一気に時間を増やしたいなら、今すぐできる簡単な方法があります。
ニュースのチェックをやめることをおすすめします。
ニュースチェックは悪いわけではありませんが、時間を消費します。
しかも気づかないうちに時間を消費するのが厄介なところです。
もちろん完全にチェックをやめるのではなく、大幅に頻度を減らします。
ニュースチェックの頻度を「毎日」から「週一」に減らしてみてください。
テレビやネットで熱心にニュースをチェックしている人も多いことでしょう。
私たちの多くは「ニュースをチェックしないといけない」という思考に陥っています。
「社会人だから時事くらいは知っておかないといけない」という考え方に縛られ、ニュースをチェックする人が多い。
「かっこいい大人像」「社会人としての教養」という大義名分もできるので、なおさらチェックに精が出ます。
欠かしてはいけないと思い込んでいて、強迫観念に近い状態です。
しかし、ニュースのチェックは、知らず知らずのうちに私たちの時間を奪います。
ニュースは人の興味を引くようにできていて大変巧妙です。
あるニュースをチェックしているとほかにも気になるニュースが目に入るので、ついチェックしてしまいます。
「これもチェックしよう。ついでにこれもチェックしよう」と芋づる式につながります。
ニュースのチェックが5分や10分の短い時間であっても、積み重なると30分や1時間になります。
ちょっとだけ見るつもりが、気づくと、長い時間が経過しているのです。
ニュースを1日見ないだけでトラブルになることはありません。
すぐ仕事に支障が出るような気がしますが、気のせいです。
「ニュースをチェックしないと時代に置いていかれる」と思っていますが、考えすぎです。
投資や報道の仕事をしている人でないかぎり、常に最新ニュースを追いかける必要はありません。
常に最新ニュースが必要な人は、ごく一部に限られます。
何カ月もチェックしないならわかりますが、数日程度やめただけで、時代に置いていかれる心配はありません。
緊急性のあるニュースについて不安を感じるかもしれませんが、無用の心配です。
緊急性のあるニュースは、周囲の話し声から自然と耳に入ってきます。
嘘だと思うなら試してみればわかります。
ニュースチェックをやめても、意外と普通に日常生活を送れることに気づくでしょう。
そして、ニュースのチェックをやめた分だけ、時間がどかんと増えるのです。
どれだけニュースチェックに時間を割いていたのか思い知らされます。
時間を増やしたいなら、ニュースチェックをやめるのが手っ取り早い。
その気になれば、今すぐ取り組めるはずです。
増えた時間で大切なことに取り組んでください。
仕事に集中したり、趣味や遊びを楽しんだりなど、好きなことをすればいいのです。
ニュースのチェックは週一で十分です。
週末には1週間のニュースをまとめたダイジェストが出るので、それで過去1週間の時事を理解すれば事足ります。
時間がどかんと増えることを保証します。
雑音が減ることで、心の平穏も訪れるのです。