執筆者:水口貴博

落ち着いた人になる30の方法

4

落ち着いた人は、階段を1段ずつ上がる。急いでいるときでも、1段飛ばし・2段飛ばしをしない。

落ち着いた人は、階段を1段ずつ上がる。急いでいるときでも、1段飛ばし・2段飛ばしをしない。 | 落ち着いた人になる30の方法

階段を上るときの足元を振り返ってください。

1段飛ばしをしていませんか。

もちろん1段飛ばしが悪いわけではありません。

私たちの日常では、早く階段を上がりたいと思うことがあるもの。

時には階段を1段飛ばしで上がることもあるでしょう。

1段飛ばしのほうがささっと階段を上っていけます。

1段飛ばしはちょっと大股になるだけのことなので難なくできるでしょう。

特別急いでいるときは、2段飛ばし・3段飛ばしで上がる人もいるかもしれません。

時間に余裕のないときは、それも悪くありませんが「落ち着き」を意識したいなら注意したいポイントです。

落ち着きを表現するなら、階段は1段ずつ上るのがエレガントです。

落ち着いた人は、階段を1段ずつ上がる

落ち着いた人は、階段を1段ずつ上がります。

焦っているときでも、1段飛ばしはありません。

ゆっくり落ち着いて、1段ずつ丁寧に足をつけて上がります。

足元も、つま先だけで上がるのではなく、きちんとつま先とかかとをつけて上ります。

階段を早く上がりたいときもあるでしょう。

急いでいるときは、足の動きを速くすることで上がるスピードを調整します。

どんなときでも1段ずつ上がるほうが、落ち着いている様子を表現できます。

結果として落ち着きを表現できるのです。

落ち着きを心がけているなら「階段は1段ずつ上がる」という当たり前を徹底してください。

特にフォーマルシーンでは意識を徹底しておきましょう。

1段ずつ上がると、けがや転倒のリスクも下がる

1段ずつ上がることの意義は、落ち着きの表現だけではありません。

ゆっくり落ち着いて階段を上がることになるため、けがや転倒のリスクも下げます。

階段でつまずいて転げ落ちてしまうと、大きなけがになりやすい。

大きなけがは特別な場面で起こるとは限らず、意外と日常場面でも起こります。

特に階段は段差があってつまずきやすいため注意が必要です。

今まで特に気にせず1段飛ばしをしていたなら、今日から1段ずつ上がることを意識してみてください。

あなたの品格は、階段を上るときの足元に現れます。

落ち着いた人になる方法(4)
  • 階段は1段ずつ上がる。
  • 急いでいるときは、足の動きを速くして上がるスピードを調整する。
むかむかしても、耐える。
いらいらしても、我慢する。

落ち着いた人になる30の方法

  1. 落ち着いた人になるとは、モテる人になるということ。
  2. 落ち着いた人だから、落ち着いた服装をするのではない。
    落ち着いた服装をするから、落ち着いた人になる。
  3. 人の品性が現れるのは、言葉遣い。
  4. 落ち着いた人は、階段を1段ずつ上がる。
    急いでいるときでも、1段飛ばし・2段飛ばしをしない。
  5. むかむかしても、耐える。
    いらいらしても、我慢する。
  6. 上品を意識するなら、連打は避けること。
  7. 言い訳することは、癖になる。
    言い訳しないことも、癖になる。
  8. 嫌な人は、対人スキルを磨くために存在する。
  9. 「年齢」を重ねるだけで大人になるとは限らない。
    「成長」を重ねることで大人になる。
  10. ドアや引き戸を「ばんっ」と閉めない。
    クローザーが付いていても、頼りすぎないこと。
  11. 用件に入る前の雑談に要注意。
    雑談はあっても、余計な無駄話は不要。
  12. とげのある言葉に注意する人はいても、とげのある雰囲気に注意する人は少ない。
  13. 急に大きな音が聞こえたときこそ、平常心。
  14. 褒められたい気持ちを捨てれば、スピードが出る。
  15. 美しい花を見ながら、雑な電話はできない。
  16. 「緊張しないように」と考えてはいけない。
    「リラックスするように」と考えるのが正解。
  17. 「うるさい」と怒鳴る人が、一番うるさい。
  18. 朝のスタートダッシュは、当日に決まるのではない。
    前日の晩に決まる。
  19. 雑用だから雑にやっていいわけではない。
    雑用だからこそ丁寧にこなそう。
  20. 緊急のトラブルが発生したときは、復旧・応急処置が最優先。
    原因追及は後で行う。
  21. 重要な意思決定は冷静なときに行う。
    冷静でないときに重要な意思決定を行わない。
  22. マイペースを無視すると、途中棄権を招く。
    マイペースを尊重すると、無事にフィニッシュできる。
  23. 焦りを感じていないから冷静とは限らない。
  24. 大切な事実は、早く知っておくほうがいい。
  25. 入れ替わりでトイレの個室に入るとき、扉が閉まり切る前に入らない。
    きちんと扉が閉まって、3秒置いてから入る。
  26. 焦るのがいけないのではない。
    焦って判断を誤ることがいけないのだ。
  27. 常に冷静でいると、疲れにくくなる。
  28. 悪口を喉のところで止めたあなたは偉い。
    きちんと我慢できた自分を褒めよう。
  29. あたふたしている自分も、人から見ると滑稽に見える。
  30. 冷静な人が成功する。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION