執筆者:水口貴博

落ち着いた人になる30の方法

23

焦りを感じていないから冷静とは限らない。

焦りを感じていないから冷静とは限らない。 | 落ち着いた人になる30の方法

「私は焦っていないから冷静になっている」と考える人がいます。

たしかに焦りを感じていなければ冷静になっているように思えますが、実際はわかりません。

ここで注意したいのは「焦りを感じていないから冷静とは限らない」という点です。

冷静の意味についておさらいしましょう。

冷静とは「感情に動かされることなく、落ち着いて思考できる状態のこと」をいいます。

別の言い方をすると「感情に乱れが生じている状態はすべて冷静とは言えない」ということです。

たとえば、不快な出来事があっていらいらしているとします。

焦りは感じていませんが、感情の波が乱れているので冷静になっているとは言えません。

落ち込むことがあって暗い気持ちになっているときがあるとします。

特別プレッシャーを感じているわけではありませんが、心に元気がない状態となっているので冷静になっているとは言えません。

ちょっとしたことではありますが、きちんと区別しておくことです。

「焦りを感じていない=冷静」と思っているなら、認識を改める必要があります。

焦りを感じていないから冷静とは限りません。

感情に波がなく、心が安定している状態のときを、冷静というのです。

落ち着いた人になる方法(23)
  • 冷静についての意味を整理する。
大切な事実は、早く知っておくほうがいい。

落ち着いた人になる30の方法

  1. 落ち着いた人になるとは、モテる人になるということ。
  2. 落ち着いた人だから、落ち着いた服装をするのではない。
    落ち着いた服装をするから、落ち着いた人になる。
  3. 人の品性が現れるのは、言葉遣い。
  4. 落ち着いた人は、階段を1段ずつ上がる。
    急いでいるときでも、1段飛ばし・2段飛ばしをしない。
  5. むかむかしても、耐える。
    いらいらしても、我慢する。
  6. 上品を意識するなら、連打は避けること。
  7. 言い訳することは、癖になる。
    言い訳しないことも、癖になる。
  8. 嫌な人は、対人スキルを磨くために存在する。
  9. 「年齢」を重ねるだけで大人になるとは限らない。
    「成長」を重ねることで大人になる。
  10. ドアや引き戸を「ばんっ」と閉めない。
    クローザーが付いていても、頼りすぎないこと。
  11. 用件に入る前の雑談に要注意。
    雑談はあっても、余計な無駄話は不要。
  12. とげのある言葉に注意する人はいても、とげのある雰囲気に注意する人は少ない。
  13. 急に大きな音が聞こえたときこそ、平常心。
  14. 褒められたい気持ちを捨てれば、スピードが出る。
  15. 美しい花を見ながら、雑な電話はできない。
  16. 「緊張しないように」と考えてはいけない。
    「リラックスするように」と考えるのが正解。
  17. 「うるさい」と怒鳴る人が、一番うるさい。
  18. 朝のスタートダッシュは、当日に決まるのではない。
    前日の晩に決まる。
  19. 雑用だから雑にやっていいわけではない。
    雑用だからこそ丁寧にこなそう。
  20. 緊急のトラブルが発生したときは、復旧・応急処置が最優先。
    原因追及は後で行う。
  21. 重要な意思決定は冷静なときに行う。
    冷静でないときに重要な意思決定を行わない。
  22. マイペースを無視すると、途中棄権を招く。
    マイペースを尊重すると、無事にフィニッシュできる。
  23. 焦りを感じていないから冷静とは限らない。
  24. 大切な事実は、早く知っておくほうがいい。
  25. 入れ替わりでトイレの個室に入るとき、扉が閉まり切る前に入らない。
    きちんと扉が閉まって、3秒置いてから入る。
  26. 焦るのがいけないのではない。
    焦って判断を誤ることがいけないのだ。
  27. 常に冷静でいると、疲れにくくなる。
  28. 悪口を喉のところで止めたあなたは偉い。
    きちんと我慢できた自分を褒めよう。
  29. あたふたしている自分も、人から見ると滑稽に見える。
  30. 冷静な人が成功する。

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