友人が増えるばかりではありません。
人生では、友人が減ることもあります。
嘘や裏切りがきっかけで、不和になることもあるでしょう。
友人から重大な裏切り行為があれば、信用が大きく損なわれます。
「もう関係を続けられない」と、縁を切ることになるでしょう。
「顔を見たくない。話もしたくない。声も聞きたくない」と嫌悪感でいっぱいになります。
重大な裏切り行為があれば、友人関係が終わるのも当然です。
友人が減ると、人間関係の輪が小さくなります。
人間関係の輪が小さくなることで、自分の幸せまで減ったかのような錯覚を覚えます。
悪いことをしていないのに、変な罪悪感に悩まされるのです。
しかし、ここで本当のことに気づいてください。
友人が減ったのではありません。
本当の友人が残ったのです。
あなたを裏切った友人は、もともと友人ではありませんでした。
友人のように見えた、偽の友人でした。
トラブルがきっかけで本性がわかり、上手に人間関係を減らせました。
人間関係のスリムアップです。
「裏切ってくれてありがとう。おかげで上手に縁を切れた」と、逆に感謝をしてもいいくらいです。
裏切った友人を追いかける必要もありません。
友人が減ったことを嘆くのではありません。
本当の友人に集中しやすくなったことを喜びましょう。
いなくなった友人より、残った友人に集中してください。
人間関係は減ったかもしれませんが、その分だけ大切な友人に集中できるようになりました。
大切な友人に集中することで、ますます親交が深まり、さらに質の高い人間関係を実現できます。
時間もお金も有限ですから、より大切な人に使うのが賢明です。
人生で大切なのは、友人の数ではなく、友人の質です。
友人が少なくても、豊かな人間関係は実現できます。
たとえ友人が1人でも、その人が親友なら、幸せになれます。
薄い100人の友人より、濃い1人の友人です。
残った友人を大切にしましょう。
一緒に楽しい時間を過ごして、たくさん思い出を作って、どんどん仲を深めていきましょう。
プレゼントを通して気持ちを伝えることも大切です。
友人関係は、どれだけ深めても、深めすぎることはありません。
その友人がゆくゆく親友に発展する可能性もあるでしょう。
より良い友人は、人生に豊かさをもたらします。