執筆者:水口貴博

未来が待ち遠しくなる30の言葉

18

自分から「頑張る」「努力する」と言ってはいけない。自分から言うものではなく、人から言われるもの。

自分から「頑張る」「努力する」と言ってはいけない。自分から言うものではなく、人から言われるもの。 | 未来が待ち遠しくなる30の言葉

「私は頑張っています」

「私は努力しています」

熱意のある人がよく口にするセリフです。

ここに不自然があることにお気づきでしょうか。

  • 「頑張る」
  • 「努力する」

日常でよく聞かれる2つの言葉ですが、注意したいポイントです。

人から「頑張っているね」「努力しているね」と言われるのはOKですが、自分から言うのはNGです。

自分から「頑張っています」「努力しています」と言うと、急に軽々しく聞こえます。

「わかってほしい」「認めてもらいたい」という感じが出てしまいます。

あるいは、そう誤解されやすくなります。

言葉の裏から承認欲求が見え隠れします。

自分ではそんなつもりはなくても、自分から言うことで、言葉の響きが急に軽くなります。

プロスポーツ選手やオリンピック選手を思い出してください。

「本当に頑張りました」

「たくさん努力してきました」

ずけずけ自分から言う人はいないはずです。

自分から言わない代わりに、周りから「あの人は頑張っている」「努力している」と言われます。

ここで大切なことがあります。

「頑張る」「努力する」という言葉は、自分から言うものではありません。

人から言われるものです。

社会人であれば「頑張るのが普通」「努力して当然」になる

自分から「頑張っています」「努力しています」と言わないことです。

急に軽々しく聞こえます。

自分から「頑張っています」「努力しています」と言って許されるのは、学生までです。

学生であれば、親や先生から「偉い」「すごいね」と褒められるでしょう。

しかし社会人になれば、自分から言うのは控えておくことです。

自分から「頑張る」「努力する」と言うのは、まだそれを特別な行為だと思っている証拠です。

社会人であれば「頑張るのが普通」「努力して当然」です。

特別な行為ではなく、普通の行為です。

うっかり自分から言おうものなら、失笑を買うことになるでしょう。

「では、普段は頑張っていないのですか。普段は努力していないのですね」と誤解されかねません。

仕事に対する姿勢を疑われることになるでしょう。

プロであればあるほど、言う立場ではなく、言われる立場になる

プロは、自分から「頑張る」「努力する」とは言いません。

ただ黙々と打ち込んでいて、結果を出し続けています。

口数を減らし、行動力で見せていきます。

自分の使命を果たすために、全身全霊で打ち込んでいます。

そもそも自分に合ったことをしているので、一生懸命という感覚はありません。

涼しい表情をしながら、すらすらやってのけます。

トレーニングもルーティンワークも、普通のこととして日常的に取り組んでいます。

膨大な仕事をこなしているにもかかわらず、本人は平気な様子です。

どんどん結果を出している様子を見て、周りは驚きます。

「あの人は努力している。頑張っている」と評価します。

プロであればあるほど、言う立場ではなく、言われる立場になります。

世の中には、そういう構図があります。

未来が待ち遠しくなる言葉(18)
  • 「頑張る」「努力する」を、自分から言わないようにする。
  • 自分から言うのではなく、人から言われるようになる。
くだらない質問をしてはいけない。
ただし、されたときは、真剣に答える。

未来が待ち遠しくなる30の言葉

  1. あなたは、未来を言い当てる占い師。
    自分で自分の未来を予言しよう。
  2. 将来への不安にくよくよするのではない。
    モチベーションに変えるのだ。
  3. 8時台にやってきた宅配便さんに感謝しよう。
    「早起きができた。
    ありがとう、宅配便さん」
  4. 休むとサボるは意味が違う。
    休むのはいいが、サボるのはいけない。
  5. 仕事ができない人は、やり直しを嫌がる。
    仕事ができる人は、快く受け入れる。
  6. どんなに落ち込んでいても腹は減る。
    空腹は、体からの励まし。
  7. 仕事がスムーズに進まないときもある。
    「たまにはこういうこともある」でいい。
  8. 「ほかの人にも優しくしているんでしょ」と言う人は、いずれ優しくされなくなる。
  9. レールを外れたのではない。
    自分の意思で選んだ道なのだ。
  10. ぴったり準備をするのがアマチュア。
    十分な準備をするのがプロ。
  11. コミュニケーションで大切なのは、何を言ったかではなく、相手にどう伝わったか。
  12. 私たちは「取り返しのつかない毎日」を送っている。
  13. ありのままの自分をさらけ出すことは、勇気を鍛えることになる。
  14. 頑張る節約は、たかが知れている。
    本当に節約効果があるのは、頑張らないこと。
  15. 指示される前に動くことを「ゲーム」と考えてみる。
  16. ため息が止まらないのは、体からの拒否サイン。
  17. 夢に向かって努力することを夢にする。
  18. 自分から「頑張る」「努力する」と言ってはいけない。
    自分から言うものではなく、人から言われるもの。
  19. くだらない質問をしてはいけない。
    ただし、されたときは、真剣に答える。
  20. 小さな趣味も、10年続ければ、偉大な結果になっている。
  21. もしものことを考えすぎてはいけない。
    限度を超えると、かえって毒になる。
  22. さあ、立ち上がれ!買ったまま読んでいない本を、今から読もう。
  23. 夢に未来の日付を加えるだけで、実現しやすくなる。
  24. 当たり前と思わないことを、当たり前にする。
  25. 上司の大事な本番直前に、トラブルを報告しない。
  26. 曖昧な発言をしていると、曖昧な人生になる。
    はっきりした発言をしていかないと、人生は切り開けない。
  27. 1位になって満足しない。
    次はぶっちぎりの1位を目指そう。
  28. 「隠れ家」のある人は、人生に強くなる。
  29. 年末には、きちんと来年の目標を立てよう。
    目標の有無は、人生の質に関わる。
  30. 10年前の10年後は、今日。
    10年後の10年前も、今日。

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