指示されて動いていませんか。
別に悪いことではありません。
言われた瞬間に取りかかり、素早く完了して、ミスもなければ、何も問題はないはずです。
きちんと実行できていて、トラブルもありません。
上司も「ありがとう」と感謝するでしょう。
しかし、十分とは言えません。
指示されて動くのは普通です。
指示されて動くなら、指示されないと動かないことになります。
指示されて動く姿勢では、出世や昇進は期待できないでしょう。
大切なことは、指示される前に動くことです。
上司になったつもりで、想像力を働かせてみましょう。
日頃から上司と接していれば、思考パターンや仕事の振り方がだんだんわかってくるはずです。
「次はこう来るだろう」
「次はきっとこんな指示をしてくるだろう」
「この仕事が終われば、次はこの仕事を指示されるだろう」
超能力者のように、上司の思考パターンが読めるようになるでしょう。
この理解を仕事に生かすのです。
上司の思考を先読みして、指示される前に動きましょう。
指示される前に動くのが面倒に感じるなら「ゲーム」と考えてみてください。
上司の思考を先読みする、推理ゲームです。
ゲームと考えてみると楽しくなります。
上司が驚く顔をイメージしながら指示される前に動きましょう。
「もう取りかかっているの?」
「よくわかったね。ちょうどお願いをしようとしていたところだよ」
「頭の中を読まれているようだ」
上司の驚く顔を見たいがために頑張ってみるのも面白いものです。
仕事は、人生の大半を占めています。
仕事を楽しむことは、人生も楽しむことになります。
普通の推理ゲームを解くのとは違い、上司の思考を読んで、指示される前に動くことは生産的です。
具体的な仕事の成果をもたらします。
上司から見ると「積極的な姿」として映り、評価や印象にプラスに働くでしょう。
指示される前に動いていけば、あなたが出世するのは時間の問題です。