「今から始めて遅いですか」と聞いてくる人がいます。
ときどき耳にするセリフですが、ここにある違和感に気づくことです。
「はい、遅いです」と答えたら、チャレンジをやめるのでしょうか。
年齢制限のあるチャレンジであればまだわかるのです。
資格・免許・入学資格には、年齢制限が設けられているものもあります。
完全に不可能な状況であれば諦めるのも当然です。
しかし、年齢制限があるわけでもないなら、不思議な質問です。
「まだまだ間に合います」という言葉を期待して背中を押してほしいのかもしれませんが、大切なことに気づくことです。
「今から始めて遅いですか」という質問をする時点で、好きな気持ちが小さな証拠です。
「早い」「遅い」を気にしているのはその程度です。
本当に好きなことであれば、始めるタイミングは気にしません。
早かろうと遅かろうと、とにかく「やる」の1択です。
早く始めるほうが有利になれると思っているのかもしれませんが、好きなことなら、有利も不利も関係ありません。
遅いかどうか気にしているなら、その時点であまり好きでないということ。
つまり、本当にやりたいことはないということです。
「早かろうと遅かろうと関係ない」と思うことをやりましょう。
本当に好きなことなら、始めるタイミングの早い遅いは気にしません。
好きなことを始めるのに遅すぎることはないのです。