砂漠で育つ多肉植物の代表といえば、サボテンです。
砂漠地帯は、降水量が非常に少なく、何日も雨の降らない日が続きます。
昼間は突き刺さるような強烈な日光が降り注ぎます。
肥えた土地はなく、乾燥した空気が広がっていて、あるのは砂ばかりです。
炎熱地獄のイメージが強い砂漠地帯ですが、夜になると一転します。
砂漠地帯の夜は氷点下まで冷え込むことがあり、昼と夜の温度差が激しいことでも知られています。
1日の寒暖差が激しく、20度以上にも達します。
そんな厳しい環境であっても、サボテンはけなげに生きています。
雨が降らない日が長く続いても枯れることはありません。
太陽が照りつける厳しい環境でも育ち、真冬のような氷点下の夜でも平気です。
しかも鋭いとげがあって、外敵から守るための強力な武器も備えています。
あまり知られていませんが、サボテンも花が咲きます。
緑の塊にとげしかないイメージかもしれませんが、条件が整えば、花を咲かせることもあるのです。
なんて素晴らしいのでしょう。
「条件が悪い」「環境が悪い」など弱音を吐いて人生を諦める人がいますが、そんな人はサボテンを見習うことです。
砂漠で生きるサボテンほど頑張っている存在はありません。
どれだけ条件や環境が悪いとはいえ、サボテンに比べれば大したことはないでしょう。
「条件が悪い」「環境が悪い」など弱音を吐いていると、サボテンに笑われてしまいます。
サボテンは、私たちに大切なことを教えてくれる存在です。
心が折れそうになったときは、サボテンを思い出してください。
けなげに生きるサボテンをお手本にすれば「私も頑張ろう!」という気持ちにさせてくれるはずです。
自宅でサボテンを育ててみるのもいいですね。
サボテンは観葉植物としても楽しめる魅力があって人気です。
「一緒に頑張るパートナー」になり、心強い存在となるでしょう。
条件や環境が悪ければ、悪いなりに努力してください。
サボテンは地味で目立たない存在ですが、生命力にあふれた存在です。
条件が整えば、花を咲かせることもできます。
美しくて大きな花を咲かせることも夢ではありません。
サボテンは、私たちに大切なことを教えてくれる先生なのです。