あれもこれも手を出していると、いくら時間があっても足りません。
私たちの時間は、1日24時間。
どんなお金持ちであっても、どれだけ偉い人であっても、1日24時間という条件は変わりません。
時間は限られているのですから、リソースを有効活用することが必要です。
いつの間にかやらなくていいことまで手を出していて、時間を浪費していることがあります。
そこで大切なのは「やらないことリストの作成」です。
その名のとおり、やらないことを列挙したリストです。
私たちは、やることリストを作成することはあっても、やらないことリストを作成することは少ないもの。
やることリストが重要であるように、やらないことリストも重要です。
やらないことリストを作成することで「自分にとって回避すべき選択」が視覚化され、明確になります。
たとえば、ビジネスであれば、次のような例が考えられます。
一方、プライベートであれば、次のような例が挙げられます。
もちろん上記はあくまで参考例であり、この限りではありません。
何でもやらないというわけにはいきませんが、日常を振り返ると、やらなくてもいいことが1つくらいあるのではないでしょうか。
やらないことリストに挙げたものは、今後一切やらないよう心に誓いましょう。
やらないことリストを作成することで、大切なことにリソースを集中させることができるようになります。
余計なことに手を出さなくなって、時間が増えるのはもちろん、ストレスも軽減されます。
やらないことリストの作成は、自己理解を深めるうえでも有用です。
「私にはこんな価値観があったのか」と気づかされることがあります。
自分にとって重要なものと、そうでないものの区別が明確になり、今後の行動指針となります。
やらないことリストを整理することで、自分の価値観も整理されるのです。
どうしてもやらなければいけないことは、人にお願いしましょう。
得意な人にお願いすれば、自分がやるより上手に仕事を仕上げてくれます。
外注という手段も悪くありません。
費用はかかりますが、自分の時間に余裕ができることを考えれば、1つの選択肢として検討の余地はあるでしょう。
あなたもぜひ、自分に合ったやらないことリストを作成してみてください。