執筆者:水口貴博

時間を増やす30の方法

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4分の1まで進んでつまらないなら、途中でやめていい。

4分の1まで進んでつまらないなら、途中でやめていい。 | 時間を増やす30の方法

時間の無駄を省くなら、早めに作品の良しあしを見極めましょう。

「価値が乏しい」と感じているにもかかわらず、無理やり最後まで進めるのは時間の無駄です。

早めに無駄と判断できれば、途中でやめることができ、時間を節約できます。

では、作品のどの時点で良しあしを判断すればいいのか。

そこで活用したいのが「4分の1ルール」です。

本や映画など、全体の4分の1まで進んでもつまらないなら「駄作」と判断して、早めに見切ります。

もちろん4分の1より後で面白くなるケースもあります。

面白い展開が後半に隠されていることもあるでしょう。

前半は退屈だったのに、後半から急に面白くなることもゼロではありません。

しかし、実際はまれなケースです。

本であれ映画であれ、4分の1まで「つかみ」が1つもないのは致命的です。

少なくとも「面白そう」と予感させるものが、4分の1時点まで1つもないのは、作品として失格です。

完成度が低い証拠であり、読者や視聴者のことを考えていません。

4分の1まで進んでつまらないなら、駄作と判断して、早めに見切りましょう。

たとえそれがヒット作であろうと受賞作品であろうと「自分の好みには合わない」と判断してOKです。

少しお金の無駄は発生しますが、大幅に時間を節約できます。

たとえば、読書です。

200ページの本だとして、50ページまで読み進めてつまらないなら「最後まで読む価値はない」と判断します。

途中で読むのをやめてしまいましょう。

残りの150ページも引き続きつまらないと予想できるので、早めに見切りをつけます。

本は、ごみ箱行きでOKです。

映画も同じです。

2時間の映画だとして、30分が経ってもつまらないままなら「見る価値はない」と判断していいでしょう。

我慢をしながら無理やり最後まで見るほうが苦痛です。

時間の無駄が発生します。

映画館で映画鑑賞をしているなら、途中で退席してかまいません。

本であれ映画であれ、最後まで続けるルールはありません。

お金の元を取ろうと、根性論を持ち込んで無理に最後まで見ようとすると、時間の無駄が発生します。

時間はお金より重要です。

そのため、お金より時間の節約を重視するのが賢明です。

判断基準は「4分の1まで」と心得てください。

4分の1ルールを活用すれば、時間の使い方が上手になります。

時間を増やす方法(13)
  • 4分の1まで進んでつまらないなら「駄作」と判断して、途中でやめる。
なぜ「ついでに何かありませんか」と言う人は、時間が増えるのか。

時間を増やす30の方法

  1. 時間は自然と増えるものではない。
    時間を増やすには、意識的な取り組みが必要。
  2. 時間を増やすことは、時間の価値を上げること。
  3. 目が覚めたらさっと起きることを習慣にすると、時間が増える。
  4. 平気で人の時間を奪っていく人は、時間泥棒。
  5. 準備は、時間テクニックの基本。
    準備に時間をかけることは、時間を増やすことになる。
  6. 物をいただいたときだけでなく、時間をいただいたときも、きちんとお礼を言おう。
  7. 時間の流れ方は、呼吸で決まる。
  8. 物を減らすと、時間が増える。
  9. 「間に合わない」と諦めるのではない。
    間に合わせるのだ。
  10. 即決が、時間をどんどん増やしていく。
  11. 時間で大切なのは、量ではなく質。
    時間がなくても、集中力があれば、いい時間を過ごせる。
  12. 自動化できるものは自動化させて、自由な時間を手に入れよう。
  13. 4分の1まで進んでつまらないなら、途中でやめていい。
  14. なぜ「ついでに何かありませんか」と言う人は、時間が増えるのか。
  15. 手間暇のかかった情報を買うことは、時間を買うことになる。
  16. 時間の安売りは、悪魔に魂を売るのと同じこと。
  17. ニュースのチェックをやめるだけで、時間がどかんと増える。
  18. 隙間時間だけでは、成功できない。
    成功するためには、まとまった時間が必要。
  19. 初心者は、つべこべ言わず、型を学ぶことから入るのが正解。
    型を学ぶことで、多くの時間を節約できる。
  20. 手書きのお礼状に時間をかけることは、自分の時間を増やすことになる。
  21. 隙間時間の最小単位は「10秒」。
  22. 「通勤時間は仕方ない」と諦める人は、成功できない。
    「通勤時間は無駄」と考える人が、成功する。
  23. 「一度始めたことは最後までやり遂げる」という根性論にとらわれていませんか。
  24. 「少しくらい遅刻してもいいだろう」という油断が、遅刻癖の始まり。
  25. 探し物の時間が目立つなら、掃除と整理整頓を忘れている証拠。
  26. やらないことリストを作成すると、時間が増える。
  27. 隙間時間にすることを、用意しておく。
  28. 自炊をやめて外食か弁当にするだけで、圧倒的に時間が増える。
  29. 専門的なことは、専門家に頼るのが正解。
    解決の時間短縮だけでなく、自分の時間を増やすことにもなる。
  30. もたもた決断しない。
    さっと決断する。

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