執筆者:水口貴博

時間感覚を身につける30の方法

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人には人のテンポがある。

人には人のテンポがある。 | 時間感覚を身につける30の方法

人には、それぞれのテンポがあります。

みんなが同じテンポではありません。

人それぞれに、自分の性格ともいえるテンポがあります。

頭や体の動作が遅いのは、人格を否定しているわけではなく、単にテンポが遅いだけです。

もともと備わっている性格です。

練習や気合で、すぐ変えられるものではありません。

その速さが、その人なのです。

私にも私のテンポがあります。

私は大雑把な性格のため、テンポは比較的速く、大胆に作業を進めていきます。

少々の間違いは気にせずに、ひたすら前に進んでいくタイプです。

もちろん仕事をしていると、自分とテンポが違う人と一緒に仕事をしなければならないときがあります。

以前は、遅い行動にいらいらしたこともありました。

最近では「これがその人のテンポなんだ」と思うようになりました。

自分に置き換えて考えてみると、理解しやすくなります。

私のテンポは自分でさえ、簡単に変えられるものではありません。

大雑把な私が「正確で間違いのない作業をやれ」と言われても、難しいでしょう。

同じように、テンポが遅い相手にも「大雑把になってテンポを速くしてほしい」と言っても、難しいはずです。

性格は、なかなか変えられません。

優秀なリーダーは、個人が持っている個性や資質を、いち早く見抜きます。

もともとある性格を変えさせる指導ではなく、むしろ個性や性格をさらに生かす仕事を任せます。

これが、適材適所です。

その人の個性に合った仕事を任せることで、個性はさらに伸びることでしょう。

結果として、全体の流れがスムーズになり、時間も効率よくなります。

時間感覚を身につける方法(20)
  • その人のテンポは、その人の個性だと考える。
時間を有効に使いたいときほど、行動に出る。

時間感覚を身につける30の方法

  1. 時間を上手に使う人には「知恵」がある。
  2. まずは効率の悪いことを経験する。
  3. 時間を大切にするとは、同じ失敗を二度と繰り返さないということ。
  4. 「だらだらした1時間」と「集中した1時間」は、まったく違うことに気づく。
  5. お金持ちより、時間持ちになろう。
  6. 休むことは、時間を大切にするということ。
  7. 時間は、自分を厳しく叱ってくれる先生。
  8. 大切なことほど、最初に話す。
  9. 「ちょっと」は禁句。
    具体的に言おう。
  10. 心に「余裕」がなければ、充実しているとは言えない。
  11. 確かめる時間を省かない。
  12. やると決めたからには、重い腰をさっと上げる。
  13. スピードのある人は「はい」と素早く返事ができる。
  14. 子どものころに教えられたことほど、大切なこと。
  15. 感謝をすることは、人との関係を促進させる効果がある。
  16. 適齢期より「今やりたい」という気持ちを大切にする。
  17. ささいなことに対する気遣いに、相手の優しさが感じられる。
  18. 上手な時間の使い方とは、充実した時間を送るということ。
  19. 好きなことで、忙しくなろう。
  20. 人には人のテンポがある。
  21. 時間を有効に使いたいときほど、行動に出る。
  22. 緩急をつけて、リズムを大切にする。
  23. 最初の1歩が大切。
    手紙は宛先から書き始めよう。
  24. 残りの人生を考えると、生き方が変わってくる。
  25. 利益があるかどうかより、楽しめるかどうかを基準に考える。
  26. すべてを1人で抱え込まない。
    できないことは、できる人にやってもらう。
  27. 肩書ではなく名前で呼ぶと、早く仲良くなれる。
  28. 見せる努力は、努力とは言わない。
    本当の努力は、見えないところでするもの。
  29. やるべきことを後回しにすると、精神的ストレスが大きくなってしまう。
  30. 時間がないのではない。
    時間の使い方が下手なだけだ。

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