邪魔や嫌がらせをしてくる人がいると、孤独を感じるでしょう。
自分を攻撃してくる人がいると「敵」と感じてしまいます。
その人に対してストレスを感じてしまい、接するだけで息苦しさを感じます。
そんなときよくあるのが「全員が敵」という悪い思い込みです。
孤独を深めるにつれて視野も狭くなるため、周りにいるすべてが敵として感じるようになる。
敵に囲まれているような感覚に陥って、ますます孤独を深めてしまうのです。
しかし「全員が敵」というのは錯覚です。
敵が多いといっても、100人中100人が敵というわけではないでしょう。
大げさに考えているだけであり、誇大妄想です。
疑心暗鬼の心が生じると、敵しかいないような錯覚を覚えるのです。
事実であれ錯覚であれ、敵が多いと感じるときは、注目する対象を変えてください。
敵は見ないで、味方・仲間を見るのです。
敵ばかり見ていると、味方や仲間の存在を見落としがちです。
どんな状況であっても、味方・仲間がゼロということはないはずです。
敵がいたとしても、一方で味方・仲間もいるはずです。
親、友人、パートナーなど、大切な人の顔を思い浮かべましょう。
「私には味方がいる! 仲間がいる!」
そう思えば、心に平和が広がります。
心強い存在であり、人生においてかけがえのない存在です。
素直に感謝して、喜びを噛み締めてください。
敵が多いことに嘆くのではありません。
味方や仲間がいることを喜びましょう。
味方や仲間も大勢いる必要はありません。
味方・仲間は少なくてもいい。
1人であってもいいのです。
味方・仲間が1人でもいれば、孤独ではありません。
人生は、味方や仲間が1人いれば安泰です。
大切な存在となり、あなたの心の支えとなります。