日常生活で「なんだか怪しい」と感じる瞬間がありませんか。
一見、立派で魅力的に見えても、妙な違和感を覚えることがあるでしょう。
間違いがあったり、不自然な点が目立っていたり、気味の悪い雰囲気が漂っていたりです。
そんなとき「なんだか怪しい」と感じて、嫌な胸騒ぎがするものです。
うまく理由を説明できず言語化できないものの、心がざわつくことがあるもの。
理由を説明できないため「気のせいかな」と軽く流してしまいそうですが、ここは注意しておきたい場面です。
「なんだか怪しい」という感覚も、直感の1つです。
心のざわつきを無視するのはよくありません。
直感は、うまく説明できないのが普通です。
うまく理由を説明できなくても「怪しい」という感覚は大切にすることです。
ここで大切にしたいルールがあります。
「なんだか怪しい」と感じたことは、念のため距離を置いて、関わらないでおくのが賢明です。
安易に関わると、ろくなことになりません。
勘違いの可能性もありますが、危機回避の一環として自分の直感を信じることです。
悪いことを隠していても、隠しきれず、それが不自然な点として表面化します。
私たちの過去の記憶は、忘れているわけではなく、潜在意識の奥で眠っています。
痛い目に遭った過去と同じような場面に遭遇したとき、心がアラームを発して、直感という形で教えてくれます。
そのため「なんだか怪しい」と感じたことは、自然と正しい確率が高くなります。
「なんだか怪しい」と感じた人とは、距離を置くことです。
「なんだか怪しい」と感じた業者とは、関わらないようにすることです。
「なんだか怪しい」と感じた商品は、買わないようにすることです。
「なんだか怪しい」と感じた仕事は、引き受けないようにすることです。
「なんだか怪しい」と感じた企業の株は、買わないようにすることです。
トラブルに巻き込まれてからでは遅いので、距離を置いてください。
向こうから近づいてきたら、そそくさ逃げるのがいいでしょう。
自分の直感を信じましょう。
「なんだか怪しい」という直感は、おおむね正しいのです。
しばらくしてから「あのとき関わらないでよかった」と安心するでしょう。