「これがしたい! あれがしたい!」
私たちは、時に強い衝動に駆られることがあります。
せっかくしようという気になっているのにもかかわらず、ぐだぐだ言い訳をしてなかなか始めない人がいます。
「時間を増やす方法は何でしょうか」
そう聞くと、多くの人が「仕事のスピードを上げること」と答えます。
たしかにスピードを上げれば、それだけ早く仕事が終わって、空いた時間が生まれます。
「忙しくて○○する時間がない」と言う人がいます。
○○にはいろいろな言葉が当てはまります。
「忙しくて遊ぶ時間がない」
「ああ、時間がない」
「どうしてこんなに時間がないのだろう」
「貧乏暇なし」
「余裕ができてから時間の使い方を勉強する」と言う人がいます。
たしかに勉強するためには、まとまった時間が必要に思われます。
本1冊を読むとはいえ、ある程度の時間が必要です。
時間の節約をするために欠かせないことがあります。
そうです、なんと言っても「仕事の効率化」です。
今さら言うことではありませんが、やはり仕事の効率化が重要であることに変わりありません。
約束の時間に遅れないよう、早めに出発しました。
「重要な会議だから」
「乗り継ぎが多いから」
「時間がない」と感じるのは、なぜでしょうか。
それは、余計な寄り道をしているからです。
余計な寄り道は、時間を奪う要因の1つです。
「時間がなくて読書ができません」と嘆く人がいます。
毎日仕事で忙しく、時間に余裕がないので、本を読む時間がないというのです。
たしかに本1冊を読むには、ある程度の時間が必要です。
夢が叶えられない人には、どんな口癖があるのでしょうか。
「後で」という口癖があります。
「後でやります」
「あなたは人から嫌われたいですか」
そう聞かれると、ほとんどの人が「嫌われたくない」と答えます。
誰も好き好んで嫌われようとは思いません。
「話せばわかる」というセリフを耳にすることがあります。
ドラマや映画では「話せばわかるよ」というセリフを耳にすることがあるのではないでしょうか。
誤解されたり理解されなかったりすると、相手がうなずいてくれるまで熱心に説得します。
雑談には、メリットとデメリットがあります。
適度な雑談は、リフレッシュや気分転換になります。
楽しい雑談で大笑いをすれば、ストレス解消にもなるでしょう。
「与えられた仕事は、自分一人でやらないといけない」と考える人がいます。
もちろん与えられた仕事は自分で行うのが基本ですが、例外もあります。
時には苦手な仕事を任されることもあるはずです。
計画を立てるとき、できるだけリスクを低くしようと考えます。
リスクが好きな人はいません。
できるだけリスクの高い方法は避け、できるだけリスクの低い方法を選ぶでしょう。
仕事の依頼はどんどん舞い込んできます。
「仕事は忙しい人に頼め」という言葉があるように、仕事ができる人のところには仕事の波が押し寄せます。
引き受けられる仕事量は、人によって異なります。
「時間がない」と嘆くのはまだ早い。
時間を増やせなくても、増えたように感じることなら可能です。
それは「分単位・秒単位で言い換える方法」です。
「受けたい試験があるけど、忙しくて勉強時間を確保できない」と言う人がいます。
そんな人に言えることは、ただ1つ。
試験の勉強時間がなくても、先に申し込んでしまいましょう。
時間がかかる原因の1つは、資料作成の際、きれいに仕上げてしまうことにあります。
ときどき立派な資料に仕上げようと、必死になっている人がいます。
効果的な文章を考えたり、図や表を入れたり、レイアウトを整えたり、フッター・ヘッダーの装飾にこだわったりなど。
無駄な時間の1つが、エレベーターです。
「エレベーターがあれば使う」という愚直な考え方になっていないでしょうか。
エレベーターはフロアの移動が早くて便利と思われがちですが、時と場合によります。
時間の無駄を減らしたいなら、悪口は一切やめることです。
悪口を言ったところで有益なことは何もありません。
アイデアもクリエイティブも何も生み出しません。
あなたの身近に「時間がない」と言っている人はいませんか。
「忙しくて時間がない」
「本を読みたいけど時間がない」
仕事が忙しいからといって、安易に趣味や遊びの時間を削る人がいます。
「趣味の時間を減らせば、仕事の時間を増やせる」
「仕事で忙しいから、趣味や遊びは当面お預け」
あなたの弱みは何ですか。
「昔からこれは苦手だなあ」ということがあるのではないでしょうか。
学校の勉強で弱い科目があれば、親や先生から克服するように言われていました。
テレビの視聴は時間の無駄になりやすいため、注意が必要です。
もちろんテレビには有益な番組もあります。
知識や教養が得られる番組であれば、自分の成長を促してくれます。
アルバイトや習い事が終わった後、だらだら居残る人がいます。
残業をしているわけでもなければ、特に何かをしているわけでもありません。
スマホを触っていたり誰かとしゃべっていたりして、なかなか帰ろうとしません。
「恋人とデートする時間が全然ない。最悪だ」
そう思っているなら誤解です。
最悪どころか、実は最高です。
近江商人の哲学の1つに「損して得取れ」という格言があります。
「最初に損をすることがあっても、それを生かすことで将来の大きな利益につなげよう」という意味の言葉です。
目先の利益ばかり追いかけることがあってはいけません。
十分な時間がないときは、絶望を感じます。
「試験まで時間がない!」
「試合まで時間がない!」
「忙しい」は、禁句にしておくのが賢明です。
「忙しいときに『忙しい』と言うのは普通ではないか」と思うかもしれませんが、注意したい発言です。
少なくともポジティブな言葉ではありません。
「これがしたい! あれがしたい!」
私たちは、時に強い衝動に駆られることがあります。
せっかくしようという気になっているのにもかかわらず、ぐだぐだ言い訳をしてなかなか始めない人がいます。
「今日は仏滅だから」
「雨が降っているから」
「タイミングがずれているから」
どれもまったく意味がありません。
あれこれ言い訳をして先延ばしをしているのは、まったく時間の無駄です。
やる気は生ものです。
もたもたしているうちに、やる気がどんどん腐ります。
意味もなく待つのは時間の無駄です。
時間の無駄遣いは、寿命の無駄遣いです。
ベストタイミングを伺っていては、どんどん時間が過ぎるばかり。
余計な時間を置いていると、熱い心も冷めます。
どんどんモチベーションも下がっていき、ろくなことになりません。
せっかく今「その気」になっているのなら、その情熱と勢いを大切にすることです。
何かをしようと思い立っているなら、さっさと始めることです。
暦を見て、吉日を選ぶ必要はありません。
天気を見て、晴れの日の選ぶ必要もありません。
周囲の様子を見て、タイミングを計る必要もなし。
仏滅だろうと大雨の日だろうと何だろうと、何かをしたいと思ったら、すぐ行動に移しましょう。
余計なことは考えない。
悪い未来も考えません。
失敗で終わってもいいのです。
仮に失敗や空振りで終わったとしても、経験と教訓が得られるので意味があります。
その経験と教訓を生かして、次にチャレンジすればいいのです。
やろうと思ったときは、常にベストタイミングです。
「時間を増やす方法は何でしょうか」
そう聞くと、多くの人が「仕事のスピードを上げること」と答えます。
たしかにスピードを上げれば、それだけ早く仕事が終わって、空いた時間が生まれます。
2倍のスピードでやれば、仕事がいつもの半分の時間で済むことになり、大幅な時間の節約になるでしょう。
現代はスピード社会であり「速くすることは良いこと」という風潮があります。
もちろんスピードを上げることも大事ですが「時間を増やす」という点では、ここに思わぬ落とし穴が潜んでいます。
やみくもにスピードを上げると、不注意によるミスやトラブルが起こりやすくなるのです。
車の運転をイメージするとわかりやすくなります。
車のスピードが速くなれば、それだけ目的地に早く到着しますが、スピードの出し過ぎは事故につながります。
安全確認よりもハンドル操作が優先され、十分な確認がしにくくなり、重大事故の原因となるのです。
ひとたび事故が起これば、完全にストップすることになります。
これは仕事でも同じことです。
スピードばかりに意識を向けていると、不注意によるミスやトラブルが発生しやすくなります。
修正ややり直しといった余計な仕事が増え、右往左往することになる。
反省文や始末書を書かされることもあるでしょう。
かえって時間を取られることになり、本末転倒になってしまうのです。
では、時間を増やすいちばんの基本は何か。
無駄な仕事を減らすことなのです。
これが最も即効性があり、なによりシンプルです。
仕事能力の低い人でも、無駄な仕事を減らせば、すぐ時間が増えるのです。
自分の仕事を振り返ってみましょう。
知らず知らずのうちに無駄な仕事を抱えていないでしょうか。
不必要な資料作成、意味の感じられない会議、誰も読まない資料の作成、慣習で続いているだけの非生産的なルーティンワーク……。
よくよく冷静に考えてみると「なぜこれをしているのだろうか」と疑問に感じる仕事があるのではないでしょうか。
無駄な仕事はやめしまえばいい。
やめることには勇気がいりますが、時間を増やすためには必要な施策です。
無駄な仕事をやめれば、一気の時間が増えます。
仕事がなくなることで、疲れやストレスからも解放され、心身の負担も大きく軽減されます。
時間を増やすいちばんの基本は、仕事のスピードを上げることより、無駄な仕事を減らすことなのです。
「忙しくて○○する時間がない」と言う人がいます。
○○にはいろいろな言葉が当てはまります。
「忙しくて遊ぶ時間がない」
「忙しくて寝る時間がない」
「忙しくて会う時間がない」
「忙しくて電話をする時間がない」
「忙しくて掃除をする時間がない」
「忙しくて運動する時間がない」
「忙しくて勉強する時間がない」
それは本当でしょうか。
いいえ、きっと誤解です。
忙しくてできないと思い込んでいるだけです。
悪い暗示にかかっているだけです。
「忙しい」と言っている時点で、本当に忙しいとは言えません。
本当に忙しいなら「忙しい」と言う暇すらないはずです。
「忙しいと言いながら実は時間があります」と公言しているようなもの。
「忙しい、忙しい」と言う人は、そう思い込んでいるだけです。
忙しいことをアピールすれば、いかにも「仕事ができる人」という感じがいます。
「求められている感」も出て、気持ちがいいのです。
忙しくても、その気になれば、時間はできます。
早めに出社すれば、時間ができます。
仕事を断れば、時間ができます。
もっと段取りを良くすれば、時間ができます。
余計な仕事や無駄な会議をやめれば、時間ができます。
会社の飲み会や友人とのランチを断れば、時間ができます。
休憩や昼休みを取らなければ、時間ができます。
趣味や遊びの時間を削れば、時間ができます。
納期を延ばしてもらえば、時間ができます。
移動時間や隙間時間を使えば、時間はできます。
有休を使えば、時間ができます。
まとまった時間がほしいなら、週末や連休を使えばいいことです。
連休になるよう有休を取ればいいだけの話です。
会社近くに引っ越せば、通勤時間が短縮され、時間ができるはずです。
まだまだできる方法はあるはずです。
「睡眠時間を削って時間をつくる」以外でも、たくさんの方法があります。
睡眠時間を削って時間をつくる方法は、最後の手段です。
「忙しい、忙しい」という人は、本当に忙しいのか、いま一度自分を振り返ってみることが大切です。
「忙しくて○○する時間がない」という人におすすめの言葉があります。
「忙しくても時間はある」です。
そう言い聞かせてください。
「忙しくて○○する時間がない」と思い込めるなら、逆に「忙しくても時間はある」と思い込めるはずです。
忙しくてもいいのです。
忙しくても時間をつくればいいことです。
「忙しくても時間はある」と思えば、手段はたくさんあることに気づかされるのです。
「ああ、時間がない」
「どうしてこんなに時間がないのだろう」
「貧乏暇なし」
「1日24時間では足りないよ」
「もっと時間があればいいのになあ」
いつも時間がないとぼやいている人がいるものですね。
時間が足りないとぶつぶつぼやく人によく見られる共通点があります。
集中ができていないのです。
「余計な雑談が多い」「私的なネット閲覧が多い」「テレビを見ながらしている」「スマホの通知が多い」など。
仕事にせよ勉強にせよ、だらだら取り組んでいます。
目の前のことに集中できてなければ、時間が足りなくて当然です。
時間がないというのは、集中していないことの言い訳にすぎません。
時間を増やせば解決するように思われますが、ここが落とし穴です。
時間を増やしても、集中ができていなければ、結果は同じです。
惰性は、時間を無限に奪うブラックホール。
だらだらすればするほど、どんどん時間が過ぎるばかり。
集中力ゼロの状態が続いているかぎり「時間が足りない」というオチになるのは、火を見るより明らかです。
時間が足りないと思ったら「集中」を意識してください。
仕事をするときも勉強をするときも、余計な雑談はせず、私的なネット閲覧もやめます。
テレビを消して、スマホの通知もオフにして、目の前のことだけに集中します。
邪魔が入りやすい環境なら、知恵を絞って、邪魔が入らない工夫をしてください。
集中は、時間を上手に使う基本です。
同じ時間でも、集中することで、より多くの仕事を処理できます。
集中すればするほど時間の密度を高められ、1時間が2時間や3時間にもなります。
集中すれば、一転して時間が余るようになるのです。
「余裕ができてから時間の使い方を勉強する」と言う人がいます。
たしかに勉強するためには、まとまった時間が必要に思われます。
本1冊を読むとはいえ、ある程度の時間が必要です。
やるべきことがいっぱいで多忙のときは、椅子に座って読書の時間を確保するのは難しいもの。
ばたばたしているときより、余裕があるときのほうが、時間の使い方を勉強できるように思えるでしょう。
しかし、これはよくある誤解です。
都合よく余裕がぽんとできることはありません。
私たちはみな多忙な生活を送っています。
やらなければいけないことがたくさんあって息つく暇もありません。
次から次へと仕事が舞い込んできて猫の手も借りたい状態です。
余裕ができてから時間の使い方を勉強しようと思っていては、いつまでたっても勉強できません。
本当は逆なのです。
余裕がないときこそ、時間の使い方を勉強しましょう。
忙しくて余裕がないときこそ、時間の使い方を勉強する絶好のチャンスです。
書店に足を運べば、時間術の本がたくさん並んでいます。
気になる本をぱらぱらめくって、良さそうなものがあれば即購入です。
買ったその日のうちに読み始めましょう。
時間術の本を読めば、自分の時間の使い方について振り返る機会になります。
無駄な仕事をしていることに気づいたら、今すぐやめることです。
だらだら仕事をしている自分に気づいたら、集中できるような環境をつくりましょう。
無意味な会議や行きたくない飲み会があるなら、思いきって断りの連絡を入れましょう。
渋滞が時間の無駄を生んでいることに気づいたら、渋滞回避アプリを探して、インストールすればいいことです。
「時間を無駄にしない」「もっと時間を有効に使おう!」と意識が高まるだけでも意味はあります。
時間に対する意識が高まれば、おのずと動きがてきぱきして、仕事のスピードアップにつながります。
余裕がないとはいえ、完全にゼロではないはずです。
忙しいときでも、カフェで本を読む時間くらいはつくれるはずです。
移動時間や待ち時間を使って少しずつ読み進めていけば、時短アイデアが得られたり、時間意識が高まったりします。
「余裕がない」は幻想です。
余裕がないという自己暗示によって、そう思い込んでいるだけです。
「余裕がない」を言い訳にしていては、いつまでたっても多忙のままで、余裕は得られません。
ほんの5分10分でいい。
余裕がないときこそ、時間の使い方を勉強することが大切なのです。
時間の節約をするために欠かせないことがあります。
そうです、なんと言っても「仕事の効率化」です。
今さら言うことではありませんが、やはり仕事の効率化が重要であることに変わりありません。
一言で効率化と言っても、ポイントは数多くあり、多岐にわたります。
家事であれば「洗濯機を回しているうちに掃除を済ませる」といった効率化は、基本中の基本でしょう。
「効率アップのために、できることはすべてやる」という気持ちで、何でも取り組んでみてください。
普通の効率化で満足するのではなく、徹底的な効率化を目指しましょう。
効率化を実現できるツールがあるなら、高価でも購入する価値があります。
「お金で時間を買う」と思えば安いもの。
早く購入すれば、それだけ早くメリットを享受できます。
効率が良くなることがあれば、何でも積極的に試してみることです。
効率化ができればできるほど、時間の節約につながります。
仕事の質は維持しながらも、いつもより短い時間で済ませられるようになって、大幅な時間の節約につながります。
「効率化ならすでにできている」
そんな人も多いのではないでしょうか。
効率化は、時間節約の基本中の基本であり、今さら取り立てて言うほどではありません。
意識の高いあなたであれば、すでに仕事の効率化ができているに違いありません。
しかし、ここで気づいてほしいことがあります。
「効率化には終わりがない」ということです。
自分では「100点満点の効率化」と思っているなら、残念ながら、それは誤解です。
効率化は、やろうと思えば、いくらでもできます。
すでに十分と思っていても、必ずどこかに実はまだできることや見落としている点があります。
「もっと機械化ができないだろうか」
「もっと自動化ができないだろうか」
「もっとシステム化ができないだろうか」
そうした問いを投げかけながら、自分の仕事を振り返ってみてください。
人類の歴史は、効率化の歴史です。
いろいろな道具や機械を発明しながら、どんどん仕事の効率を上げていきました。
効率化には終わりがないのですから、もっと知恵や工夫を出せば、効率を上げる余地がまだあるはずです。
1分単位ではなく、1秒単位で、時間節約を心がけてください。
効率化も、極めようとすると、実に奥が深いのです。
約束の時間に遅れないよう、早めに出発しました。
「重要な会議だから」
「乗り継ぎが多いから」
「雨で交通機関の乱れが心配だから」
念のため早めに出発することがあるでしょう。
あるいは日頃の習慣で、普段から早めに出発することもあるかもしれません。
早めに出発できたら、その時点で自分を褒めてください。
「よし、早めに出発できた。偉いぞ、自分!」と。
まだ時間に間に合うかわかりません。
途中でトラブルがあって、結局遅刻するかもしれません。
それでもいいのです。
早めに出発ができた時点で、早めに出発ができたことが達成されています。
これだけで素晴らしいことであり、十分褒めるに値します。
早めに出発できるのは、余裕の表れであり、大人の証しです。
「早めに出発ができた」ということは「余裕を持って出発ができた」ということです。
余裕のある行動ができた自分を、素直に褒めていいのです。
たとえ遅刻をしたとしても、早めに出発をしたことに間違いありません。
早めに出発してそれでも遅刻したなら、次からもう少し余裕を持って出発すればいいことです。
早めに出発した自分を褒めれば、自分に自信がつきます。
にこにこしながら明るい気持ちで目的地に向かえます。
焦ることがないのは嬉しいですね。
途中でちょっと道に迷っても平気です。
毎回早めに出発できているなら、毎回自分を褒めましょう。
自分を褒めることは、ちょっとしたことでいいのです。
「時間がない」と感じるのは、なぜでしょうか。
それは、余計な寄り道をしているからです。
余計な寄り道は、時間を奪う要因の1つです。
気づかないうちに、あなたの貴重な時間をじわじわ奪っています。
日頃、どんな寄り道をしていますか。
一度、自分の行動を振り返ってみましょう。
書店、飲食店、スーパー、ドラッグストア、アパレルショップ……。
もちろん用事があって行くなら問題はありませんが、そうでないならイエローカードです。
「なんとなく」という気持ちで、吸い込まれるように、つい足が向いていませんか。
目的もなくふらりと寄り道すると、時間を忘れて長居しがちです。
「少しの寄り道」「ちょっと見るだけ」のつもりが、気づくと、30分も1時間も過ぎている。
「少しくらいいいよね」と思うことは、たいてい少しでは終わりません。
時間がたつのは早い。
10分20分なんてあっという間です。
時には寄り道をはしごすることもあるかもしれません。
だから時間がなくなるのです。
時間だけでなく、体力も奪うのですから、ますます厄介です。
何気ない移動やウインドーショッピングでも、意外と時間と体力を消耗します。
寄り道は、自然と起こります。
本来目的地に直行すべきところを、ふと気になる場所が思い浮かび、無意識に足が向くのです。
この「なんとなく」が厄介です。
立ち寄れば、それなりに楽しく、リフレッシュにもなります。
一応良い時間を過ごせるので、なかなか無駄とは思いにくいし、悪習慣であるとも気づきにくい。
だから、改善しようという気も起こらないのです。
しかし、もう一度よく考えてみてください。
目的のない寄り道こそ、時間を奪う原因であることを。
時間泥棒の犯人は、意外と自分自身である場合が多いのです。
「時間がない」と感じているなら、自分の行動を振り返ってみてください。
普段、どれだけ余計な寄り道をしているか、冷静にチェックしてみましょう。
心当たりがあるなら、改善に取り組むのが賢明です。
改善の第一歩は「寄り道はしない」と意識することです。
意識するだけでも変わります。
目的地に向かうときは、一直線を心がけましょう。
帰宅するとき、気になるお店が目に入っても、誘惑を振り払い、自宅に直行しましょう。
衝動に負けず、誘惑にも負けず、心を強く保つことです。
それだけで時間と体力を大幅に節約できます。
その気になれば、今日から取り組める改善です。
寄り道をやめれば、時間も体力も戻ってくるのです。
「時間がなくて読書ができません」と嘆く人がいます。
毎日仕事で忙しく、時間に余裕がないので、本を読む時間がないというのです。
たしかに本1冊を読むには、ある程度の時間が必要です。
読むのが速い人でも、ページ数が多かったり難しい内容だったりすると、1冊読み切るまでに時間がかかります。
仕事に追われる毎日で残業も多いと、時間に余裕がありません。
時間がなければ読書ができないのも当然に思われます。
しかし、実際は逆です。
読書をしないから、時間がないのです。
読書をしないとどうなるか。
新しい知識や知恵が得られません。
仕事のスキルが停滞したままになります。
どうすれば効率よく処理できるのか、どうすれば人間関係を円滑にできるのかわからないままになります。
忙しい日々が続くばかりで、時間不足の状態が何も改善されません。
「どうすることもできない」「どうせ何をやっても無駄」というネガティブな感情から抜け出せない。
時間がないから読書ができないのではなく、読書をしないから時間がないのです。
時間をつくりたいと思ったら、まず読書をしてください。
たとえば、ビジネス書を読めば、仕事に役立つ知識やスキルや、円滑な人間関係に役立つ知恵が得られます。
仕事の効率が良くなり、時間の使い方が上手になります。
知識やスキルばかりではありません。
本を読めば「意識改革」が起こります。
思考停止の状態から抜け出せ、自分の頭で考える力が持てるようになります。
「このままではいけない!」「なんとかしなければいけない!」という気持ちが生まれ、現状を打破するエネルギーが湧き上がります。
こうしたことが相乗的に作用して、仕事にポジティブな影響をもたらし、結果として時間ができるのです。
時間がないとはいえ、完全にゼロではないはずです。
まとまった時間はなくても、細切れの時間ならたくさんあるはずです。
通勤時間・隙間時間・休憩時間など利用すれば、読書は簡単にできます。
少しずつ本を読み進めていけば、1週間で1冊は読めます。
このペースで読書をすれば、1カ月で4冊は読め、1年で52冊は読める計算になります。
ビジネスパーソンの読書量は中央値で月1冊ですから、普通の人より圧倒的な差をつけられることになります。
時間をないことを言い訳にして読書を諦めないことです。
時間が欲しいなら、まず読書をしましょう。
読書をすると、おのずと時間が増えていくのです。
夢が叶えられない人には、どんな口癖があるのでしょうか。
「後で」という口癖があります。
「後でやります」
「後で行きます」
「後で確認します」
ことあるごとに「後で」という言葉が登場します。
日常でよく聞かれる何気ない一言ですが、実はこの言葉こそ夢を遠ざける原因です。
「後で」という口癖があるということは、先送りが癖になっているということです。
仕事の着手が遅くなり、効率も悪くなります。
行動が遅いと、おのずと運が悪くなり、つかめるチャンスもつかめなくなる。
「後で」という言葉が登場すると、相手や周りに良い印象を与えません。
相手から「消極的」「熱意がない」と見なされ、運もチャンスも遠ざかってしまいます。
結果として夢の実現が遠ざかっていくのです。
夢を叶えたいなら「後で」を禁句にしておくのがベターです。
さて、大切なのはここからです。
夢が叶えられない人に口癖があるように、夢を叶える人にも口癖があります。
夢を叶える人はどんな口癖があるのか。
「今すぐ」という口癖があります。
「今すぐやります」
「今すぐ行きます」
「今すぐ確認します」
ことあるごとに「今すぐ」という言葉が登場します。
「今すぐ」という口癖があるということは、迅速な行動が癖になっているということです。
着手が早くなり、仕事のスピードも速くなり、どんどん効率が良くなります。
行動が早いと、おのずと運も良くなり、チャンスもつかみやすくなる。
「今すぐ」という言葉が登場すると、相手や周りに良い印象を与えます。
相手から「積極的」「熱意がある」と見なされ、運もチャンスも近づいてきます。
あらゆることが前倒しになるので、結果として夢の実現が早くなるのです。
夢を叶えたいなら「後で」を禁句にしましょう。
そして「今すぐ」という口癖をつけてください。
何事も早いに越したことはありません。
スピードを発揮する言葉で、自分の人生を変えていきましょう。
「今すぐ」は、夢を叶える口癖なのです。
「あなたは人から嫌われたいですか」
そう聞かれると、ほとんどの人が「嫌われたくない」と答えます。
誰も好き好んで嫌われようとは思いません。
できれば誰にも嫌われたくないもの。
そして、できるだけ多くの人から好かれたいと思うのが、人の自然な心理です。
あなたも少なからず、嫌われたくない気持ちがあるに違いありません。
しかし、この「嫌われたくない気持ち」が厄介です。
嫌われたくない気持ちがあると「ノー」と言いにくくなり、何でも首を縦に振ることになります。
人から頼まれ事をされたとき、キャパがいっぱいで余裕がなくても、引き受けてしまいます。
飲み会に誘われたとき、行きたくなくても、OKをしてしまいます。
友人から遊びに誘われたとき、気が乗らなくても、承諾してしまいます。
つい曖昧な笑顔でうなずいてしまいがちですが、要注意です。
やりたくないことはやりたくありません。
行きたくないものは行きたくなりません。
気が進まないことをしたところで、時間の無駄です。
やりたくもないことをやったり、行きたくない飲み会や気が乗らない遊びに行ったりしたところで、苦痛の時間が待ち受けています。
ストレスに耐えなければいけなくなり、時間の無駄につながるのです。
うっかり引き受けたことが想像以上に大変で、あとから四苦八苦することもあります。
嫌われたくない気持ちがあると、何でもOKしてしまい、時間を奪うことになります。
嫌われたくない気持ちを捨ててください。
嫌われたくない気持ちは、捨てていいのです。
やりたくないこと・行きたくないこと・気が乗らないことは、きちんと断りましょう。
正直に話して、丁重に断ればいいことです。
頼まれ事をされたとき、キャパがいっぱいで引き受けられないなら「今は余裕がありません。ごめんなさい」と言えばいいだけです。
余裕がないなら仕方ありません。
無理なものは無理です。
行きたくない飲み会や気が乗らない遊びに誘われたときも、きちんと断りましょう。
「興味がないから」「気が乗らないから」と言えばいいことです。
「ごめんなさい」という締めの一言があれば、相手に不快感を与えることはありません。
嫌われたら大変と思うかもしれませんが、大げさに考えすぎです。
嫌われるかもしれないと思いますが、本当の友人なら、その程度で嫌いになることはありません。
正直に伝えれば、きちんと理解してくれます。
理解してくれなければ、それはそれで仕方ありません。
悪いことをしているわけでないのですから、堂々としていればいいことです。
嫌われたくない気持ちを捨てれば、面倒なことから解放され、時間は増えるのです。
「話せばわかる」というセリフを耳にすることがあります。
ドラマや映画では「話せばわかるよ」というセリフを耳にすることがあるのではないでしょうか。
誤解されたり理解されなかったりすると、相手がうなずいてくれるまで熱心に説得します。
さて「話せばわかる」というのは本当のことなのでしょうか。
きれい事を抜きにして事実をお伝えするなら「話せばわかる」が実現しないケースがあります。
残念ながら、世の中には、話の通じない人がいます。
どれだけわかりやすく丁寧に話しても、的外れな返事しか返ってこなくて、まともな会話が成立しません。
「話せばわかる」が本当なら、どれだけ楽なのでしょう。
すでに世界は平和です。
離婚も争いも戦争もありません。
どんなに一生懸命話しても、通じない相手がいるのです。
「努力は必ず報われる」というのが嘘であるように「話せばわかる」というのも嘘です。
「頑張って話をすればわかってくれるはずだ」
「いつか必ずわかってもらえるに違いない」
希望を持って話し合いを続けても、不毛なやりとりが続くばかりで、延々と時間を取られるだけ。
時間と労力をかければ、いつか話が通じて理解されるかもしれませんが、その保証はどこにもありません。
「この人は話の通じない人だな」と思ったら、さっさと見切りをつけましょう。
もう相手にするのはやめます。
何度話し合いをしてもらちがあかないなら、諦めも肝心なのです。
「この人は話の通じない人だな」と思ったら、さっさと見切りをつけることが大切です。
ただし、ここで注意したいことが1つあります。
いくら話が通じない人だからといって、相手を嫌いになったり攻撃したりしないことです。
話が通じないと、恨みや憎しみを覚えるかもしれませんが、それは余計な感情です。
ネガティブな感情を持つと、自分が苦しくなります。
相手に抱く感情は、自分に跳ね返ってきます。
これを心理学で「ミラーイメージの法則」といいます。
少々ストレスを感じるかもしれませんが、事実と感情と切り分けて考えることが大切です。
お互いの価値観が合わないだけのことです。
100人いれば、100通りの価値観があることを思い出してください。
自分には自分の正義があるように、相手にも相手の正義があります。
「あなたはそういう価値観を持っているのですね」と思えばいいことなのです。
雑談には、メリットとデメリットがあります。
適度な雑談は、リフレッシュや気分転換になります。
楽しい雑談で大笑いをすれば、ストレス解消にもなるでしょう。
たわいない会話がヒントになって、仕事のアイデアが生まれることは少なくありません。
雑談で自分のプライベートを話すことで、親近感が生まれ、互いの仲を深めることにもつながります。
すべての雑談が悪いというわけではなく、適度な雑談であれば、仕事や人間関係に良い影響をもたらしてくれます。
しかし、限度を超えた過度の雑談となると、話は変わります。
長時間のだらだらした雑談やテーマから逸脱した話ばかりが続くと、それだけ貴重な時間を奪われ、仕事の遅延につながります。
話が盛り上がっていると、つい時を忘れて夢中になりがちです。
あまり長時間の雑談は、リフレッシュや気分転換を通り越して、逆に疲れやストレスをためる結果になることも少なくありません。
雑談は、相手があって成立します。
自分は雑談をエンジョイしていても、雑談に対する感じ方は人それぞれ。
実際相手はストレスを感じていることもあるかもしれません。
相手の貴重な時間を奪っていることも注意を向ける必要があるでしょう。
特に会議での雑談は、注意が必要です。
会議は多くの人の時間を拘束することになります。
参加メンバー全員から貴重な時間をいただくことになるため、長時間の雑談は厳禁と考えるのが良いでしょう。
楽しい雑談も、限度を超えると、デメリットがメリットを上回ります。
雑談を楽しむのはいいのですが、過度にならないよう注意しましょう。
雑談のメリットを享受したいなら「適度」を心がけるのがベストです。
「与えられた仕事は、自分一人でやらないといけない」と考える人がいます。
もちろん与えられた仕事は自分で行うのが基本ですが、例外もあります。
時には苦手な仕事を任されることもあるはずです。
苦手な仕事は、自分が行わなければいけないのでしょうか。
いいえ、そうとは限りません。
1人の力には限界もあります。
苦手な仕事の場合、なかなかスムーズに進まずスピードが遅くなりやすいうえ、仕事のクオリティーも低くなりがちです。
「自分一人で頑張る」と責任を持って対応する姿勢は素晴らしいのですが、それがいつも正しいとは限りません。
1人で頑張ることに固執するのではなく、柔軟な考え方を持ちたい。
大切なのは、できるだけ早く、できるだけ良い結果を出すことです。
与えられた仕事が、特に苦手なもので、なかなかスムーズに対応できないこともあるでしょう。
苦手な仕事はストレスも大きい。
苦手な仕事に時間や労力を消耗するくらいなら、得意な人にお願いすることも考えてください。
自分が対応しなければいけない仕事もありますが、誰が対応しても良いケースもあるでしょう。
得意な人に任せたがほうが、スピードもクオリティーも良くなり、自分よりもはるかにうまく仕上げてくれます。
苦手な仕事を得意な人に任せることは、時間の無駄をなくすことにつながります。
職場に得意な人がいれば、お願いしてみてはいかがでしょうか。
職場にその仕事を得意とする人がいれば、お願いしてみるのもありでしょう。
たとえば、仕事の苦手な部分をお願いする代わりに相手の苦手な仕事を引き受ける、というのも1つの手です。
お互いの仕事を交換するなら、スムーズに話が進むことも多いはずです。
仕事を交換することで自分の得意な仕事に専念できるなら、お互いが協力し合うことになるので、ウィンウィンの形になります。
状況が許されるなら「外注」という方法もあります。
業務の一部を外部の専門業者に委託するということです。
費用はかかりますが、仕事のスピードやクオリティーが良いため、総合的に見て、時間の無駄をなくすことにつながります。
もちろん人に任せたくても、職場によって難しい場合があります。
与えられた仕事は自分で行うのが基本ではありますが、状況が許されるなら、1つの方法としてありでしょう。
自分一人でやらないといけないと考えるのではなく、人の手を借りることも選択肢に入れましょう。
苦手な仕事は、得意な人にお願いしたほうが結果として仕事がスムーズに進むのです。
計画を立てるとき、できるだけリスクを低くしようと考えます。
リスクが好きな人はいません。
できるだけリスクの高い方法は避け、できるだけリスクの低い方法を選ぶでしょう。
リスクが低ければ低いほど、安心して計画に取り組めます。
もちろんリスクの低い方法を考えることは大切ですが、だからといって「ゼロリスク」を追求するのは要注意です。
ゼロリスクは、極めて困難です。
どんなに綿密な計画を立てたところで、大なり小なり、ある程度のリスクが発生します。
ゼロリスクを追求すると、考えなければいけないことや必要な対策が一気に増え、計画が複雑化します。
いかなるケースでも、何かしらのリスクが発生するため、なかなかゼロにすることはできません。
計画を考えることに時間がかかるだけでなく、計画を進めることにも時間がかかるようになります。
ゼロリスクは、事実上、不可能と言っても過言ではありません。
結果として、多くの時間を失うことになるのです。
計画を立てるとき、ゼロリスクを追求するのではなく、ある程度リスクの許容範囲を認めておくことが大切です。
リスクは、大きく2つに分けられます。
計画を立てるときはあらゆるリスクと洗い出し、許容できるものと、そうでないものを明確にして整理しましょう。
「このリスクは重大なので確実に避けなければいけない」「この程度のリスクなら無視しても大丈夫だろう」と分けて考えます。
リスクがあったとしても、容易に修正ができたり小さな損失で許容できたりするレベルであれば、勇気が出やすくなるでしょう。
小さなリスクはあっても、大きなリスクが避けられる計画が立てれば、ゴーサインを出すことです。
計画を立てるときは、大きなリスクのあるものだけ避け、小さなリスクは目をつぶることが必要になります。
この区別ができれば、計画がシンプルになり、実行も楽になります。
なにより実現の近道となるのです。
仕事の依頼はどんどん舞い込んできます。
「仕事は忙しい人に頼め」という言葉があるように、仕事ができる人のところには仕事の波が押し寄せます。
引き受けられる仕事量は、人によって異なります。
どれだけ仕事ができる人でも、キャパが無限にあるわけではありません。
あれもこれも仕事を引き受けていると、あるときキャパの限界に達するときが来ます。
「これ以上仕事を引き受けるのは無理だ」と危機感を覚える。
多忙を極めているときは、食事の時間やトイレの時間すら惜しいものです。
キャパがいっぱいになったら、心がけることは1つです。
それ以上仕事は引き受けないことです。
仕事の依頼があったとき「とりあえず話だけでも聞いてみるか。無理だったら断ろう」と思いますが、要注意です。
まず話を聞く時間が必要です。
すでにキャパがいっぱいのときは、多忙を極めている状態であり、1分1秒が貴重です。
話を聞くだけでも時間が消費されるため、ますます時間不足に拍車がかかります。
詳しく話を聞いてから「やっぱりできません」となると、さらに時間の無駄が生まれます。
自分の時間だけでなく、わざわざ詳細を説明した相手の時間まで無駄にすることになる。
すでにキャパの限界に達しているのですから、話を聞いたところで引き受けられないことに変わりはありません。
仮に引き受けたとしても、そこには地獄が待っています。
キャパを超えた仕事をすると、無理をしなければいけなくなります。
仕事のクオリティーが落ちるのは確実です。
残業や徹夜をしなければいけなくなり、心身を害する原因となります。
引き受けた仕事を最後までやり遂げられず、途中で断念することになれば、評価を落とすことになり、良いことはないのです。
「キャパがいっぱいになったら、それ以上の仕事は断る」と決めておくことです。
「せめて話を聞いてからでも……」と思いますが、その油断が良くありません。
断るなら、依頼があった時点がベストです。
そうすれば無駄な時間は生まれません。
丁重にお断りしましょう。
相手の期待に応えられず、残念ではありますが、こればかりは仕方ありません。
限界は限界であり、無理なものは無理です。
詳しく話を聞く前に断ったほうが、お互いにとって最も時間の無駄がないのです。
悪いことをしたわけではないので、落ち込む必要はありません。
仕事を逃したことは惜しいかもしれませんが、無理をするよりはるかに良い。
断ることがあれば「体調を崩さなくて良かった」と、ほっとするくらいでちょうどいいのです。
気持ちを切り替え、今引き受けている仕事をきちんと仕上げることに専念しましょう。
仕事を断ったとしても、今引き受けている仕事に全力投球すれば、きちんと次のチャンスが舞い込んできます。
「時間がない」と嘆くのはまだ早い。
時間を増やせなくても、増えたように感じることなら可能です。
それは「分単位・秒単位で言い換える方法」です。
1時間なら「60分」と言い換えてみます。
1分なら「60秒」と言い換えてみます。
もちろん元の時間は変わりません。
単位を変えただけであり、元の時間は減ったわけでも増えたわけでもなく、同じままです。
しかし、単位を一段階小さくすることで、表向きの数字が増えます。
1時間や1分なら「60」という数字に変わります。
3時間や3分なら「180」という数字に変わります。
数字が増えることで、感覚として時間が増えたかのように感じます。
時間がなくて諦めかけていたことでも、できそうな気持ちになってくるでしょう。
時間の有無は、感覚の問題です。
「1時間しかない」と考えるのではありません。
「60分もある」と考えましょう。
「10分しかない」と考えるのではありません。
「600秒もある」と考えましょう。
「10分しかない」と思っていても「600秒もある」と思えば、心に火がつくでしょう。
限られた時間ではあるものの、できることがあるはずです。
1日は、1440分、86400秒です。
「たった1日」と考えるのではありません。
「1440分もある」「86400秒もある」と考えましょう。
同じ1日でも、単位を変えるだけで、感じ方が変わります。
時間の単位を変えるのは、時間を制するテクニックの1つです。
残り時間を分単位・秒単位に言い換えることで、可能性を見いだしてください。
分単位・秒単位で考えると、時間感覚が豊かになります。
「受けたい試験があるけど、忙しくて勉強時間を確保できない」と言う人がいます。
そんな人に言えることは、ただ1つ。
試験の勉強時間がなくても、先に申し込んでしまいましょう。
先に受験料の支払いを済ませておくことがポイントです。
忙しくてもいいのです。
十分な時間がなくてもいいのです。
面白いことに、どれだけ忙しくても、先に申し込んで払い込みを終えてしまうと、不思議と勉強時間を確保できます。
「やるしかない!」という状況になるからです。
身銭を切ったことで本気モードのスイッチが入り、何が何でも時間を確保するようになるのです。
「時間がない」は幻想です。
本人にその気がないだけです。
申し込みをしなかったり身銭を切らなかったりすると、なかなか本気モードのスイッチが入りません。
だから時間もないのです。
勉強時間をつくれなくても、本気になればつくれます。
仕事をしている社会人であれば、出社前に時間があるでしょう。
通勤時間や昼休み時間も利用できるでしょう。
帰宅してから勉強することもできるはずです。
その気になれば、食事中や入浴中に勉強することも不可能ではないはずです。
先に申し込めば、おのずと本気にならざるを得なくなり、時間をつくれるようになります。
試験日も明確になるので、時間を逆算できるようになり、計画を立てやすくなります。
試験日まで時間がなければ、それはそれで良いタイムプレッシャーです。
タイムプレッシャーが生まれれば、高い集中力と記憶力を発揮できるメリットもあります。
時間ができてから資格勉強をしようと思っていては、いつまでたっても実現できません。
特に忙しい社会人であればなおさらです。
暇になるのを待っていては、どんどん年を重ねるばかりです。
新しい未来を切り開くには、先に申し込むしかありません。
「忙しくて勉強時間がない」はただの言い訳です。
勉強時間が確保できないと思い込んでいるだけのこと。
さっさと申し込んで、良い意味で自分を追い込みましょう。
本気モードのスイッチを入れるには、先に申し込んで身銭を切るだけでいいのです。
時間がかかる原因の1つは、資料作成の際、きれいに仕上げてしまうことにあります。
ときどき立派な資料に仕上げようと、必死になっている人がいます。
効果的な文章を考えたり、図や表を入れたり、レイアウトを整えたり、フッター・ヘッダーの装飾にこだわったりなど。
できるだけきれいに仕上げるために、うんうん頭を抱えていて一生懸命になっています。
最近の文書作成ソフトは進化して、いくらでも見栄えを良くできるようになりました。
もちろんわかりやすくするための工夫は大切です。
難しい文章は、簡潔にわかりやすくする工夫が必要でしょう。
オリジナル性を出そうと、頭をひねることもあるでしょう。
文章だけでイメージしにくいなら、わかりやすい図表やイラストがあれば親切です。
しかし、だからといって、きれいに仕上げる必要はありません。
きれいに仕上げようとすると、いつまでたっても資料作成が終わらなくなります。
「もっとわかりやすい表現があるのではないか」
「文章を直したほうがいいのではないか」
「追加で表を加えたほうがいいのではないか」
文章・見栄え・レイアウトなど「まだここが足りない」「もっとこうしたほうがいい」となり、作業が終わらなくなります。
きれいに仕上げようとすればするほど、膨大な時間を消費することになり、自分の首を絞めることになります。
そもそも見栄えにこだわりすぎると、ごちゃごちゃしてしまい、かえって見栄えが悪くなるというオチも少なくありません。
資料作成で大切なことは「内容が伝わること」です。
商業出版するわけではないのですから、きれいに仕上げる必要はありません。
資料作成では、最低限の体裁が整っていればOKです。
だいたい内容がわかれば十分です。
お客さまや取引先など社外向けの資料であれば、きちんと仕上げることも必要ですが、そうでなければ肩の力を抜いて楽にいきたい。
社内向けの資料であれば、最低限の体裁が整っていれば十分です。
これは会議資料・プレゼン資料に限ったことではなく、計画・時間割・予定表でも同じです。
社内向けや自分用の資料であれば、きれいに仕上げる必要はありません。
特に自分用の資料であれば、自分さえわかればいいので、落書きレベルでも十分です。
最低限の体裁が整っていれば、ゴーサインを出して、さっと次のアクションに移ったほうが合理的なのです。
無駄な時間の1つが、エレベーターです。
「エレベーターがあれば使う」という愚直な考え方になっていないでしょうか。
エレベーターはフロアの移動が早くて便利と思われがちですが、時と場合によります。
もちろん疲れているときや大きなフロア移動であれば、エレベーターを利用するのがいいでしょう。
ボタンを押すだけで、簡単にフロア移動ができます。
高層ビルの場合、低層階から高層階までエレベーター1つで瞬間移動ができるのですから、便利と言うしかありません。
しかし「エレベーターがあれば使う」という愚直な考え方になっているなら要注意です。
エレベーターがあるからといって、いつでも使うのが正解とは限りません。
エレベーターを使うとき、まず「待ち時間」が発生します。
タイミングによっては、意外と長く待たされることも少なくありません。
ようやくエレベーターが来たと思っても、満員で乗れないときもあります。
朝の出勤時や昼の昼食時といった混み合う時間帯は、満員で乗れないことも多くなるはずです。
各フロアで乗り降りする人がいると、エレベーターも各フロアで止まることになり、意外と時間がかかることも多いものです。
エレベーターがあるからといって、無理に使う必要はありません。
エレベーターは、柔軟な考え方で利用しましょう。
ワンフロアの移動であれば、エレベーターより階段を使うほうが早い。
移動が早くなって無駄な待ち時間がなくなるうえ、階段を使うので適度な運動にもなって一石二鳥です。
元気な人であれば、ツーフロアの移動も可能でしょう。
バス・電車・車など、ただでさえ足腰を使う機会が減っている現代では、少しでも運動量を増やすことが大切です。
「とにかくエレベーターがあれば使う」と愚直に考えるのではありません。
「少しのフロア移動ならエレベーターより階段を使う」と、柔軟な考え方を持ちましょう。
臨機応変に行動したほうが、無駄な時間もなくなるのです。
エレベーターではなく階段を使う機会を増やし、時間節約と健康の両方を手に入れましょう。
時間の無駄を減らしたいなら、悪口は一切やめることです。
悪口を言ったところで有益なことは何もありません。
アイデアもクリエイティブも何も生み出しません。
ただひたすら空虚な時間が過ぎていくだけです。
悪口を言う間、仕事が止まります。
悪口を言えば言うほど、時間もエネルギーも無駄にしていることになります。
「悪口は楽しい」「悪口は盛り上がる」と言う人がいますが、それは悪い錯覚です。
人の悪口を言うのは悪趣味以外の何物でもありません。
悪口を言うことがあれば、下品でつまらない悪趣味に興じている自分を恥じることです。
悪口が相手の耳に入ろうものなら、人間関係に重大なひびを入れることになりかねません。
悪口を言いたくなったら、次の言葉を自分に言い聞かせてください。
「悪口を言う暇があるなら仕事をしろ」と。
時間は、1分1秒が貴重です。
たくさんの仕事を抱えているあなたに、悪口を言う暇はないはずです。
しっかり目の前のことに集中しているなら、悪口を言う暇はありません。
1分1秒も時間を無駄にしないためにも、悪口は禁句と心得ておきましょう。
悪口を吐き出したくてたまらないときもあるでしょう。
悪口は、言うことも考えることも避けたいところですが、限界もあります。
どうしても悪口を我慢できないときは、どうすればいいのでしょうか。
紙に吐き出してください。
メモ帳でもノートでも何でもかまいません。
人に吐き出すとトラブルになるのであって、紙に吐き出せばいいのです。
気が済むまで書いて、書いて、書きまくります。
書くことで心の鬱憤が吐き出され、ストレスが解消されていきます。
たっぷり書き終わってすっきりできたら、最後はごみ箱に捨てましょう。
保管はせず、処分するのが得策です。
誰かに見られると大変なことになるので、跡形なくきれいに処分してください。
心配な人は、シュレッダーをかけたり細かく破ったりすれば万全です。
こうすることで上手に心の鬱憤を吐き出せ、気持ちも楽になります。
精神衛生的にも良い状態を保てるのです。
あなたの身近に「時間がない」と言っている人はいませんか。
「忙しくて時間がない」
「本を読みたいけど時間がない」
「やることがたくさんあって時間がない」
口を開けば「時間がない」というフレーズのオンパレード。
さぞ忙しいのだろうと思いきや、たいていは違います。
時間がないと言う人がいれば、その人をじっくり観察してみてください。
時間がないという割に、のんびりしている様子があるでしょう。
だらだら仕事をしていたり、雑談が多かったり、ネットサーフィンに興じていたり。
休憩時間には、のんびりランチを食べていたり、テレビを見たり、ゲームを楽しんだりしているでしょう。
買い物に行く時間も、食事やトイレに行く時間もあるはずです。
時間がないと言っている割に、のんびりしている様子が散見されるに違いありません。
「なんだよ、普通に時間があるじゃないか」とツッコミを入れたくなるでしょう。
「時間がない」と言っている人のほとんどは、時間があるのです。
では、なぜ「時間がない」と言っているのか。
口癖になっているのです。
本当は時間があるのに「時間がない」という口癖のせいで、時間がないと錯覚を引き起こしています。
いわば、自分に悪い自己暗示をかけている状態です。
これほど惜しいことはありません。
口癖の力は非常に大きく、潜在意識にまで影響を及ぼします。
自分で発した言葉は自分の耳で聞くことになるため、嘘でも冗談でも何度も口にしていると、脳が本当のことだと錯覚します。
「時間がない」という口癖があるせいで、そうだと思い込んでいるにすぎません。
本当に時間がない状態であれば「時間がない」という暇すらありません。
つまり「時間がない」と言っている時点で、時間がある証拠です。
時間がないから「時間がない」と言うのではありません。
「時間がない」と言うから、時間がないのです。
「時間がない」という口癖があるなら、今日から禁句にしましょう。
ネガティブな口癖の1つですから、口に出して言うのはもちろん、考えるのもやめることです。
しばらくすると、日常の見え方が変わります。
悪い錯覚から覚めて、正しい現実が見えてくるのです。
時間感覚が正常に戻ることで、意外と時間があることに気づかされるでしょう。
「時間がない」を禁句にするだけで、時間ができるのです。
仕事が忙しいからといって、安易に趣味や遊びの時間を削る人がいます。
「趣味の時間を減らせば、仕事の時間を増やせる」
「仕事で忙しいから、趣味や遊びは当面お預け」
趣味や遊びは、余裕ができたときにするものと考える人は少なくありません。
たしかに稼ぎにつながらない趣味や遊びは、仕事に比べて、優先順位が低くなりがちです。
趣味や遊びの時間を削れば、それだけ仕事の時間を確保できるので、効率が良くなるように思われます。
良かれと思ってよくやりがちなことですが、ここは注意したいところです。
人間は機械やロボットではありません。
趣味や遊びの時間とは、元気の充電とストレス解消の時間です。
趣味や遊びの時間がないと、元気が充電されません。
ストレスのはけ口もなくなって、どんどん精神的疲労がたまり続ける一方となります。
ずっと走ってばかりいると、いずれ燃え尽きてしまいます。
趣味や遊びの時間がなくなると、なかなか明るい気持ちが持てません。
仕事ばかりの毎日では日常が色あせてしまいます。
「何のために生きているのだろう」と思うことも増えてくるでしょう。
いつか限界に達して、体調を崩すことになるのです。
ひとたびダウンすると、回復に長い時間を要することになり、結果として貴重な時間を浪費することになる。
思わぬ人生のブレーキとなるのです。
人生では、息抜きも大事なこと。
時間の無駄をなくしたいからといって、趣味や遊びの時間を削るのは愚の骨頂です。
趣味や遊びの時間を削る必要はありません。
削るのではなく、むしろ死守しましょう。
趣味や遊びの時間は、人間にとってなくてはならないものです。
趣味や遊びの時間は、無駄なものではありません。
喜びであり、生きがいです。
心のオアシスであり、人生に彩りを与える存在です。
「趣味や遊びの時間は必要」と言い聞かせてください。
趣味や遊びを楽しむから、生活や人生が充実して、ストレスも解消できます。
しっかり元気の充電されることで、前向きな気持ちが生まれ、仕事のモチベーションも上がります。
趣味や遊びは、人生の充実に直結することですから、この時間だけは削ってはいけないのです。
あなたの弱みは何ですか。
「昔からこれは苦手だなあ」ということがあるのではないでしょうか。
学校の勉強で弱い科目があれば、親や先生から克服するように言われていました。
そのときの名残から、大人になってからも、弱みがあれば克服するものだと信じている人が少なくありません。
しかし、これは断言します。
弱みを克服する必要はありません。
もともと持って生まれた弱みを克服するのは多大な時間と労力が必要になります。
弱みは、もともと自分に向いていないということです。
遺伝子レベルの話であり、簡単に克服できるものではありません。
もともと向いていないことを頑張って克服しようとしたところで、スムーズに進まず、どんどん貴重な時間が失われるばかり。
途方もない時間と労力が必要になるうえ、そもそも克服できるという保証もありません。
仮に弱みを克服できたとしても、そこにあるのは「人並みの能力」にすぎません。
人並みの能力が自分の武器になることはありません。
それができる人はほかにも大勢います。
多大な時間と労力を割いたわりに実りが少ない。
後になって「結局あの努力と苦労は何だったのだろう」と悔やむことになるのです。
無駄な時間をつくらないためにはどうするか。
弱みを克服する時間と労力があれば、強みを伸ばすことに使ってください。
あなたにはもともと持って生まれた素質があるはずです。
弱みしかないという人はいません。
もともと弱みがある一方で、もともと強みもあるはずです。
数学、パソコン、プログラミング、デザイン、料理、楽器演奏、電子工作、絵画、ダンス、コミュニケーションなど。
強みは、恵まれた遺伝子を持っている証拠です。
天から授かった強みは、無駄遣いせず、十分生かすことです。
自分の強みがなかなか見つからない人は、学生時代を思い出してください。
普通の人より一回り早くスムーズに上達できたことはあるはずです。
自分では普通だと思っていても、周りから「すごいね」「上手だね」「センスがあるね」と褒められたことがあるでしょう。
それがあなたの強みです。
同じ時間・同じ労力があるなら、弱みを克服するために使うのではなく、強みを伸ばすことに使うのが得策です。
すべてのリソースを、強みを伸ばすことに投下すれば、必ずあなたの「武器」になります。
将来に役立ったり、仕事で生かされたりするのです。
テレビの視聴は時間の無駄になりやすいため、注意が必要です。
もちろんテレビには有益な番組もあります。
知識や教養が得られる番組であれば、自分の成長を促してくれます。
貴重なドキュメンタリー番組であれば、視野や見識を広げるために役立ちます。
世の中の動きをチェックするために、ニュース番組を見るという人もいるはずです。
こうしたためになる番組もある一方で、残念ながら、そうでない番組も少なくありません。
ぎゃあぎゃあうるさく騒ぐだけの番組だったり、下品な芸で笑いを取る番組だったり、何のためにもならない番組だったり。
低俗な番組は見ている時間がもったいない。
見ているときは面白く感じても、見終わった後、何も残りません。
そして無駄な時間を過ごしてしまったことに気づかされるのです。
もちろんすべてのテレビ視聴が無駄というわけではありません。
大切なのは「目的があるかどうか」です。
たとえば「知識や教養を得るため」「ニュースをチェックするため」といった目的があるなら、テレビ視聴も有効です。
「ストレス解消」という目的があれば、時にはお笑い番組・バラエティー番組も悪くありません。
しかし、何の目的もなく、ぼうっと暇つぶしでテレビを見ているのは良くありません。
あっという間に時間が過ぎていき、時間の浪費になります。
切りのいいところでテレビを終えようとしても、なかなかうまくはいきません。
番組の終わりには次の番組に誘導する仕掛けがあって、気になってついやめられなくなるのです。
時間を無駄にした自分を悔やむことになるでしょう。
目的のないテレビ視聴は、無駄になるだけので、思いきって見ないのが得策です。
リアルタイムで見ると、生活リズムが崩れる原因になることもあります。
どうしても見たい番組があるなら「録画」を活用しましょう。
録画によって見たいときに見るほうが、時間を有効に活用できます。
スポーツの試合など、リアルタイムに価値のある番組以外は、録画で十分事足ります。
忘れてはならないのは「オンデマンド形式」です。
好きな番組を好きなタイミングで見られます。
基本的に有料ですが、自分の都合に合わせられるので便利です。
各局でオンデマンド形式の配信がされているので、興味のある人はチェックしてみてください。
自分のテレビ視聴を振り返ってみましょう。
テレビを見ていて「時間を無駄にしている」と思ったら、すぐスイッチを切って、自分がやるべきことに切り替えてください。
テレビの視聴をゼロにすることはできなくても、減らすことならできるはずです。
時間は貴重なものですから、大切なことに使いましょう。
アルバイトや習い事が終わった後、だらだら居残る人がいます。
残業をしているわけでもなければ、特に何かをしているわけでもありません。
スマホを触っていたり誰かとしゃべっていたりして、なかなか帰ろうとしません。
仲間たちとみんなで食事に行く予定があって待っているならわかりますが、そういう予定があるわけでもない。
なぜ、なかなか帰らず、だらだら無駄に居残りをするのか。
寂しい気持ち、嫌われたくない気持ちがあるのです。
誰かとつるんでいないと寂しくて仕方ありません。
「1人では寂しいので、みんなとわいわいしたい。誰かと一緒に帰りたい」という気持ちがある。
なんとなく1人で帰るのは心細いので、仲間たちと一緒に帰ろうと待っています。
誰かとつるんでいないと変な目で見られ、仲間外れにされるのではないかという不安があります。
嫌われたくないので、時間外にもかかわらず、その場に居残ろうとします。
みんなが集まったと思えば、おしゃべりを30分や1時間ほどしてから、ようやく家路に就くのです。
さみしがり屋にありがちな光景です。
このだらだらした居残りが無駄です。
アルバイトの時間ではないので時給は発生しません。
習い事の時間でもないのでスキルアップにつながるわけでもありません。
貴重な時間を消費していることに気づかなければいけません。
こういう人に限って「忙しくて時間がない」と言うのです。
アルバイトや習い事が終われば、さっと帰ることです。
だらだら居残りしません。
寂しい気持ちや嫌われたくない気持ちがあっても振り払いましょう。
「お疲れさまでした。お先に失礼します」と一言挨拶してさっと帰るのがかっこいい姿です。
帰り支度を整え、さっと家路に就くことで、無駄な時間がなくなるのです。
「恋人とデートする時間が全然ない。最悪だ」
そう思っているなら誤解です。
最悪どころか、実は最高です。
好きな人とデートするときは、時間に余裕があるより、時間が制限されているほうが熱くなれます。
限られた時間の中だからこそ、気持ちも高ぶりやすくなり、心に残るデートができます。
私は彼女とデートをするときには、よく会社帰りを利用しています。
会社帰りなので、夕方からのデートです。
あまり時間に余裕がありません。
時間があるとだらだらしてしまい、印象に残りにくくなります。
「どこに行こうか」
「どうしようか」
「まあ、適当に歩こうか」
余裕がある状況が返って邪魔になり、何がしたいのかよくわからないデートになります。
目的も行動も気持ちも曖昧で、あとから思い出せないデートになります。
しかし、時間がないと、気持ちが引き締まります。
限られた時間の中で、食事をしたり遊びに出かけたりするので、無駄がありません。
会社帰りに、東京ディズニーシーに出かけたことがあります。
夕方からの入場は、入場料は安く、人も少なくて、快適でした。
食事も面倒なので、園内で食事をしてしまいます。
テーマパークと食事を同時に楽しめます。
時間がない状況は、意外な発想をさせます。
そういうプレッシャーを大いに利用します。
プレッシャーを感じる思い出のほうが、普段のデートより、記憶に深く残っています。
「大変だ! 時間がない! 急ごう!」
映画のワンシーンのように、焦りを感じている状況のほうが、頭の回転が良くなっているので記憶もしっかり残ります。
思い出に残る場面は、だらだらした状況ではありません。
焦りを感じている状況のほうが、思い出に残りやすくなります。
思い出をつくりやすいデートをつくるコツは、ここです。
あえて時間のない状況を喜びましょう。
プレッシャーをプラスに変えればいい。
時間がないからとデートを諦めるのではなく、そういうときこそ、実は思い出に残るデートをする絶好のタイミングなのです。
近江商人の哲学の1つに「損して得取れ」という格言があります。
「最初に損をすることがあっても、それを生かすことで将来の大きな利益につなげよう」という意味の言葉です。
目先の利益ばかり追いかけることがあってはいけません。
一時的に損をすることがあっても、長い目で見たとき、大きな利益につなげられれば、結果としてプラスになります。
「損して得取れ」は商売の心得としてよく聞かれる言葉ですが、時間についても同じことがいえます。
失敗をしたからといって、時間を無駄にしたと思わないことです。
たしかに思い通りの成果が得られなかったかもしません。
修正が必要になったり、最初からやり直さなければいけなかったりすることになれば、時間の無駄遣いをしたように感じるでしょう。
時間は貴重なものだけに悔しさもひとしおです。
貴重な時間をどぶに捨てたような感覚を覚えることもあるかもしれません。
失敗したことも悔しいですが、時間を無駄したことはもっと悔しい。
しかし、こういうときこそ「損して得取れ」の考え方です。
同じ失敗をしないためにはどうすればいいか、徹底的に考えてください。
「もう同じ失敗は繰り返さない! 無駄な時間は費やしたくない!」と。
失敗することで改善すべきところが判明します。
きちんと再発防止策を立てられれば、時間の使い方が向上して、次からスムーズに仕事をこなせます。
テレビの見過ぎで時間を無駄にしてしたこと悔やんだら、テレビを見ないようにします。
SNSやスマホゲームのやりすぎで時間を無駄にしたことを悔やんだら、アプリを削除してしまえばいい。
睡眠を削ったせいで、日中のパフォーマンスが悪くなって時間を無駄にしたことを悔やんだら、次から十分な睡眠を心がけます。
過ちを犯し、自分が痛い目に遭うことで教訓が得られ、教訓を生かすことで行動が改善されます。
時間の無駄をなくすには、最低でも1回は失敗が必要です。
うっかり過ちを犯すことは誰にでもあります。
時間を無駄にしたことがない人は一人もいません。
時間を無駄にすることがあれば「損して得取れ」の考え方で、今後に生かしてください。
失敗で時間を無駄にした悔しさを、建設的な方向に向けましょう。
マイナスがあっても、バネにすれば、プラスに転じます。
時間の使い方が向上すれば、長い目で見たとき、失った時間以上の時間が得られるのです。
十分な時間がないときは、絶望を感じます。
「試験まで時間がない!」
「試合まで時間がない!」
「締め切りまで時間がない!」
時間がないからといって諦めないでください。
まだダメと決まったわけではありません。
あくまで残り時間が少ないだけのこと。
悪い妄想を膨らませて、悲観しないことです。
たしかにぎりぎりで切羽詰まった状況かもしれませんが、まだ時間はあります。
逆転の可能性も残っています。
人は、時間がないとき、特別な力を発揮します。
頭が高速で回転します。
異常な集中力を発揮できます。
疲れていても感じなくなり、眠気があっても吹き飛びます。
「火事場のばか力」という言葉があるように、人は切羽詰まったぎりぎりの状況になると、ストッパーが外れます。
その瞬間、自分でも驚くような、すさまじい力を発揮するのです。
時間がなければ、タイムプレッシャーを生かしてください。
普段なら時間がかかることでも、緊張感を持って集中して打ち込めば、普段より早く片付きます。
普段の2分の1の時間で終わらせられることも少なくありません。
点差が開いていても、人並み外れたパワーが発揮され、逆転できる可能性があります。
優れたアイデアも、時間がないときにひらめきます。
漫画家は、時間に追われる状況を生かすことで、たくさんの面白いアイデアを生み出してきました。
頭をひねってひねってひねりまくり、制限時間ぎりぎりまで諦めないことで、良いアイデアがぱっと浮かぶのです。
時間がないときは「特別な力を発揮できるチャンス」と考えましょう。
「絶対できる!」「必ず間に合う!」「やればできる!」と信じることが大切です。
そうすれば、間に合います。
自分でも信じられないような力が発揮され、奇跡が起こるのです。
「忙しい」は、禁句にしておくのが賢明です。
「忙しいときに『忙しい』と言うのは普通ではないか」と思うかもしれませんが、注意したい発言です。
少なくともポジティブな言葉ではありません。
頑張っている自分をわかってもらうために「忙しい、忙しい」と多忙をアピールする人がいます。
これは逆効果です。
かっこいい言葉どころか、むしろかっこ悪い言葉です。
「忙しい」というセリフは「私は仕事のできない人間です」と言っているのと同じです。
忙しさは、うまく仕事を処理できていないことの証明です。
仕事能力のアピールになるどころか、仕事ができないことのアピールになってしまい、管理能力の欠如を露呈することになります。
忙しいと言われた相手も迷惑です。
明るい言葉ではないため、相手は元気を奪われます。
どんよりした空気になってしまい、会話を続けにくくなります。
あまり言いすぎると「気安く話しかけないほしい」という意味に受け止められ、人に距離を置かれるでしょう。
多忙をアピールしたところで良いことはないのです。
「忙しい」と言いそうになったら、大統領や首相を思い出してください。
大統領や首相は、世界一忙しい人と言われています。
毎日、分刻みのスケジュールであり、朝から晩まで予定がびっしり詰まっています。
しかも忙しいだけでありません。
仕事の一つひとつが国の運営に関わる重要なものであり、ミスや失敗が許されないものばかりです。
にもかかわらず、大統領や首相は「忙しい」という言葉を口にしません。
「仕事が大変」という言葉すら口にしません。
詳しく知りたい方は、新聞の朝刊に「首相の1日」「首相動静」という記事が毎日掲載されているのでチェックしてみてください。
分刻みの多忙なスケジュールに度肝を抜かれるでしょう。
テレビで見るときは平静を装っていますが、実際はたくさんの仕事をこなしていて分刻みで動いています。
風邪をひいている暇はありません。
極めて多忙な大統領や首相を思えば、自分の忙しさなんてかわいいものだと気づかされます。
恥ずかしくて「忙しい」と口にできなくなるのです。