デザートにリンゴが出てきた場合は、どう食べればいいのでしょうか。
レストランでリンゴが出てくる場合「まるごと1つ」の状態が基本です。
「最初から切って出してよ」と思いますが、そうもいかない事情があります。
リンゴは酸化が早く、切ってしばらくすると茶色に変色をしてしまいます。
茶色の状態でサーブをするのは、鮮度といい見た目といい、エレガントではありませんね。
レストラン側としては、できるだけ新鮮な状態で食べてもらいたいため、切るのは客人に任せることが多いのです。
しかし、そういう事情はあれ、食べる側にすれば厄介ですね。
まず言うまでもなく、丸かじりは厳禁です。
では、リンゴはどう食べればいいのでしょうか。
一般的な切り方の1つをご紹介します。
まずリンゴをフォークで固定しながら、縦にナイフを入れて、2つに割ります。
もう一度2つに割り、4分の1の大きさにします。
フォークがやりにくければ、手で固定をしてもかまいません。
4分の1の大きさになったリンゴのタネをナイフで取った後、皮をむいていきます。
皮をむき終われば、ナイフとフォークを使って、一口サイズに切って食べます。
さて、この切り方は一例です。
基本的にリンゴのむき方に関しては、自由な切り方が許容されています。
リンゴのむき方は個人差が大きいため、自分の慣れている切り方がいいでしょう。
いきなり2つに割るのではなく、最初にリンゴ全体の皮をナイフでむいてしまう方法でもかまいません。
リンゴの皮をむく作業は、ある程度の技術を要します。
不器用でどうしても皮をむくのが苦手という人は、簡単な解決策があります。
給仕に「うまく切る自信がないので、切っていただけますか」と言えばいいのです。
切れないものを無理に切るより、給仕にお願いをしたほうがスマートです。