時間をコントロールする能力を身につけましょう。
時間をコントロールする能力は、人生に欠かせないスキルです。
「時間なんて無料で手に入る」
時間不足の解決策は、2つあります。
(1)時間の量を増やす
(2)時間の質を高める
しなければいけないことがたくさんあると、多くの時間が必要です。
「1日が24時間では足りない」
「もっと時間がほしい」
時間意識を磨くには、時間に対する考え方が大切です。
時間の価値に気づけば、時間の使い方が上手になり、相手に対する感謝も湧いてきます。
たとえば、人と時間を合わせる場面があります。
大きな仕事を始めるときは、計画や予定を考えることが大切です。
計画と予定は、意味を混同しがちですが、厳密には異なります。
計画とは、ある目的や目標を達成するための方法や段取りをいいます。
大切なのは、予定表を書き始めるタイミングです。
予定表を書き始めるタイミングといえば、正式に決まってからが多いでしょう。
決まる前に予定を考えても、実現するとは限りません。
ときどき「忙しい」という口癖の人がいます。
「毎日忙しい」
「忙しくて大変」
時間がないと愚痴っている人がいます。
「ああ、時間がない」
「どうして自分はこんなに時間がないのだろうか」
忙しさのアピールには注意しましょう。
「忙しい、忙しい」と連呼するのは「自分は仕事のできない人間。仕事管理・時間管理が下手です」と公言しているようなもの。
相手に忙しさをアピールしたところで何の役にも立ちません。
本を読む絶好のタイミングといえば、どんなときでしょうか。
最初に思い浮かぶのは、やはりまとまった時間があるときではないでしょうか。
休日や連休など、時間に余裕のあるタイミングなら、たっぷり本を読めます。
尿意や便意といった生理現象を我慢する人がいます。
「トイレに行く時間がもったいない」
「尿意はあるけど、まだ我慢できそう」
「時間がない」と嘆くのはまだ早い。
時間を増やせなくても、増えたように感じることなら可能です。
それは「分単位・秒単位で言い換える方法」です。
メモを取る際、こだわりやすいのが「きれいな字」です。
少しでもきれいな字でメモを書こうとしていませんか。
なぜ私たちは、きれいな字でメモを書こうとするのか。
時間がなくなる原因の1つ。
それは、完璧主義です。
素晴らしい結果を発揮しやすい完璧主義ですが、時間を浪費しやすいリスクもあるため、注意が必要です。
空いた時間に勉強しようとすると、失敗します。
「忙しい」は、都合のよい言い訳です。
「忙しい」を言い訳にしていると、おそらく一生勉強ができないでしょう。
エレベーターを使うか、階段を使うか。
それが問題です。
ビルでフロアを移動する際、無条件にエレベーターを使っていませんか。
勉強や仕事をするとき、普通は座った姿勢で行います。
椅子に腰掛けているほうが疲れにくく、姿勢も安定します。
机の上に集中でき、勉強も仕事もはかどるでしょう。
締め切りは、誰のためにあるのか。
普通に考えるなら「相手のため」と答えることが多いでしょう。
一般的に締め切りを設定するのは、仕事の依頼主です。
私たちの日常では「待ち時間」が発生する場面があります。
・エレベーターを待っている時間
・赤信号で待っている時間
「時間がないからできない」
「何をするにも、時間が不十分」
「時間がないから諦める」
「読書をするなら今だ」
「ダイエットをするなら今だ」
「旅行をするなら今だ」
電話をかけたとき、先方のタイミングが悪いときがあります。
このときよく言われるのが「後でかけ直します」という一言です。
「後で」という言い方は曖昧です。
時間の使い方が上手になりたいなら、時間の使い方が上手な人と付き合いましょう。
あなたの身近に時間の使い方が上手な人はいませんか。
・仕事のスピードが速い人
無駄に思える手間なら、何でも省けばいいわけではありません。
表向きは無駄に思えても、実際は仕事に役立っていることもあります。
きちんと丁寧に対応することで、時間の節約につながることもあります。
「お礼を言えないくらい忙しい」
「忙しすぎて、お礼を言う時間がない」
「忙しくて、お礼を言うのを忘れていました」
仕事のスピードを上げるコツは、あなたが毎日使っているものにあります。
それは、時計です。
時間を確認する時計ですが、選び方と使い方で、仕事のスピードに差が出ます。
読書に、まとまった時間は不要です。
もちろんまとまった時間があればベストですが、細切れの短い時間でも読書はできます。
1日に1時間も必要ありません。
「時間の使い方が上手な人」
そう聞いて思い浮かべるのは、どんな仕事の様子でしょうか。
普通に考えるなら、無駄を省いて効率よくスピーディーに仕事する様子をイメージする人が多いのではないでしょうか。
無駄な仕事があれば、省きたいと思います。
無駄な仕事が減った分だけ、より効果的・効率的になるでしょう。
時間に余裕ができ、ストレスも減るでしょう。
事情があって、仕事を後回しにすることがあります。
後回しにしている仕事はありませんか。
・時間がなくて後回しにしている仕事