「モテる人にはなりたいが、落ち着いた人には興味がない」と言う人がいます。
モテる人になりたい人は多くいる一方、落ち着いた人になりたい人は少ないもの。
しかし、ここはよく誤解されやすいところです。
服装には「気分」に影響をもたらす力があります。
明るい服を着ると明るい気分になり、華やかな服を着ると華やかな気分になります。
スポーツウェアを着ると、体を動かしたい気分になるでしょう。
人の品性はどこに表れるのでしょうか。
「言葉遣い」です。
伝えることは同じでも、言葉遣いで相手に与える印象は大きく変わります。
階段を上るときの足元を振り返ってください。
1段飛ばしをしていませんか。
もちろん1段飛ばしが悪いわけではありません。
むかむかしても、耐えなければいけないときがあります。
いらいらしても、我慢しなければいけないときもあります。
しかし、どんなに腹が立っても、逆上だけはいけません。
エレベーターに乗ったとき、降りたいフロアのボタンを押します。
このとき連打で押していませんか。
パソコンのキーボードやゲームのコントローラーであれば、まだいいのです。
いつも言い訳をする人がいます。
遅刻をしたとき、素直に謝らず「渋滞のせいです」「電車遅延のせいです」と言い訳します。
仕事でミスをしても、素直に謝らず「タイミングが悪かっただけです」「電話がかかってきたせいです」と言い訳します。
嫌な人がいたとき、どう接するかです。
学生時代までは嫌な人がいても関わらなければいいだけでした。
無視したり距離を置いたりすればOKでした。
大人になるとはどういうことでしょうか。
年齢を重ねるだけで大人になるとは限りません。
年齢は、意思や努力に関係なく誰でも重ねることができます。
ドアや引き戸を「ばんっ」と閉めないことです。
私たちの日常生活には至るところにドアや引き戸があり、触れない日はないでしょう。
部屋やトイレにはドアがあり、台所や押し入れには引き戸が一般的です。
用件に入る前の雑談が長くなっていませんか。
雑談はあっていいのです。
重苦しい空気や堅苦しい雰囲気があると、なかなか用件を言いにくいこともあります。
とげのある言葉には注意しましょう。
たとえば、乱暴な言葉、冷たい言葉、下品で汚い言葉です。
とげのある言葉は相手を不快にさせたり嫌な気持ちにさせたりします。
盲導犬になる訓練の1つに「急に大きな音を聞かせる」というメニューがあります。
たとえば、目の前で風船を割ったり、車のクラクションを鳴らしたりなどです。
急に大きな音が聞こえる状況は、日常ではまれにあること。
スピードを出すにはどうすればいいのでしょうか。
褒められたい気持ちを捨てることです。
世の中は今、承認欲求を満たされたい人であふれかえっています。
いらいらしているときは、電話対応が雑になりがちです。
言葉遣いが乱れる。
話し方がぞんざいになる。
本番前「緊張しないように」と考える人がいます。
「緊張しないように……。緊張しないように……」
自分に言い聞かせるように、何度も繰り返し考える人が多いのではないでしょうか。
「うるさい!」
子どもがにぎやかに騒いでいるとき、親が子どもを怒鳴りつける光景をときどき見かけます。
「今すぐ静かにしてほしい」
朝にスタートダッシュをしようと思う人は、朝に頑張りがちです。
目覚ましが鳴ったら、しゅっと飛び起きる。
ぐっと気合を入れ、さっと仕事に取りかかる。
雑用にはさまざまな種類があります。
コピー、掃除、ごみ捨て、お茶くみ、電話対応、資料整理。
そうした雑用を「雑」に処理する人がいます。
事故やトラブルが発生したとき、何を最優先にするべきでしょうか。
復旧・応急処置です。
事故やトラブルが発生したとき「何がいけなかったのだろう。どこが悪かったのだろう」と原因を追及したがる人がいます。
冷静でないときに重要な意思決定を行わないことです。
感情が乱れが大きいときは、冷静なときではありません。
たとえば、焦っているとき、怒りを感じているとき、気分が落ち込んでいるときです。
フルマラソンで途中棄権する人には、ある傾向があります。
途中でペースを上げすぎているのです。
一緒にランナーが途中からペースを上げると「負けてたまるか」と悔しくなり、ペースを上げてしまいます。
「私は焦っていないから冷静になっている」と考える人がいます。
たしかに焦りを感じていなければ冷静になっているように思えますが、実際はわかりません。
ここで注意したいのは「焦りを感じていないから冷静とは限らない」という点です。
大切な事実は、できるだけ早く知っておいたほうがいいのです。
「人生の楽しみがなくなる」と言う人がいますが、楽しみとは別です。
後悔しない生き方は、人生の早い段階で知っておくほうが、対処も早めにできます。
トイレの個室を利用しようとしたところ、すでに誰かが入っていました。
ドアノブのところが鍵マークや赤マークになっていると、使用中であることがわかります。
そばで待っていて、しばらくしてトイレから出てくれば、入れ替わりで入ります。
焦るのは悪いことではありません。
人間は完璧な生き物ではありません。
焦るのは誰にもでもあることです。
なぜ冷静になりたいのでしょうか。
余計な疲れを感じたくないからです。
冷静を欠くと、疲労感が生まれます。
とっさに悪口を言いたくなりました。
むっとすることがあって、心がざわざわして、悪口を言いたい衝動に駆られることがあるでしょう。
悪口のセリフが頭に浮かんで、口が動き始めたその瞬間です。
あたふたする状況になったとき、客観的に自分を見てみてください。
第三者の立場になったつもりで、他人の視点から自分を眺めてみましょう。
あたふたしているときには独特の様子があります。
成功するための条件の1つが「冷静」です。
いつも感情に流されていては、スムーズな仕事は困難です。
感情のコントロールが未熟だと、冷静な思考できなくなって仕事に支障をきたします。
「モテる人にはなりたいが、落ち着いた人には興味がない」と言う人がいます。
モテる人になりたい人は多くいる一方、落ち着いた人になりたい人は少ないもの。
しかし、ここはよく誤解されやすいところです。
結局のところ、どちらも同じことだからです。
「落ち着いた人になる=モテる人になる」です。
落ち着きに興味はなくても、モテることには興味があるのではないでしょうか。
モテたければ落ち着きを心がけることです。
落ち着きがあればあるほど「大人の魅力」が出てくるようになり、モテることにつながっていくからです。
落ち着いた人になれば、トラブルがあっても動じることなく、冷静な対処ができるようになります。
言葉やしぐさに余裕が生まれ、頼りがいのある大人の雰囲気が出るようになります。
不快なことがあっても、感情を抑えることができるようになります。
「むっとするところで笑顔を見せる」「批判に感謝で返す」といった大人の対応も表現できるようになる。
落ち着いた人になることで大人の魅力がアップして注目されるようになるのです。
落ち着いていることは、プライベートだけでなくビジネスでも、モテる要因となります。
感情の影響を受けることなく、合理的な判断ができるようなります。
落ち着いて考えることができれば、ミスが減って仕事の精度が上がります。
段取りや効率が良くなって、物事がスムーズに進むようになります。
周りからも上司からも一目置かれ、仕事のチャンスも舞い込んでくるでしょう。
思い出してください。
アニメでも映画でもドラマでも「モテキャラ=落ち着いた人物」が定番ではありませんか。
大人の魅力はあらゆる人を引きつけます。
日常のあらゆる点において、落ち着きはモテる要素の1つ。
モテたいなら、落ち着いた人を目指すのが正解です。
服装には「気分」に影響をもたらす力があります。
明るい服を着ると明るい気分になり、華やかな服を着ると華やかな気分になります。
スポーツウェアを着ると、体を動かしたい気分になるでしょう。
学生服を着ると勉強モードのスイッチが入り、勉強へのやる気が高まるでしょう。
部屋着を着るとリラックスした気分になり、パジャマを着ると眠気が襲ってくるでしょう。
服装は、気分に影響する力があるのは有名ですが、実はそれだけではありません。
服装には「気分」だけでなく「役割」を促す働きもあります。
スーツを着ると、仕事モードのスイッチが入り「ビジネスパーソン」としての役割が促されます。
白衣を着ると、医療に取り組む意識が高まり「医療従事者」としての役割が促されます。
警官服を着ると、規律や法律を重んじる意識が高まり「警官」としての役割が促されます。
気分だけでなく役割を促す働きもあるのですから、服装が及ぼす心理的な影響は驚くべきものがあります。
こうした服装の力は「落ち着いた人」になりたい場合にも応用できます。
落ち着いた人になりたいなら、落ち着いた服装をしてください。
色でいえば、赤や黄などのにぎやかな服より、黒や紺などの落ち着いた服を選びます。
デザインでいえば、ロゴやキャラクター入りの服より、無地やシンプルな柄の服を選びます。
アクセサリー類も、ごちゃごちゃしたものは避けて、腕時計や結婚指輪など必要最低限のものにしておきます。
靴もベルトも持ち物も、デザイン性の高いものは避け、落ち着いたトーンで統一させます。
落ち着いた服装をすると「落ち着いた人」という役割が促されます。
心と精神が安定して、感情が安定するでしょう。
穏やかな性格となり、落ち着いた言動が増えるでしょう。
冷静な思考や判断が促され、動揺にも強くなるでしょう。
いつの間にか、落ち着いた人になっているはずです。
役割まで影響を及ぼす服装の力を、ぜひ利用してください。
ファッションは自由ですが、落ち着いた人になりたいなら、服装の選び方に工夫の余地ありです。
落ち着いた人だから、落ち着いた服をするのではありません。
落ち着いた服装をするから、落ち着いた人になるのです。
人の品性はどこに表れるのでしょうか。
「言葉遣い」です。
伝えることは同じでも、言葉遣いで相手に与える印象は大きく変わります。
言葉遣いが悪いと、悪印象につながって「品性がない」と判断されます。
言葉遣いが良いと、好印象につながって「品性がある」と判断されます。
シンプルですが、これが人生の真理です。
もちろん品性は言葉遣いだけで決まるわけではありませんが、重要なポイントの1つであるのは間違いありません。
上品な服を着ていようと、振る舞いが丁寧であろうと、言葉遣いが悪いと台無しです。
品性がないと判断されます。
どれだけ整った顔立ちをしていても、言葉遣いが悪いと、醜い顔に見えてきます。
「言葉遣いだけで品性を判断されてはたまらない!」と思う人もいるでしょう。
いくらそう思ったところで、残念ながらそういう世の中があります。
言葉は私たちにとって最も身近な道具です。
最も身近な道具だからこそ、使い方の良しあしにその人の内面が現れます。
美しい言葉遣いは、美しい音色と同じです。
響きが良くて、心が和み、優しい気持ちにさせてくれます。
言葉遣いの美しい人がいると、周りの人は「品があるなあ」「家柄がいいのかな」と感じるでしょう。
正しい敬語を身につけましょう。
目上の人ともスムーズに会話できるようになって人間関係の幅が広がります。
社会に出て仕事をしていると、年上の人と話す機会は多いでしょう。
役立つのはもちろん、あなたの好印象につながるのは間違いありません。
言いにくいことを伝えるときは、クッション言葉を使いましょう。
批判やクレームなどの厳しい言葉でも、クッション言葉があるだけで印象が和らぎ、スムーズに伝わるでしょう。
言葉の選び方には無数の選択肢があります。
どんな言葉を選ぶかは、その人の内面を表していることになります。
日頃から正しい言葉遣いを意識しましょう。
正しい言葉遣いに加え、美しい言葉遣いも心がけると、ますます好印象につながります。
正しい言葉遣いを身につけると、必ず人生で得をします。
品性を磨くなら、振る舞いやファッションはもちろんですが、言葉遣いにも注目です。
たかが言葉遣い、されど言葉遣い。
あなたの品性は、言葉遣いに現れるのです。
階段を上るときの足元を振り返ってください。
1段飛ばしをしていませんか。
もちろん1段飛ばしが悪いわけではありません。
私たちの日常では、早く階段を上がりたいと思うことがあるもの。
時には階段を1段飛ばしで上がることもあるでしょう。
1段飛ばしのほうがささっと階段を上っていけます。
1段飛ばしはちょっと大股になるだけのことなので難なくできるでしょう。
特別急いでいるときは、2段飛ばし・3段飛ばしで上がる人もいるかもしれません。
時間に余裕のないときは、それも悪くありませんが「落ち着き」を意識したいなら注意したいポイントです。
落ち着きを表現するなら、階段は1段ずつ上るのがエレガントです。
落ち着いた人は、階段を1段ずつ上がります。
焦っているときでも、1段飛ばしはありません。
ゆっくり落ち着いて、1段ずつ丁寧に足をつけて上がります。
足元も、つま先だけで上がるのではなく、きちんとつま先とかかとをつけて上ります。
階段を早く上がりたいときもあるでしょう。
急いでいるときは、足の動きを速くすることで上がるスピードを調整します。
どんなときでも1段ずつ上がるほうが、落ち着いている様子を表現できます。
結果として落ち着きを表現できるのです。
落ち着きを心がけているなら「階段は1段ずつ上がる」という当たり前を徹底してください。
特にフォーマルシーンでは意識を徹底しておきましょう。
1段ずつ上がることの意義は、落ち着きの表現だけではありません。
ゆっくり落ち着いて階段を上がることになるため、けがや転倒のリスクも下げます。
階段でつまずいて転げ落ちてしまうと、大きなけがになりやすい。
大きなけがは特別な場面で起こるとは限らず、意外と日常場面でも起こります。
特に階段は段差があってつまずきやすいため注意が必要です。
今まで特に気にせず1段飛ばしをしていたなら、今日から1段ずつ上がることを意識してみてください。
あなたの品格は、階段を上るときの足元に現れます。
むかむかしても、耐えなければいけないときがあります。
いらいらしても、我慢しなければいけないときもあります。
しかし、どんなに腹が立っても、逆上だけはいけません。
怒鳴ったり物を壊したり暴力を振るったりするのは最悪の結果です。
あとから悔やむのは間違いありません。
いったん逆上すると、修復できない傷になる可能性があります。
人に逆上すれば、絶交しなければいけないかもしれません。
上司に逆上すれば、会社を辞めないといけないかもしれません。
パートナーに逆上すれば、離婚しなければいけなくなるかもしれません。
たった1回の逆上で、人生をダメにしてしまう可能性もゼロではありません。
気分を害したときは、自分に対する挑戦だと考えるのです。
腹が立っても、歯を食いしばって我慢しましょう。
「どれだけ我慢できるか」という精神力を試す挑戦です。
重いダンベルを使って、筋トレをしているようなものです。
精神的に負荷があるから、精神力を鍛えられます。
「ここで我慢できれば、精神力がレベルアップする」
我慢を乗り越えたとき、人としての魂が磨かれます。
自分の精神力を鍛えている最中だと思えば、つらい我慢にも意義を見いだせるでしょう。
人前での逆上だけは避けること。
むかむかしても、いらいらしても、感情をしっかりコントロールできるようになることです。
エレベーターに乗ったとき、降りたいフロアのボタンを押します。
このとき連打で押していませんか。
パソコンのキーボードやゲームのコントローラーであれば、まだいいのです。
パソコン操作やゲームプレイでは、連打が必要になることがあるので特に不自然ではありません。
日常には連打が必要な場面があるのもたしかです。
しかし、エレベーターの場面では連打に要注意です。
連打をしたところで何かが変わるわけではありません。
早くドアが閉まるわけでも、早く移動できるわけでもありません。
ばしばし何度も押していると、ちょっと乱暴な様子が出てしまいます。
同乗者がいれば、音と動きに驚くでしょう。
ちょっと怒っている様子に見えることもあり、警戒されることもあるはずです。
あまり強く連打していると、故障の原因にもなりかねません。
連打は、品位を損なう行為です。
連打をすればするほど、余裕がなく焦っている感じが出てしまい、品も下がります。
上品を意識するなら、必要な場面を除き、連打は避けるのが賢明です。
エレベーターのボタンは、1回押すだけで十分です。
ボタンを押す際も、ゆっくりとした動作を心がけると、さらに上品な印象がアップします。
押した後に反応がなければ、もう一度押せばいいことです。
1回目の押し方と同じように、ゆっくりとした動作を心がけましょう。
エレベーターのボタンに限りません。
信号のボタンを押すとき、リモコンのボタンを押すとき、ドリンクバーのボタンを押すときも、心がけは同じです。
ボタンを押すときは「ゆっくり1回」を心がけましょう。
急いでいるときは連打をしたくなりますが、連打したところで結果が変わらないことを思い出してください。
常に落ち着きのある所作を心がけ、少しでも品性を高めていきましょう。
いつも言い訳をする人がいます。
遅刻をしたとき、素直に謝らず「渋滞のせいです」「電車遅延のせいです」と言い訳します。
仕事でミスをしても、素直に謝らず「タイミングが悪かっただけです」「電話がかかってきたせいです」と言い訳します。
正当に聞こえる言い訳をして、体裁を保ち、自己責任を回避しようとします。
言い訳をするのが天才的な人がいるものです。
こういう人は、言い訳をすることが「癖」になっています。
同じ動きを繰り返していると体が覚えて癖になるように、言い訳も繰り返していると体が覚えて癖になります。
ひとたび癖になると、条件反射で口走ってしまいます。
頭で考えるより、体が先に動くようになります。
これは良くありません。
言い訳をする人は信用されません。
言い訳をすればするほど信用を落とします。
信用されるためには、言い訳をしない人になることです。
日頃から言い訳をしている人は、言い訳をしない人になってください。
「今さら癖はどうしようもない」と思うかもしれませんが、誤解です。
今からでも癖は変えられます。
昔から言い訳ばかりしてきた人でも、希望はあります。
これまでと逆パターンに変えるだけです。
「言い訳をする癖」から「言い訳をしない癖」に変えましょう。
癖は残して、癖の中身だけを変えます。
言い訳をしそうになったら、喉のところでぐっと止めます。
口に出すのは「謝罪の言葉」と「自分の非を認める言葉」の2つだけです。
「申し訳ございませんでした」と謝罪をして「私のミスです」「私の責任です」と自分の非を認めます。
それをしっかり癖にします。
普段と逆パターンなので抵抗を感じますが、最初だけです。
続けていくうちに違和感が消え、だんだん慣れてきて、最終的には癖になります。
ひとたび癖になれば、いちいち意識しなくても自然とできるようになります。
難しく考えないでください。
「癖の中身を逆にするだけだね」とシンプルに考えればOK。
「言い訳する人」から「言い訳をしない人」に生まれ変わってください。
人生をスムーズに生きられるのは、言い訳をしない人です。
言い訳をしない人が、信用されるのです。
嫌な人がいたとき、どう接するかです。
学生時代までは嫌な人がいても関わらなければいいだけでした。
無視したり距離を置いたりすればOKでした。
しかし、社会に出て仕事をするとなるとそうはいきません。
嫌な人と一緒に仕事をしなければいけない場面の連続です。
相手と話すのも顔を見るのも嫌でしょう。
よりによっていちばん嫌いなタイプの人と仕事をしなければいけないこともあり、そんなときは職場に行くのも嫌になるものです。
嫌な人がいて悩んだときは、こう考えてください。
「対人スキルを磨くために存在する」と。
仲のいい人と付き合ってばかりでは、なかなか対人スキルは伸びません。
特別なことをしなくても相手と仲良くいられます。
気の合う人とはもともと相性がいいので、高い対人スキルは必要ありません。
本当に対人スキルが必要なのは、嫌な人と接するときです。
嫌な人がいたとき「むかつくなあ」「いらいらするなあ」で終わらせるのではありません。
「どうすればこの人とうまくやっていけるだろう」と考え、接し方を工夫してください。
対人スキルを磨くために存在しているのですから、抵抗を振り切って立ち向かうことです。
嫌な人に対して、どれだけスムーズに接していけるかです。
嫌悪感や苦手意識はあってもいいので、嫌な人ともできるだけスムーズに接することができるようになってください。
嫌な人から自慢話を聞かされたとき「すごいですね!」と言えるようになることです。
すでに知っているトリビアを聞いたとき、嘘でもいいので「目からうろこが落ちました!」と知らなかったふりをすることです。
お世辞の一言を言えるようになることも、対人スキルの1つです。
不快感を抱きつつも、きちんと笑顔で接します。
引きつった顔になっていてもいいのです。
嫌な人ににこにこしながら接するのは大変なことですが、これができれば対人スキルが磨かれます。
きちんと達成できれば「嫌な人とも一緒に仕事ができる」というスキルが身についたことになります。
時には本当に嫌で嫌で仕方ない相手もいるでしょう。
アレルギーを起こしそうなほど、100%嫌いなタイプの人もいるかもしれません。
そんな人には当たり障りのない接し方ができれば十分です。
最低ラインをクリアしたことになるので、堂々と胸を張れます。
あなたの対人スキルが向上すれば、人間関係におけるストレスが小さくなり、結果として自分のためになります。
「私の対人スキルを磨くために存在している」と思えば、むしろ感謝の念すら湧いてくるはずです。
嫌な人と一緒に仕事できるようになれば、もう怖いものはありません。
対人スキルは、会議・商談・プレゼンなど、普段の仕事にも生かされるでしょう。
ビジネスだけでなく、もちろんプライベートの人付き合いでも生かされます。
嫌な人と付き合うことができれば、仲のいい人とはもっとスムーズに付き合えるようになります。
大人になるとはどういうことでしょうか。
年齢を重ねるだけで大人になるとは限りません。
年齢は、意思や努力に関係なく誰でも重ねることができます。
ぼうっとしていても、時間さえ過ぎていけば年齢を重ねることができます。
年齢を重ねただけでは大人とはいいません。
大人になるためには「成長」が必要です。
成長につながることは数多くあります。
すべて大人に続く道です。
どれか1つが向上できていればいいわけでなく、総合的な向上が大切です。
大人になりたいなら、年齢より成長を重視してください。
大切なことは「昨日の自分より今日の自分のほうが成長できているか」です。
人生のすべては、成長のためにあります。
年齢を重ねただけの人にならないことです。
成人していても、成長のない人は、大人の皮をかぶった子どもです。
成長する人になってください。
成長につながることは、何でも積極的に取り組んでいきましょう。
「失敗してもいいからやってみる」の精神です。
チャレンジして失敗しても、成長できればガッツポーズで喜んでください。
未経験は、すべて成長のタネです。
つらいことも大変なことも、そこに成長のタネがあるなら取り組む価値があります。
少しでも成長ができたなら素直に喜んでください。
昨日の自分より成長していることが1つでもあればいい。
恥をかいたり結果を残せなかったりしても、そこに1ミリでも成長があれば、誇りを持って胸を張ることです。
それが「大きな人」であり「大人」ということです。
ドアや引き戸を「ばんっ」と閉めないことです。
私たちの日常生活には至るところにドアや引き戸があり、触れない日はないでしょう。
部屋やトイレにはドアがあり、台所や押し入れには引き戸が一般的です。
ドアや引き戸の開閉はいつもしていることですが、品性に関係するシーンの1つです。
乱暴な閉め方をすると、大きな音と振動が響きます。
周りの人を驚かせてしまい、びくっとさせてしまうでしょう。
「怒っているのかな」と誤解を招くこともあるかもしれません。
荒っぽい閉め方をすると、隣の部屋や上下の階まで聞こえることも少なくありません。
ドアや引き戸は壁と接しているので音や振動がよく響きます。
荒っぽい印象が出てしまい、品性の欠如につながります。
日頃から丁寧な閉め方を心がけたい。
ドアや引き戸を閉めるときは、音を立てないように閉めましょう。
特に注意したいのは、忙しいときや急いでいるときです。
時間に余裕がないときは所作が雑になりがちですが、こういうときこそ慎重になりたい。
まったく音を出さないようにするのは難しいですが、小さな音に抑えることならできるはずです。
できるだけ丁寧な閉め方をして、音が出ないように心がけましょう。
最近はクローザーの付いたドアや引き戸をよく見かけるようになりました。
クローザーが付いていれば、中途半端に手を離しても、ゆっくり自動で閉まります。
大きな音が出る心配もありません。
クローザーは便利な装置ですが、だからといって頼りすぎるのは良くありません。
途中で手を離す動作を体が覚え、癖になってしまいます。
世の中にはクローザーの付いていないドアや引き戸がたくさんあります。
クローザーの付いていないドアや引き戸を閉めるとき、いつもの癖で手を離してしまい、大きな音が響きます。
クローザーが付いていたとしても、最後まで手で丁寧に閉めたほうが上品です。
確実に静かな閉め方ができるのです。
用件に入る前の雑談が長くなっていませんか。
雑談はあっていいのです。
重苦しい空気や堅苦しい雰囲気があると、なかなか用件を言いにくいこともあります。
雑談には雰囲気を柔らかくして場を和ませる力があります。
雑談は、ショーの前座のようなものです。
前座で雰囲気を温めておけば本番が盛り上がりやすくなるように、雑談があると商談にもプラスの作用をもたらします。
商談では、いきなり用件から始めるより軽い雑談から始めたほうが、スムーズに進みやすくなるでしょう。
しかし、雑談はあっていいのですが、だらだら長くならないことが重要です。
余計な無駄話は不要です。
用件に入る前の雑談が長くなっていませんか。
いくら場を和ませるとは言え、度が過ぎると逆効果です。
ビジネスでは、スピードが命です。
余計な無駄話があると、貴重な時間を消耗します。
だらだら長々しい雑談は完全に無駄話であり、邪魔でしかありません。
商談における雑談は「1分」です。
できるだけ最小限に抑えたほうが、スマートな印象になります。
長くても「3分」が上限です。
3分を超えた雑談は余計な無駄話になってしまいます。
雰囲気がたるんでしまい、かえって商談に悪影響を及ぼすのです。
ゴルゴ13の主人公デューク東郷がクライアントと会ったときは、いつもシンプルな一言です。
「用件を聞こうか」
余計な無駄話はありません。
いきなり本題に入ろうとします。
相手の用件がぐだぐだしてわかりにくいときは「要点は何だ!」とぴしゃりと言い放ちます。
これがかっこいいのです。
必要最小限の雑談に抑えることで、お互いの時間を大切にできるのです。
とげのある言葉には注意しましょう。
たとえば、乱暴な言葉、冷たい言葉、下品で汚い言葉です。
とげのある言葉は相手を不快にさせたり嫌な気持ちにさせたりします。
とげのある言葉は刃物と同じです。
短い一言でも、相手にショックを与え、心を傷つけます。
時にはぐさりと深く突き刺さり、トラウマとして残り、人生に暗い影を落とすことがあります。
はるか昔に言われたことでも、意外とよく覚えているもの。
日頃から言葉遣いを意識しているあなたなら、とげのある言葉には注意を払っていることでしょう。
では、とげのある言葉だけ注意すれば十分かというと、そうではありません。
もうひとつ見落としがちなポイントがあります。
それが「とげのある雰囲気」です。
とげのある言葉だけでなく、とげのある雰囲気も、人を傷つけます。
とげのある雰囲気は刃物となり、空気を通していつの間にか相手を傷つけることがあります。
怖い雰囲気だったり、ぴりぴり張り詰めた空気だったり、不機嫌な態度や表情だったりです。
恐怖・緊張・威圧が伝わってくる嫌な空気があるでしょう。
言葉を発していなくても、相手にストレスを与える点は同じです。
雰囲気も、非言語メッセージの1つです。
とげのある雰囲気は相手の心を傷つけます。
とげのある言葉と同じように、時にはぐさりと突き刺さって、トラウマとして残ることもあります。
とげのある言葉に注意する人はいても、とげのある雰囲気に注意する人は少ないもの。
とげのある雰囲気も人に優しくありません。
「私は何も傷つけるようなことは言っていない」と主張しても、雰囲気を通して傷つくことがあります。
とげのある言葉に注意するのはもちろんですが、とげのある雰囲気にも注意を向けてください。
言葉も雰囲気も優しく柔らかいほうが、人に好かれます。
盲導犬になる訓練の1つに「急に大きな音を聞かせる」というメニューがあります。
たとえば、目の前で風船を割ったり、車のクラクションを鳴らしたりなどです。
急に大きな音が聞こえる状況は、日常ではまれにあること。
犬が、大きな音に驚いて急に走り出すと、事故につながる可能性があります。
目の不自由な人を正しく導くためには、盲導犬に平常心が求められます。
急に大きな音が聞こえても動揺しないよう、しっかり訓練を繰り返します。
そのため、しっかり訓練された盲導犬は、目の前で風船が割っても、動揺しないのです。
では、人間はどうでしょうか。
実は人間のほうが、大きな音に弱い場合があります。
大きな音が聞こえると、飛び上がったりうろうろしたり騒いだりしていませんか。
「何があったのだろうか」
疑問に思うまではいいのですが、慌てた行動は要注意です。
急に動くと、不注意を招きやすくなり、事故につながる可能性があります。
ちょっとした不注意が、命を危険にさらす可能性もあるのです。
盲導犬に負けてはいられません。
急に大きな音が聞こえても、慌てず落ち着いて対処しましょう。
急に大きな音が聞こえたときこそ、平常心です。
スピードを出すにはどうすればいいのでしょうか。
褒められたい気持ちを捨てることです。
世の中は今、承認欲求を満たされたい人であふれかえっています。
誰もが褒めてもらいがたっています。
「いいね」をもらうために頑張っている人が多い。
SNSは、コミュニケーションツールですが、承認欲求を満たすツールという側面もあります。
これほどSNSが人気になっている理由は、簡単に人とつながれることだけでなく、気軽に承認欲求を満たせることにあります。
もちろん承認欲求は悪いものではありません。
承認欲求があるのは人として自然なこと。
今に始まったことではなく、昔から誰にでもあることです。
人から認められて承認欲求が満たされれば、誰でも幸せを感じるのは間違いありません。
しかし、承認欲求がエスカレートして、四六時中考えるような「固執」の状態となると、話は変わります。
褒められたい気持ちが強くなればなるほど、スピードは出なくなります。
承認欲求を満たすためには、大なり小なり、スピードを犠牲にしなければいけなくなります。
褒められるためにお利口さんを演じなければいけなくなり、ストレスがたまる一方です。
他者評価を気にしなければいけないので、なかなか自分に集中できません。
褒められるような発言や行動が必要となり、そのために余分なエネルギーが消費されます。
褒められるような発言や行動をした後は、反応を見るための待ち時間が発生します。
ブレーキを踏む回数が増え、そのたびにスピードが損なわれるのです。
スピードを出すには、褒められたい気持ちを捨てることです。
「褒められなくてもいい」と思うことです。
「いいね」がなくても気にしないことです。
褒められたい気持ちを捨てれば、余計なことをしなくて済みます。
褒められるためにしている発言や行動の一切が不要となります。
人目を気にする必要がなくなって、自分のことや目の前のことに集中できます。
反応を見るための待ち時間もなくなります。
周りからの反応を気にしなくなることで、思いきりアクセルを踏めるようになる。
身も心も身軽になり、目的に向かって一直線に進めます。
自己評価の世界で生きられるので、これほど楽なことはありません。
褒められたい気持ちを捨てれば、スピードが出るのです。
いらいらしているときは、電話対応が雑になりがちです。
言葉遣いが乱れる。
話し方がぞんざいになる。
丁寧な受け答えができなくなる。
これは、電話をかけるとき受けるときも同じです。
感情を抑えているつもりでも、つい話し方に出てしまうもの。
知らず知らずのうちに、悪印象を与えていることがあります。
いらいらしているせいで電話対応が雑になると、相手も不快です。
「どうしたのだろう」と不安にさせるでしょう。
「感じが悪い」と悪印象につながることもあるでしょう。
電話は相手の顔が見えないからこそ、声や話し方がダイレクトに反映されます。
人間であるかぎり、感情をなくすのは難しいように思えます。
仕方ないことであり、厄介が問題に思えますが、この問題を解決するのは意外と簡単です。
いらいらしているときでも、一瞬で落ち着いて電話できる方法があります。
それは、電話機のそばに花を置くことです。
今すぐ電話機のそばに、花を置きましょう。
電話をするときは、花を見ながら話すだけでOKです。
花は、人を癒やす力があります。
美しい花は、それだけで価値があります。
癒やしの力があり、憩いの存在であり、私たち人間の心を穏やかにしてくれます。
見ているだけで優しい気持ちにさせてくれます。
どんなにいらいらしていても、美しい花を見ているうちに心が落ち着き、優しい気持ちを取り戻せるのです。
また電話機周辺の空気もきれいになります。
植物は、自然の空気清浄機です。
植物は、二酸化炭素を吸収して、新鮮な酸素を放出します。
空気がきれいになって新鮮な酸素を吸収すれば、脳の興奮もスムーズに収まります。
電話機の近くに花がないなら、今すぐ買いに行きましょう。
選ぶ花の種類は自由です。
直感的に「きれい」「美しい」「癒やされる」と感じた花を選ぶといいでしょう。
自分が癒やされるために買う花ですから、自分の感覚で選んでOKです。
電話機の近くに花を置くだけなので難しくありません。
誰でも簡単にできますが、効果は抜群です。
花はアクセントにもなるため、職場に華やかな雰囲気がアップします。
美しい花を見ながら、どうやって雑な電話ができるのでしょう。
「機会があれば」と言わず、ぜひ積極的に試してみてください。
美しい花を見ながら、雑な電話はできないのです。
本番前「緊張しないように」と考える人がいます。
「緊張しないように……。緊張しないように……」
自分に言い聞かせるように、何度も繰り返し考える人が多いのではないでしょうか。
よくありがちな光景ですが、これほど危険なことはありません。
実際は逆効果だからです。
嫌な汗がにじんできて、どんどん心臓の鼓動が強くなり、手足の震えが止まらなくなるでしょう。
普通に立っていることすら難しくなることも少なくありません。
「緊張しないように」と考えれば考えるほど、緊張に注意が向いてしまい、かえって緊張を高める結果となります。
なぜこのような逆現象が起こるのでしょうか。
それは「脳は否定が苦手だから」です。
ここであなたに面白いテストをします。
「ピンクのゾウをイメージしないように」と考えてください。
あなたは今、ピンクのゾウをイメージしたはずです。
「ピンクのゾウをイメージしないように」と考えたにもかかわらず、ますます考える結果となるのは不思議な現象です。
脳は否定が苦手です。
頭で何らかのフレーズを考えたとき、否定が抜け落ち、キーワードだけが残って強調されます。
そのため「ピンクのゾウをイメージしないように」と考えると、否定が無視され、ピンクのゾウをイメージする結果となるのです。
これと同じ現象が「緊張しないように」というフレーズにも当てはまります。
脳は否定を理解が苦手であるため「緊張しないように」と考えると、否定が無視され「緊張」というキーワードが強調されます。
「緊張しないように」と考えれば考えるほど、頭の中では「緊張」という言葉が反響し、トランジスターのように増幅されます。
緊張に注意が向いてしまい、かえって緊張を高めてしまい、逆効果となるのです。
では、本番前はどう考えるのがいいのでしょうか。
「リラックスするように」と考えましょう。
このフレーズには否定がありません。
あるのは「リラックス」という弛緩を促すキーワードだけです。
「リラックスするように」と考えることで、言葉の力が引き出され、ポジティブな自己暗示がかかります。
心身の緊張が和らいで、スムーズにリラックスできるのです。
「うるさい!」
子どもがにぎやかに騒いでいるとき、親が子どもを怒鳴りつける光景をときどき見かけます。
「今すぐ静かにしてほしい」
「うるさくて落ち着かない」
大声で子どもを叱ることで、今すぐ言うことを聞かせようとしているのでしょう。
叱るのはいいのですが、叱り方によっては、親のほうがうるさい場合があります。
騒いでいる子どもより大きな声で怒鳴ると、余計に周りの人の迷惑になります。
周りにいる人たちは「子どもよりあなたのほうがうるさいよ」と思うでしょう。
怒鳴った親を怖がった子どもは、今度は泣き始めます。
もっとうるさくなるという最悪の展開になるのです。
こういうときは、小声で「静かにしましょう」と言うほうがスマートです。
「小さな声では素直に言うことを聞いてくれない」と思うかもしれませんが、叱り方の問題です。
子どもの手を握りながら優しく目を見て語りかければ、小さな声でも、子どもはきちんと言うことを聞いてくれます。
「静かにしましょうね」
「静かにしたほうがいい子になれるよ」
「静かにしてくれたほうが、お父さん・お母さんは嬉しいな」
静かで落ち着いた叱り方なら、周りの迷惑になりません。
愛情のこもった言葉なら、周りの人も聞いていても気持ちいいでしょう。
恐怖や威圧で言うことを聞かせるのではありません。
気持ちを込めて、穏やかにしつけるのです。
朝にスタートダッシュをしようと思う人は、朝に頑張りがちです。
目覚ましが鳴ったら、しゅっと飛び起きる。
ぐっと気合を入れ、さっと仕事に取りかかる。
スタートダッシュは、その名のとおりスタートの瞬間にあるものですから、寝起き直後が重要に思われます。
しかし、ここに誤解があります。
朝のスタートダッシュは、当日の朝に決まるのではありません。
前日の晩に決まります。
ここで重要となるのは「睡眠」です。
いくら朝にスタートダッシュをしようにも、睡眠不足の状態ではうまくいきません。
眠い目をこすりながらスタートダッシュをするのは難しい。
猛烈な眠気があると頭がぼうっとして、思うようにダッシュできないでしょう。
気合を入れようにも、前日の疲れも残っていると力が出ません。
やる気やモチベーションもなかなか上がらないはずです。
あくびが止まらず、眠くて仕方ありません。
日中は倦怠感に悩まされ、思考力や集中力も発揮できないでしょう。
睡眠は人の三大欲求の1つですから、睡眠不足による悪影響は甚大です。
前日の晩の就寝時間が遅くなればなるほど、睡眠不足もひどくなり、翌朝のスタートダッシュの足かせとなります。
当日の朝は、すでに勝負が決まっています。
睡眠時間も睡眠の質も、それらを決めるのは前日の晩です。
当日にはどうすることもできません。
朝の目覚めは結果発表の時間なのです。
朝にスタートダッシュをしたいなら、大切なのは当日の朝ではなく前日の晩です。
十分な睡眠時間になるよう、早めの就寝を心がけましょう。
大量のアルコールや就寝直前の食事も避けることです。
お酒も注意したいポイントです。
「寝酒」という言葉があるように、たしなむ程度の少量の飲酒であれば問題ありませんが、大量の飲酒は控えるのが賢明です。
飲めば飲むほどアルコールの影響によって睡眠が浅くなります。
尿意を感じて目が覚めてしまい、夜中に何度もお手洗いに行くことになるでしょう。
就寝直前に食事を取ると、胃腸は就寝中に消化活動をしなければいけなくなり、それだけ睡眠の質も悪くなります。
飲みの誘いがあっても丁重に断ります。
見たい番組があるなら、当日に視聴するのではなく、録画して時間があるときに視聴すればいいことです。
熟睡ほど幸せな夜はありません。
睡眠は疲れを回復する時間であり、元気を充電する時間です。
十分な睡眠と高い睡眠の質を実現するからこそ、すっきり目覚めることができ、朝のスタートダッシュが可能となります。
雑用にはさまざまな種類があります。
コピー、掃除、ごみ捨て、お茶くみ、電話対応、資料整理。
そうした雑用を「雑」に処理する人がいます。
「雑用だから別に雑にやってもいいよね」と思っていて、荒っぽく適当な取り組み方になっています。
「雑用」という響きのためでしょうか。
たしかに雑用は、重要な仕事でもなければ、花形の仕事でもないでしょう。
価値が乏しく、ささいな仕事に感じるところがあるかもしれません。
どことなく雑にやってもいいような印象を受ける人もいるかもしれません。
いつの間にかいい加減な対応になっていることがあるものです。
しかし、雑用だから雑にやってもいいわけではありません。
雑用という響きに惑わされないことです。
軽微なことであれ簡単なことであれ、すべての雑用は「仕事」です。
仕事であるからには、責任が伴います。
たしかに重要な仕事や花形の仕事ではないかもしれませんが、職場に欠かせない仕事であることに変わりありません。
雑用に対する仕事姿勢をあらためることです。
雑用だから雑にするのではありません。
雑用だからこそ丁寧に取り組みましょう。
「とりあえずできれば良い」という姿勢ではなく「できるだけ最高を目指す」という姿勢になってください。
コピーを取るときは、ミスや間違いがないのはもちろん、できるだけスピーディーな対応を心がけます。
掃除をするなら、人目のつきにくい細かなところまできれいに行います。
ごみ捨ても、ただ処分して終わりではなく、ごみ箱本体もぴかぴかに掃除します。
お茶出しも、普通に出して終わりではなく、笑顔で「お疲れさまです」と言いながらできれば、好印象です。
電話対応も、普通の受け答えではなく、丁寧で礼儀正しい受け答えを意識します。
資料整理も、最低限の整理ではなく、最高の整理を目指したい。
雑用とはいえ、工夫できる余地はたくさんあって、プラスアルファの価値を加えることは可能です。
ほかの人と仕事で差をつけるなら、雑用こそ力を入れるポイントです。
雑用を頑張っても評価されないと思っているなら誤解です。
上司や先輩はきちんと見ています。
雑用を丁寧にしていると、上司や先輩は評価してくれます。
「雑用にもかかわらず丁寧だね。仕上がりも素晴らしい。この人に雑用ばかりやらせるのはもったいない」
丁寧な対応に感動して、あなたの評価がアップします。
そして、出世の道が開かれるのです。
多くの人が雑用を雑にしていますが、だからこそチャンスです。
あなただけはほかの人とは違って丁寧に取り組んでください。
雑用だから雑にするのではなく、丁寧にするのが正解です。
事故やトラブルが発生したとき、何を最優先にするべきでしょうか。
復旧・応急処置です。
事故やトラブルが発生したとき「何がいけなかったのだろう。どこが悪かったのだろう」と原因を追及したがる人がいます。
安全であるはずのことで事故が発生すると、原因が知りたくなるでしょう。
うまくいくと信じていたことがトラブルに見舞われると「なぜ?」「どうして?」と思うに違いありません。
たしかに原因が気になるところですが、それは後でもできることです。
1分1秒を争う緊急事態のときは、復旧・応急処置が最優先です。
出火したときは、まず火を消すことです。
事故で大けがを負ったときは、すぐ止血して手当を行うことです。
新システムのリリースで障害が発生したら、すぐ切り戻しを行って、元の状態に戻すことです。
原因追及は、復旧・応急処置が終わってから行えばいいことです。
復旧・応急処置が終われば、時間に余裕が生まれるので、原因追及にたっぷり時間を費やせます。
原因がわかれば、同じことが起こらないよう、対策を立てることもできます。
当たり前のことに思うかもしれませんが、緊急事態のとき、スムーズに判断できるとは限りません。
いざ緊急事態が発生したときは、パニックで頭が真っ白になり、正しく思考できないときがあります。
誰でも冷静を欠くと、思いもよらない行動と取ることが少なくありません。
「自分に限って大丈夫」という人ほど、心に油断が生まれているので注意が必要です。
「事故やトラブルが発生したときは、復旧・応急処置が最優先。原因追及は後で行う」
いま一度しっかり心に留めておきましょう。
冷静でないときに重要な意思決定を行わないことです。
感情が乱れが大きいときは、冷静なときではありません。
たとえば、焦っているとき、怒りを感じているとき、気分が落ち込んでいるときです。
感情的になっているときは、少なからず理性が失われていて、半分自分を見失っている状態です。
冷静でないときに重要な意思決定を行うと、ろくなことになりません。
「なんであんなものを買ってしまったのだろう」「どうしてあんな契約を結んでしまったのだろう」と悔やむのがオチです。
場合によっては取り返しのつかないトラブルに発展することもあります。
冷静でないときに重要な意思決定を行ってうまくいったことがあるなら、運が良かっただけです。
ヒヤリハットの1つです。
「良かった」と喜ぶのではなく「危なかった」と反省することが大切です。
そのときは運に恵まれましたが、次も運に恵まれるとは限りません。
こうしたことにならないためにも「重要な意思決定は冷静になっているときに行う」というルールを決めておくことです。
ルールが決まっていれば、とっさの場面でスムーズに対処できます。
「今は冷静でないから、重要な意思決定はやめておくのがいいね」となるでしょう。
冷静になっていないなら、冷静になるまで時間を置きます。
休憩やリフレッシュの時間をつくって、積極的に頭を冷やすのもいいでしょう。
少なくとも焦っているときは重要な意思決定を行わないのが賢明です。
重要な意思決定は冷静になっているときに行うものです。
重要な意思決定であればあるほど冷静な思考が必要となるため、一過性の衝動で先走ることがないようにしたい。
大きなお金や責任が伴うことであればあるほど、ミスをしたときの損害が大きくなるため冷静が欠かせません。
「重要な意思決定は冷静なときに行う。冷静でないときに重要な意思決定を行わない」
ルール厳守の誓いを立て、日頃からしっかり意識しておきましょう。
フルマラソンで途中棄権する人には、ある傾向があります。
途中でペースを上げすぎているのです。
一緒にランナーが途中からペースを上げると「負けてたまるか」と悔しくなり、ペースを上げてしまいます。
ペースを少し上げるくらいならいいですが、うっかり許容範囲を超えて、ペースを上げすぎてしまう。
周りの声援が大きいと、期待に応えたい気持ちもあり、意地を見せたくなります。
その結果、息苦しくなって限界に達し、途中棄権してしまうのです。
これは人生でも同じです。
夢に向かって仕事をしていると、周りに影響されることがあります。
自分より体力のある人。
自分より頭の回転が速い人。
自分より仕事のスピードが速い人。
自分よりペースの速い人がいると「負けてたまるか」と闘争心が燃えます。
さらにアクセルを踏んで、スピードアップを図ろうとするでしょう。
もちろん少しペースを上げる程度ならいいですが、上げすぎには要注意です。
マイペースを無視してどんどんペースを上げてしまうと、どこかで大きなミスや失敗をするでしょう。
凡ミスが増えたり、同じ失敗を繰り返したりします。
体力や資金の消耗が激しくなり、計画が狂います。
頭が混乱してパニック状態になり、自分らしくない行動をしてしまいます。
思わぬ体調不良を招くかもしれません。
周りに影響されペースを上げすぎると、フルマラソンのように途中棄権してしまうことになるのです。
積み重ねていた仕事も、途中で棄権すると、すべてが台無しになります。
自分のペースを死守することです。
自分のペースは、自分だけのもの。
もし影響されそうなら「人は人、自分は自分」と言い聞かせ、自分の仕事に集中しましょう。
自分に焦点を当てて、自分に集中します。
どうしても周りに影響されるなら、いっそのこと見ないようにするのも賢明な方法です。
離れたりブロックしたり視界から外したりなど、見ない工夫をすれば、相手の様子がわからないので影響もされなくなります。
マイペースを尊重して、自分の仕事に集中することです。
特に長丁場の仕事では、マイペースが勝負の鍵を握ります。
最後までマイペースを維持した人が、無事にフィニッシュできるのです。
「私は焦っていないから冷静になっている」と考える人がいます。
たしかに焦りを感じていなければ冷静になっているように思えますが、実際はわかりません。
ここで注意したいのは「焦りを感じていないから冷静とは限らない」という点です。
冷静の意味についておさらいしましょう。
冷静とは「感情に動かされることなく、落ち着いて思考できる状態のこと」をいいます。
別の言い方をすると「感情に乱れが生じている状態はすべて冷静とは言えない」ということです。
たとえば、不快な出来事があっていらいらしているとします。
焦りは感じていませんが、感情の波が乱れているので冷静になっているとは言えません。
落ち込むことがあって暗い気持ちになっているときがあるとします。
特別プレッシャーを感じているわけではありませんが、心に元気がない状態となっているので冷静になっているとは言えません。
ちょっとしたことではありますが、きちんと区別しておくことです。
「焦りを感じていない=冷静」と思っているなら、認識を改める必要があります。
焦りを感じていないから冷静とは限りません。
感情に波がなく、心が安定している状態のときを、冷静というのです。
大切な事実は、できるだけ早く知っておいたほうがいいのです。
「人生の楽しみがなくなる」と言う人がいますが、楽しみとは別です。
後悔しない生き方は、人生の早い段階で知っておくほうが、対処も早めにできます。
人生の大切な教訓は、気づくのに時間がかかることがあります。
個人の経験は、人それぞれですから、気づく時期も、人それぞれです。
とにかく早く気づくほうがいいのです。
社会人になって気づくより、学生のうちに気づいたほうがいい。
大人になって気づくより、子どものときに気づいたほうがいい。
「痛い目に遭わないとわからない」という考えに注意です。
「痛い目に遭わないとわからない」というのは、手遅れになる可能性があります。
健康の重要性は、失ってから気づくより、失う前に気づくほうがいい。
友人の重要性も、失ってから気づくより、失う前に気づくほうがいい。
仕事、勉強、人間関係、結婚、子育てなど、すべてそうです。
あらゆることにおいて、早めに知っておくほうが、吉です。
早く気づいて対処できれば、取り返しのつかないミスを未然に防げます。
結果として後悔しない人生を過ごすことができます。
往々にして、当たり前のことほど、重要である場合が多い。
ひどい経験をする前に気づいて、未然に防げるよう心がけることです。
そのために、日々の読書を習慣としましょう。
大切なことには印をつけましょう。
忘れそうなら、紙に書いて壁に張っておきましょう。
人は忘れる生き物ですから、それくらいしておかないといけないのです。
トイレの個室を利用しようとしたところ、すでに誰かが入っていました。
ドアノブのところが鍵マークや赤マークになっていると、使用中であることがわかります。
そばで待っていて、しばらくしてトイレから出てくれば、入れ替わりで入ります。
よくある普通の光景ですが、ときどき気になる光景を見かけます。
入れ替わりで個室に入る際、扉が閉まり切る前に入る人がいます。
時間にしてゼロ秒であり「完全に入れ替わりで入る」といった状態です。
もちろん生理現象がぎりぎりのときならわかるのです。
漏れそうなときは誰にもでもあります。
我慢の限界が近づいているときは1秒1秒が大切なので、扉が閉まり切る前に急いで入るでしょう。
しかし、そうした緊急の場合を除き、すぐトイレに入るのは要注意です。
普通に入れ替わりで入るだけですが、ポイントは印象です。
荒っぽい感じがあり、すっきりしない印象を与えることがあります。
トイレから出てきた人は「どうしたのだろう?」「ぎりぎりなのかな?」「急いでいるのかな?」など思うでしょう。
「トイレから出るのが遅い」「結構長く待ちました」「早くどいてくれ」といった悪印象を与える可能性もゼロではありません。
トイレから出てきた人は、ちょっと叱られたような感覚を覚え、もやもやするのです。
相手がトイレの個室から出てきたら、すぐ入るのではありません。
扉が閉まり切ってから利用しましょう。
心がけたいのは「3秒」です。
扉が閉まり切って、3秒置いてから利用します。
もたもたしているように感じるかもしれませんが、ほんの3秒です。
この3秒が「余裕」です。
入れ替わりで個室を利用する際、自然とゆったりした動きとなり、落ち着きが生まれます。
入れ替わりでトイレに入るだけのことですが、余裕と品性につながるポイントの1つです。
焦るのは悪いことではありません。
人間は完璧な生き物ではありません。
焦るのは誰にもでもあることです。
想定外や非常事態が発生すれば、誰でも焦りを感じます。
急に大きな異変が起これば、不安で落ち着かないのは当然のことです。
どれだけ精神を鍛錬した人でも、焦りを感じるのことはあります。
しかし、焦るのがいけないのではありません。
あたふたしているだけのことです。
実質的な悪影響が生まれているわけではありません。
仕事でミスをしたり、お金を失ったり、後悔が生まれたりしているわけではありません。
では何がいけないのかというと、焦って判断を誤ることがいけないのです。
焦っているときは、極めて判断を誤りやすいタイミングです。
「落ち着きを失っている=われを失っている」です。
落ち着きを失っているときは冷静な思考ができず、判断ミスのリスクが急上昇します。
仕事で凡ミスをしたり、当たり前の判断ができなくなったり、愚かな間違いを犯したりです。
視野も思考も狭くなったり、一時的にIQがぐっと下がったりします。
普段なら普通にできることができなくなり、仕事に支障を来すこともあります。
2次被害を招いて、ますます事態を悪化させてしまうケースも少なくありません。
焦ったまま行動すると、おかしな方向に暴走していくでしょう。
最悪の場合、取り返しのつかない後悔を生む可能性もゼロではありません。
焦ることがいけないのではなく、焦って判断を誤ることがいけないのです。
次のルールを徹底してください。
「焦っているときに重要な判断や決断を下さない。まず冷静を取り戻すことに集中する」です。
焦っているとき、感情に任せて判断を下すのではありません。
まず落ち着く時間をつくって冷静な思考を取り戻しましょう。
深呼吸をしたり、1人の時間を作ったり、問題を紙に書き出したりすると、どんどん焦りが消えて落ち着けるでしょう。
焦ったとしても、判断を誤ることさえなければ問題ありません。
重要な判断や決断であればあるほど「冷静な思考」が欠かせないのです。
なぜ冷静になりたいのでしょうか。
余計な疲れを感じたくないからです。
冷静を欠くと、疲労感が生まれます。
冷静でいることのメリットの1つは「疲れにくくなること」です。
怒り、焦り、いら立ち、嫉妬、憎しみ。
感情的になると、脳は強いストレスを感じるため、エネルギーの消耗が激しくなります。
感情的になればなるほどエネルギーの消耗が激しくなり、結果として疲れやすくなります。
特にエネルギーの消耗が激しい感情は「怒り」です。
激しい怒りを感じることは、激しい運動をするのと同じくらい疲れます。
自分の過去を振り返り、感情的になった場面を思い出してみてください。
強い怒りを感じた後、大きな疲労感に襲われたのではないでしょうか。
大きな仕事をしたわけでないにもかかわらず、どっと疲れを感じ、時には熱を出したこともあったでしょう。
感情的になった悪影響です。
感情的になればなるほど心の消耗が激しくなり、疲れも大きくなります。
激しい怒りは寿命まで縮めるほどの悪影響があるため注意が必要です。
余計な疲れを感じたくなければ、日頃から冷静でいるのがいちばんです。
「冷静の習慣をつくること=疲れにくい習慣をつくること」です。
冷静を心がけることは余計な疲れを回避することであり、体力の節約につながります。
上手に感情をコントロールして、日頃から穏やかな心で過ごしましょう。
不快なことは正面から受け止めるより、さらりとかわしましょう。
感情が安定すると、身も心も疲れにくくなります。
体重は変わらなくても、ちょっと軽くなったような感覚を覚えます。
日頃から感情の安定に努め、できるだけ明鏡止水の心で過ごしましょう。
冷静でいると、人生を生きやすくなるのです。
とっさに悪口を言いたくなりました。
むっとすることがあって、心がざわざわして、悪口を言いたい衝動に駆られることがあるでしょう。
悪口のセリフが頭に浮かんで、口が動き始めたその瞬間です。
あなたは頑張りました。
悪口を言ってはいけないと思い出し、口から出かかったところで止めました。
喉のところでぎりぎり踏ん張り、悪口をごくっと飲み込みました。
そんなときはきちんと自分を褒めてあげてください。
「偉い、頑張った、よく耐えた!」と。
我慢しただけですが、これは1つの達成です。
「きちんと自分をコントロールできた」という達成です。
ぎりぎりで危ないところでしたが、きちんと我慢ができたことは称賛に値します。
悪口は、一言でも言ってしまうとNGですが、思うまでは許容範囲です。
嫌な気持ちになるのは誰にでもあることで自然なこと。
大切なポイントは「実際に言うかどうか」です。
頭に悪口が浮かんで言いそうになっても、喉のところで止めればぎりぎりセーフです。
あなたには理性と自制心があることが証明されました。
成果物があるわけではありませんが、理性と自制心が働いて、きちんと自己抑制ができたのは間違いありません。
悪口を抑えたことで、あなたの脳の前頭葉は鍛えられ、以前よりも自己コントロール能力が高まりました。
目に見えない結果でも、達成があったことを認め、喜ぶことです。
その調子でどんどん前頭葉を鍛えていきましょう。
今回できたなら、きっと次もできるはずです。
我慢するたびに自分を褒めることができます。
悪口を我慢できたご褒美として、おいしいものを食べるのもいいですね。
悪口の我慢ばかりでストレスがたまりそうですが、心配は無用です。
悪口を我慢したストレスは、紙に書くことで吐き出してください。
書いて、書いて、書きまくる。
気が済むまで紙に書いた後は、細かく破って捨ててしまえば、スムーズにストレスを発散できます。
あたふたする状況になったとき、客観的に自分を見てみてください。
第三者の立場になったつもりで、他人の視点から自分を眺めてみましょう。
あたふたしているときには独特の様子があります。
荒い鼻息、焦っている表情、ちょこまかした動き。
自分としては必死の状況かもしれませんが、第三者の立場から見ると、ちょっと滑稽に見えるところがあります。
あたふたしている自分が幼く見えることもあれば、ちょっとまぬけに見えることもあるでしょう。
取り乱しているときは視野が狭くなっていて目の前しか見えていません。
余裕がなくていっぱいいっぱいかもしれませんが、一度足を止めて視点を変えてみることも大切です。
どれだけ大変な状況でも、他人にとっては関係ありません。
いっぱいいっぱいで半泣きになっているときでもいいのです。
余裕のなくてあたふたしている自分を笑ってしまいましょう。
できるだけ面白おかしいように受け止めてください。
「落ち着きがなくて子どもみたいだね」
「あらあら、ばたばたしていて、なんだか大変そうですね」
「こんなに慌てちゃって、かわいいったらありゃしない」
「ちょこまか動き回っていて小動物みたい」
「そんなに焦らなくてもいいのになあ」
大笑いするのも良し。
くすっと小さく笑うのも良し。
どれだけ笑ってもかまいません。
人に笑われるのはむっとしますが、自分で自分を笑うなら不快感はありません。
余裕がなくて笑える状況ではないかもしれませんが、そんなときは「開き直り」が役立ちます。
実際は大変な状況かもしれませんが、ここはひとつ開き直って、人ごとと思って笑ってみようではありませんか。
ひどい状況も、ある一線を越えると笑えてくるものです。
笑えないほど余裕がないならなおさら好条件です。
滑稽な自分を笑ってしまえば、だんだん楽しくなってきて、心に明るい気持ちが広がります。
なぜか不思議と元気も出てくるでしょう。
「なんとかなるだろう」という根拠のない考え方も生まれてくるでしょう。
笑いには、余裕と落ち着きをもたらす力があります。
笑うにつれて余裕が生まれ、気持ちも落ち着いてきます。
たくさん笑った後は、すっかり落ち着きを取り戻せているのです。
成功するための条件の1つが「冷静」です。
いつも感情に流されていては、スムーズな仕事は困難です。
感情のコントロールが未熟だと、冷静な思考できなくなって仕事に支障をきたします。
気分に流されることが多くなれば、周りを振り回すことが多くなるでしょう。
すぐ感情的になるのは、理性や自制心が乏しい証拠です。
すぐ感情的になっていると、頼りない印象を与え、人もついてこなくなります。
感情的な言動は、子どものすることです。
感動的な言動が目立つと、未熟で幼い印象を与え、仕事も信頼も失います。
いつも感情に流されていては、成功は夢のまた夢です。
成功どころか、普通に仕事をすることすら難しくなります。
一度でもキレてしまうと、すべての努力が水の泡になることも珍しくありません。
成功したければ、冷静になることです。
成功者には「冷静」という共通点があります。
世の中にいる成功者を見てください。
プロスポーツ選手、メディアで活躍する専門家、大きな事業を興して世の中を変えた経営者。
どの成功者も、気分や感情に流されず、冷静沈着な人であるはずです。
冷静な思考で物事を考え、冷静な言葉で話し、冷静な行動を取っています。
冷静になれば、精度の高い仕事が実現でき、大きな結果を出しやすくなります。
冷静は尊敬や人望にもつながるので、冷静であればあるほど多くの人が集まり、ついてくるようになります。
成功したければ、日頃から冷静を心がけてください。
もちろん一時的な冷静ではなく、常に冷静でいることを心がけたい。
冷静であれば、一つひとつの仕事を着実に遂行していけます。
冷静であればあるほど尊敬や人望が生まれ、期待感や存在感も出てくるので、人もついてくるようになります。
思いどおりにいかないことがあっても、冷静な思考と行動があれば乗り越えられます。
特に大きな責任が伴うことほど、深い思考・バランス感覚・幅広い視野が必要になるため、冷静の重要性が増していきます。
成功において、冷静はプラスに働くことはあっても、マイナスに働くことはありません。
冷静でいればいるほど、仕事も人生も着実なものとなり、建設的な未来を築いていけます。
冷静な人が成功するのです。