人生で大切なのは、マイペースです。
マイペースは、ベストペース。
マイペースとは「周囲にとらわれず、自分に適した速度で物事を進めること」をいいます。
仕事でも勉強でもスポーツでも、マイペースが大事といわれています。
無理をしたところで長続きしません。
自分に合ったペースだからこそ、無理なく長続きします。
マイペースは、最も自分に合っているペースなので、長続きしたり、パフォーマンスを発揮しやすかったりします。
マラソンではマイペースで走るからフィニッシュできるように、仕事もマイペースだからこそ、最高の結果を達成できます。
しかし、マイペースを心がけるうえで注意したいことがあります。
マイペースとはいえ、だらだらしたペースになるのはよくありません。
「だらだらしたペースがマイペースだ」と思う人もいるかもしれませんが、それは違うのです。
「マイペース」と「だらだらしたペース」は別物です。
マイペースは本来、適度な緊張感があります。
エネルギーの使い方が最適な状態になって、安定性があります。
気持ちが引き締まっているため、自分にとって最適なペースが保たれ、時間の無駄がありません。
そのため、マイペースで行うと、長く安定して続けることができるため、最高の結果を出せるようになります。
一方、だらだらしたペースは、緊張感がありません。
惰性と怠慢の塊です。
心も気持ちも緩んでいるため、ペースが不規則です。
エネルギーの使い方も不安定で、時間の無駄が発生します。
そのうえミスや失敗をしやすくなり、仕事の質を下げてしまいます。
そのため、だらだらしたペースで仕事をしていると、素晴らしい結果を出せません。
だらだらしたペースのせいで、最低の結果をもたらす可能性もあるのです。
「マイペース」と「だらだらしたペース」は似て非なるもの。
それぞれ区別してください。
マイペースは最高の結果を発揮できますが、だらだらしたペースは最低の結果を出す可能性があります。
「マイペースだからだらだらしてもいいよね」と思っている人がいるなら、すぐ考えを改めたほうがいいでしょう。
マイペースで達成した偉業はあっても、だらだらしたペースで達成した偉業はありません。
マイペースはOKですが、だらだらしたペースはNGです。
心がけるなら、マイペースです。
心と気持ちが引き締まっていて、適度な緊張感が伴っているからこそ、最高の結果を発揮できます。
マイペースとはいえ、だらだらしたペースになってはいけないのです。