を誇らしく思うのです。

これは夢も同じです。

1つのアクションで夢を実現するのは不可能です。

どんな夢も、実現するためには1歩の繰り返しが必要です。

スピードは関係ありません。

ゆっくり歩こうと急いで走ろうと、前に進んでいることに変わりありません。

大切なことは、マイペースで進み続けることです。

周りに流されず、自分のペースで走り続けてください。

1歩、1歩、また1歩。

ペースは遅くてもいいのです。

大切なのは、前に進み続けること。

地道に1歩を繰り返すことで、どんどん夢に近づいていけます。

大きな夢であればあるほど叶えるのに時間がかかりますが、有限の道のりであるのは間違いありません。

きちんと1歩を繰り返していれば、きちんと前に進めます。

大きな1歩である必要はなく、小さな1歩でいいのです。

大切なのは「速く走ること」ではなく「走り続けること」「無事に完走すること」です。

1歩を繰り返し続けていれば、いつか夢が叶う日がやってきます。

人生の節目に強くなる方法(17)
  • 1歩を大切にする。
師弟関係があっても、師匠を尊敬できなくなったら解消していい。

人生の節目に強くなる30の方法

  1. 計画は慎重に。
    行動は大胆に。
  2. 人生の曲がり角に直面したら、素直に曲がるだけでいい。
    新しい景色は、曲がり角の先にある。
  3. 好きなことに関係している道は、すべて正しい。
  4. 一面的な見方はしない。
    多面的な見方をする。
  5. じっとしているだけでは、何も変わらない。
  6. 降りなければ、行き先は変えられない。
  7. 子どものころによく読んだ漫画を、久しぶりに読んでみる。
    大人になってから読むと、新しい気づきに恵まれる。
  8. 勝負所でブレーキを踏まない。
    アクセルを踏む。
  9. 考えても仕方ないことは、考えない。
  10. 「マイペース」と「だらだらしたペース」は似て非なるもの。
  11. 無難な選択は、無難な未来しかやってこない。
    人生を変えたいなら、リスキーな選択が必要。
  12. 出無精であっても、運動不足は解消できる。
  13. 人はみな、デザイナー。
    自分のライフスタイルをデザインしている。
  14. 友人が減ったのではない。
    本当の友人が残ったのだ。
  15. 「なんだか怪しい」という直感は、おおむね正しい。
    距離を置いて、関わらないでおくのが賢明。
  16. 引き継ぎをきちんとすると、転職先でもうまくいく。
  17. 1歩でフルマラソンをフィニッシュするのは不可能。
    どんなマラソンランナーも、1歩を繰り返しているだけ。
  18. 師弟関係があっても、師匠を尊敬できなくなったら解消していい。
  19. アイデアが出るから、メモの習慣があるのではない。
    メモの習慣があるから、アイデアが出る。
  20. いつも直前になって、ドタキャンで逃げていませんか。
  21. 褒め言葉に対する最高の返事は、褒め言葉。
  22. 書類の束を整理すると、失念していた仕事が見つかる。
  23. 矛盾した行動を取っていませんか。
  24. サボテンは、私たちに大切なことを教えてくれる先生。
  25. 値段が高いと感じるものは、本当に欲しいものではない。
  26. 挑戦も勇気。
    中止撤退も勇気。
  27. 自分が決めた道であっても、間違えることはある。
  28. 階段は「適度な運動」ができる場所。
    階段を使うたびに、運動ができたことを喜ぼう。
  29. ぎりぎり間に合わないときもあれば、ぎりぎり間に合うときもある。
    人生は帳尻が合うようにできている。
  30. 人生は、エスカレーターと同じ。
    踏み出すタイミングは、だいたい合っていればいい。

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