くだらない質問をしてはいけません。
初歩的な質問、低俗な質問、価値のない質問。
油断していると、うっかりくだらない質問をしてしまうことがあるもの。
くだらない質問はくだらない。
くだらない質問は相手に失礼です。
質疑応答の時間にくだらない質問をすると、相手は眉をひそめるでしょう。
相手は「いちいち真面目に答えるのがばかばかしい」と思うはずです。
あまり深く考えないで、思いつきで質問していると誤解されるでしょう。
質問者に知性が感じられず、悪い印象を持つでしょう。
相手はまともに答えてくれないのがオチです。
「もうあなたからの質問は受け付けません」と、今後の質問を禁止される可能性もゼロではありません。
くだらない質問をしないように注意しましょう。
では、くだらない質問をされたときも答えなくていいかというと、ここが大切なポイントです。
くだらない質問をされたときは、真剣に答えてください。
それは自分のためになるからです。
くだらない質問をされたら、真剣に答えましょう。
簡単に答えられそうですが、実際はどうでしょうか。
意外と大変であることに気づくはずです。
言葉に詰まることも少なくありません。
くだらない質問を答えようとすると「物事の根本」を考えることになるため、思考力が要求されます。
初歩や基本に立ち返って考えることになるでしょう。
別の角度から物事を見ることになるでしょう。
普段考えないことを考えることになるでしょう。
「そういう見方もあるのか!」と気づきが得られることもあるはずです。
物事の根本は、わかっているようでわかっていないことが多いもの。
くだらない質問に答えることは、初心に返る働きがあり、自分の思考と理解を深めることにつながるのです。
もちろんくだらない質問に真剣に答える姿勢も、好印象につながります。
質問者は「こんなくだらない質問にも、きちんと答えてくれている」と誠実な印象を受けるでしょう。
くだらない質問に逃げない姿勢は、必ず評価されます。
くだらない質問に答えることは、お互いにとってプラスなのです。