執筆者:水口貴博

未来が待ち遠しくなる30の言葉

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上司の大事な本番直前に、トラブルを報告しない。

上司の大事な本番直前に、トラブルを報告しない。 | 未来が待ち遠しくなる30の言葉

上司にトラブルを報告しなければいけないときがあります。

トラブルは、心理的な抵抗があって隠したくなるものですが、それはよくありません。

きちんと正直に報告することが必須です。

対応が遅くなれば、悪化する可能性があります。

トラブルの内容が重大であればあるほど、早めの報告が欠かせません。

トラブルであればあるほど、できるだけ早めの報告を心がけることが必須です。

ただし、早めの報告が必要とはいえ、例外として避けておきたいタイミングがあります。

上司の大事な本番直前です。

トラブルを報告するなら、上司の大事な本番直前は避けたほうがいい

「トラブルは、できるだけ早く報告しておくほうがいい」

そう思うかもしれませんが、やはり避けたいタイミングがあるものです。

トラブルを報告するとはいえ、上司の大事な本番直前は避けたほうがいいでしょう。

うっかり報告してしまうと、大きく動揺させてしまい、本番に支障を来す可能性があります。

トラブルを報告して、新たなトラブルを招くことになれば、笑うに笑えません。

たとえば、プレゼンの直前です。

上司が取引先の前で大事なプレゼンを行う直前、トラブルを報告すれば、ひどく動揺させてしまうでしょう。

トラブルのことが気になってしまい、大事なプレゼンに集中しにくくなるでしょう。

感情が乱れたりテンションが下がったりなどいいことはありません。

タイミングを考えずに報告すると、上司の仕事の邪魔をすることになりかねません。

指示や対処を求められても、本番直前は余裕がなく、冷静に思考できません。

上司をパニックにさせてしまい、判断ミスやケアレスミスを招く可能性があります。

報告のタイミングを考えることが、配慮

「トラブルだから急いで報告しただけ」

「何も間違ったことはしていない」

そう思うかもしれませんが、上司も感情を持った人間です。

部下としては「きちんと仕事をしただけ」と思っても、上司にとっては「仕事を邪魔された」と感じてしまいます。

「よりによって今、報告しなくても!」と怒らせかねません。

トラブルとはいえ、報告が少し遅くなっても問題ないこともあるでしょう。

もちろん緊急を要するものであれば別ですが、一般的なトラブルであれば、報告するタイミングを考えてください。

少なくとも軽微な内容であれば、本番直前の報告は避けておくのが賢明です。

上司に大事な本番が迫っているなら、直前は避け、終了後が適切です。

上司の状況が落ち着いてから報告すれば、冷静に対処できるでしょう。

これが配慮です。

賢明な上司であれば、あなたの心遣いに気づいてくれるでしょう。

タイミングを考えてくれたことを評価してくれるはずです。

未来が待ち遠しくなる言葉(25)
  • トラブルは、緊急を要するものを除き、上司の大事な本番直前に報告しない。
曖昧な発言をしていると、曖昧な人生になる。
はっきりした発言をしていかないと、人生は切り開けない。

未来が待ち遠しくなる30の言葉

  1. あなたは、未来を言い当てる占い師。
    自分で自分の未来を予言しよう。
  2. 将来への不安にくよくよするのではない。
    モチベーションに変えるのだ。
  3. 8時台にやってきた宅配便さんに感謝しよう。
    「早起きができた。
    ありがとう、宅配便さん」
  4. 休むとサボるは意味が違う。
    休むのはいいが、サボるのはいけない。
  5. 仕事ができない人は、やり直しを嫌がる。
    仕事ができる人は、快く受け入れる。
  6. どんなに落ち込んでいても腹は減る。
    空腹は、体からの励まし。
  7. 仕事がスムーズに進まないときもある。
    「たまにはこういうこともある」でいい。
  8. 「ほかの人にも優しくしているんでしょ」と言う人は、いずれ優しくされなくなる。
  9. レールを外れたのではない。
    自分の意思で選んだ道なのだ。
  10. ぴったり準備をするのがアマチュア。
    十分な準備をするのがプロ。
  11. コミュニケーションで大切なのは、何を言ったかではなく、相手にどう伝わったか。
  12. 私たちは「取り返しのつかない毎日」を送っている。
  13. ありのままの自分をさらけ出すことは、勇気を鍛えることになる。
  14. 頑張る節約は、たかが知れている。
    本当に節約効果があるのは、頑張らないこと。
  15. 指示される前に動くことを「ゲーム」と考えてみる。
  16. ため息が止まらないのは、体からの拒否サイン。
  17. 夢に向かって努力することを夢にする。
  18. 自分から「頑張る」「努力する」と言ってはいけない。
    自分から言うものではなく、人から言われるもの。
  19. くだらない質問をしてはいけない。
    ただし、されたときは、真剣に答える。
  20. 小さな趣味も、10年続ければ、偉大な結果になっている。
  21. もしものことを考えすぎてはいけない。
    限度を超えると、かえって毒になる。
  22. さあ、立ち上がれ!買ったまま読んでいない本を、今から読もう。
  23. 夢に未来の日付を加えるだけで、実現しやすくなる。
  24. 当たり前と思わないことを、当たり前にする。
  25. 上司の大事な本番直前に、トラブルを報告しない。
  26. 曖昧な発言をしていると、曖昧な人生になる。
    はっきりした発言をしていかないと、人生は切り開けない。
  27. 1位になって満足しない。
    次はぶっちぎりの1位を目指そう。
  28. 「隠れ家」のある人は、人生に強くなる。
  29. 年末には、きちんと来年の目標を立てよう。
    目標の有無は、人生の質に関わる。
  30. 10年前の10年後は、今日。
    10年後の10年前も、今日。

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