執筆者:水口貴博

人生の節目に強くなる30の方法

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一面的な見方はしない。多面的な見方をする。

一面的な見方はしない。多面的な見方をする。 | 人生の節目に強くなる30の方法

人生の岐路で注意したいのは「一面的な見方」です。

「好きなことだから」

「かっこいいことから」

「高収入だから」

「安定しているから」

「世間体がいいから」

1つの面だけを見て判断することがあるかもしれません。

自分の気持ちに正直でストレートなのはいいのですが、それだけでは十分とは言えません。

1つの理由だけで道を決めてしまうのは、将来思わぬ落とし穴に落ちる可能性が出てきます。

好きなことことであっても、収入が不安定で苦労するかもしれません。

かっこいいことであっても、信用が得られにくく、将来苦労するかもしれません。

高収入であっても、心労と激務の連続が待ち受けているかもしれません。

安定している仕事であっても、成長や可能性が限られていて、努力が報われにくい環境が待ち受けているかもしれません。

世間体のいいことであっても、やりがいがなくつまらないことかもしれません。

こうした不安要素がまだほかにもあります。

若いうちしかできないことかもしれません。

スキルアップやステップアップが難しい道かもしれません。

独立や転職に不利になるかもしれません。

夢ややりがいだけでは食べていけません。

一面的な見方をしていると、道を間違えたり踏み外したりする可能性が出てきます。

こうした落とし穴に落ちないためにも、人生の岐路では、一面的な見方ではなく多面的な見方が欠かせません。

「この道を選ぶと、何が有利になり、何が不利になるのか。どんなプラスがあり、どんなマイナスがあるのか」

やりがい、収入、成長、信用、将来性など、思いつくかぎりさまざまな方向から考えていくことです。

多面的に見て、総合的に考えたうえで決めれば、後悔することもなくなります。

人生の節目に強くなる方法(4)
  • 一面的な見方ではなく、多面的な見方で考える。
じっとしているだけでは、何も変わらない。

人生の節目に強くなる30の方法

  1. 計画は慎重に。
    行動は大胆に。
  2. 人生の曲がり角に直面したら、素直に曲がるだけでいい。
    新しい景色は、曲がり角の先にある。
  3. 好きなことに関係している道は、すべて正しい。
  4. 一面的な見方はしない。
    多面的な見方をする。
  5. じっとしているだけでは、何も変わらない。
  6. 降りなければ、行き先は変えられない。
  7. 子どものころによく読んだ漫画を、久しぶりに読んでみる。
    大人になってから読むと、新しい気づきに恵まれる。
  8. 勝負所でブレーキを踏まない。
    アクセルを踏む。
  9. 考えても仕方ないことは、考えない。
  10. 「マイペース」と「だらだらしたペース」は似て非なるもの。
  11. 無難な選択は、無難な未来しかやってこない。
    人生を変えたいなら、リスキーな選択が必要。
  12. 出無精であっても、運動不足は解消できる。
  13. 人はみな、デザイナー。
    自分のライフスタイルをデザインしている。
  14. 友人が減ったのではない。
    本当の友人が残ったのだ。
  15. 「なんだか怪しい」という直感は、おおむね正しい。
    距離を置いて、関わらないでおくのが賢明。
  16. 引き継ぎをきちんとすると、転職先でもうまくいく。
  17. 1歩でフルマラソンをフィニッシュするのは不可能。
    どんなマラソンランナーも、1歩を繰り返しているだけ。
  18. 師弟関係があっても、師匠を尊敬できなくなったら解消していい。
  19. アイデアが出るから、メモの習慣があるのではない。
    メモの習慣があるから、アイデアが出る。
  20. いつも直前になって、ドタキャンで逃げていませんか。
  21. 褒め言葉に対する最高の返事は、褒め言葉。
  22. 書類の束を整理すると、失念していた仕事が見つかる。
  23. 矛盾した行動を取っていませんか。
  24. サボテンは、私たちに大切なことを教えてくれる先生。
  25. 値段が高いと感じるものは、本当に欲しいものではない。
  26. 挑戦も勇気。
    中止撤退も勇気。
  27. 自分が決めた道であっても、間違えることはある。
  28. 階段は「適度な運動」ができる場所。
    階段を使うたびに、運動ができたことを喜ぼう。
  29. ぎりぎり間に合わないときもあれば、ぎりぎり間に合うときもある。
    人生は帳尻が合うようにできている。
  30. 人生は、エスカレーターと同じ。
    踏み出すタイミングは、だいたい合っていればいい。

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