執筆者:水口貴博

ファッションセンスを磨く30の方法

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高級なものさえ身につければいいと言うわけではない。

高級なものさえ身につければいいと言うわけではない。 | ファッションセンスを磨く30の方法

ファッションセンスを輝かせようと、高級ブランドに手を出す人がいます。

高級ブランドの素晴らしさは、文化があることです。

長い歴史の中で培われた技術は、一般企業をはるかに上回ります。

たとえば、ブランドものの財布の細部を見てみましょう。

単に糸が結ばれているだけのように見えますが、糸がほどけないように独特の作りになっているはずです。

それは普通の人にはできない技です。

高い技術を持った職人が、一つ一つ手作りで作ったものは、値段が高いだけあって、壊れにくく丈夫です。

高級ブランドほど色あせにくく、壊れにくいです。

長い文化が生んだ、技術の結晶です。

そういう文化を味わいたい人や、壊れにくいものを長く使いたいと言う人は、高級ブランドを持ってもいいでしょう。

愛を込めて作ったものは、愛せる自信がある人が持つべきです。

しかし、1つ気をつけてほしいことがあります。

身につけるなら、1種類に統一させることです。

ファッションセンスを輝かせようと、さまざまな高級ブランドで身を固めている人を見かけます。

高級な衣服さえ身につけていれば、洗練されたファッションだと思っているようです。

さまざまなブランドを身につけていると、文化が対立して喧嘩してしまいます。

そういう服装には、知性ではなく、浮気心が感じられます。

ブランドを身につけるときに大切なのは「統一感」です。

そろっているからこそ、統一感が品性や美しさへと変わります。

1種類のブランドで統一していれば、好みが感じられます。

しかし、さまざまなブランドに手を出している人は「私は好きな人が5人います」という人と同じです。

単なる浮気性です。

かっこよければ誰でもいいというのではありません。

そういう人の心は移ろいやすく、愛情が薄いです。

好きになったら、とことん突き詰めます。

本当に愛があるなら「1人を徹底的に愛する」はずです。

それは人間だけでなく、ブランドでも同じです。

ブランドを身につけるなら、1つに絞ってください。

歴史や文化、壊れにくさやデザインを考慮して、自分に一番似合うと思ったら、それに統一して、浮気をしないのです。

ファッションセンスを磨く方法(25)
  • 身につけるブランドは、統一させる。
お気に入りの服を着ると、元気が出る。

ファッションセンスを磨く30の方法

  1. ファッションセンスで大切なのは、おしゃれな服を買うより、おしゃれに見える着こなし。
  2. ファッションは、個性を強調するためのもの。
  3. どんな友人であろうと、どんなに田舎であろうと、ファッション誌さえあれば大丈夫。
  4. 姿勢が悪ければ、どんなに華やかなファッションも台無しだ。
  5. 大きな3面鏡で、意外な角度の自分を知る。
  6. 服が汚れたりにおい始めたりしてから洗うのでは、遅い。
  7. しわのない服を着て、元気になろう。
  8. 何年も、同じ服を着ない。
  9. ファッションの学校は町の中。
    ファッションの先生は歩く人々。
  10. 服をたたむ習慣は、ファッションセンス以前の問題。
  11. 人との関わりを増やすと、ファッションセンスが刺激される。
  12. 本当に気に入った服は、諦めない。
    貯金して買えばいい。
  13. 洋服屋は、ファッションセンスを磨く最高の場所。
  14. 傘こそ、ファッションセンスが現れやすい。
  15. 雨の日こそ、おしゃれをしよう。
  16. たくさんの服を持てばいいわけではない。
  17. 同じ服を買うときに、ファッションセンスが磨かれる。
  18. 「デザイン面」と「機能面」を両立させるのが、ファッションセンス。
  19. 試着をせずに、購入しない。
  20. ファッションセンスは、自分のお金で服を買うとき、磨かれる。
  21. 服を着たときだけでなく、脱いだときが大切だ。
  22. ユニークな格好だから、おしゃれが輝く。
  23. ファッションセンスを広げるには、他人の力が必要。
  24. 読書をすると、センスが変わる。
    内面に変化が起こるから。
  25. 高級なものさえ身につければいいと言うわけではない。
  26. お気に入りの服を着ると、元気が出る。
  27. 笑顔こそ、着ている服をさらに輝かせるエッセンス。
  28. 勢いで服を買ってはいけない。
  29. ファッションセンスのある人は、隠れた部分までおしゃれをする。
  30. 汚れを恐れて、白のパンツを避けていませんか。

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