執筆者:水口貴博

未来が待ち遠しくなる30の言葉

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ぴったり準備をするのがアマチュア。十分な準備をするのがプロ。

ぴったり準備をするのがアマチュア。十分な準備をするのがプロ。 | 未来が待ち遠しくなる30の言葉

アマチュアとプロの差はどこに現れるのか。

その1つは「準備」です。

準備とはいえ、アマチュアとプロとでは、考え方・取り組み方が大きく違います。

アマチュアの準備は「ぴったり」が特徴

アマチュアの準備は「ぴったり」が特徴です。

準備は大切と思っているものの、余計な手間暇はかけたくないと思っています。

多すぎず少なすぎず、ちょうどいい状態で準備します。

たとえば、必要な準備が「100」とすれば、ちょうど100の準備で済ませます。

そうすれば、準備の手間暇を最小限に抑えられ、無駄な労力を割かずに済みます。

もちろん、これはこれで問題ありません。

準備しないことに比べれば、きちんと準備ができているのですから素晴らしいといえます。

しかし、ここに落とし穴があります。

ぴったりの準備は、想定外のトラブルに弱い

ぴったりの準備は、スムーズにいくことが前提になっています。

トラブルなくスムーズにいけばいいですが、1つでも想定外のトラブルが発生すると、対応できません。

「そこまで考えていなかった! そこまで準備していない!」

大慌てをして、パニックになります。

仕事の質が落ちたり完了できなかったりなど、はっきりした悪影響が出てしまいます。

ぴったりの準備は、想定外のトラブルに弱いのです。

プロの準備の特徴は「十分」

一方、プロは違います。

プロの準備は「十分」が特徴です。

常に十分な準備を心がけます。

プロは「準備で本番が決まる」と思っています。

そのため、しっかり想像力を働かせ、潜在的なリスクを洗い出します。

あらゆる状況を想定して、万一のトラブルにも対応できるようにします。

「そこまで用意しなくてもいい」と言われるような準備までします。

プロは、準備にたっぷり時間をかける。

仕事をする時間より、準備をする時間のほうが長くなることもしばしばです。

そのため、仕事がスムーズにいくのはもちろんのこと、想定外のトラブルがあってもうまく対応できます。

常に素晴らしい結果を安定して発揮できるのです。

仕事の差がつくのは「準備」にある

あなたの準備はどちらでしょうか。

「ぴったりの準備」でしょうか。

「十分な準備」でしょうか。

仕事の差がつくのは「準備」にあります。

プロになりたいなら、十分な準備を心がけましょう。

時間と労力が許すかぎり、しっかり準備をしておくことです。

「無駄になるかもしれない」と思いつつも、少しでも可能性があるなら、万一に備えて準備をしておくことです。

準備をして使わなかった部分があったとしても、無駄にはなりません。

準備のプロセスは経験値として蓄積され、成長に変わり、プロとしての品格を高めるのです。

準備をして、しすぎることはありません。

しっかり準備ができていればいるほど、本番の仕事の質を高めます。

未来が待ち遠しくなる言葉(10)
  • 「ぴったりの準備」より「十分な準備」を心がける。
コミュニケーションで大切なのは、何を言ったかではなく、相手にどう伝わったか。

未来が待ち遠しくなる30の言葉

  1. あなたは、未来を言い当てる占い師。
    自分で自分の未来を予言しよう。
  2. 将来への不安にくよくよするのではない。
    モチベーションに変えるのだ。
  3. 8時台にやってきた宅配便さんに感謝しよう。
    「早起きができた。
    ありがとう、宅配便さん」
  4. 休むとサボるは意味が違う。
    休むのはいいが、サボるのはいけない。
  5. 仕事ができない人は、やり直しを嫌がる。
    仕事ができる人は、快く受け入れる。
  6. どんなに落ち込んでいても腹は減る。
    空腹は、体からの励まし。
  7. 仕事がスムーズに進まないときもある。
    「たまにはこういうこともある」でいい。
  8. 「ほかの人にも優しくしているんでしょ」と言う人は、いずれ優しくされなくなる。
  9. レールを外れたのではない。
    自分の意思で選んだ道なのだ。
  10. ぴったり準備をするのがアマチュア。
    十分な準備をするのがプロ。
  11. コミュニケーションで大切なのは、何を言ったかではなく、相手にどう伝わったか。
  12. 私たちは「取り返しのつかない毎日」を送っている。
  13. ありのままの自分をさらけ出すことは、勇気を鍛えることになる。
  14. 頑張る節約は、たかが知れている。
    本当に節約効果があるのは、頑張らないこと。
  15. 指示される前に動くことを「ゲーム」と考えてみる。
  16. ため息が止まらないのは、体からの拒否サイン。
  17. 夢に向かって努力することを夢にする。
  18. 自分から「頑張る」「努力する」と言ってはいけない。
    自分から言うものではなく、人から言われるもの。
  19. くだらない質問をしてはいけない。
    ただし、されたときは、真剣に答える。
  20. 小さな趣味も、10年続ければ、偉大な結果になっている。
  21. もしものことを考えすぎてはいけない。
    限度を超えると、かえって毒になる。
  22. さあ、立ち上がれ!買ったまま読んでいない本を、今から読もう。
  23. 夢に未来の日付を加えるだけで、実現しやすくなる。
  24. 当たり前と思わないことを、当たり前にする。
  25. 上司の大事な本番直前に、トラブルを報告しない。
  26. 曖昧な発言をしていると、曖昧な人生になる。
    はっきりした発言をしていかないと、人生は切り開けない。
  27. 1位になって満足しない。
    次はぶっちぎりの1位を目指そう。
  28. 「隠れ家」のある人は、人生に強くなる。
  29. 年末には、きちんと来年の目標を立てよう。
    目標の有無は、人生の質に関わる。
  30. 10年前の10年後は、今日。
    10年後の10年前も、今日。

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