曖昧な発言をしないことです。
「やりたいかもしれません」
「行きたいような、行きたくないような」
「好きでもないが、嫌いでもない」
「別に意味はありません」
「なんとなく思いました」
こうした発言に心当たりがあればイエローカードです。
曖昧な発言は、意味の範囲が広いため便利で使いやすい。
責任もなく具体性もないので、軽い気持ちで発言できます。
だからといって安易に曖昧な発言をしないことです。
曖昧な発言をしていると、それ相応の人生になってしまいます。
曖昧な人生になってしまいます。
曖昧な発言をしていると、きちんと意味が伝わりません。
相手は「だから何?」「何が言いたいの?」と困惑するでしょう。
あなたが何を希望しているのかがわかりません。
こちらの意図がはっきりしないと、相手もきちんとリアクションを返せません。
曖昧な発言は、誤解を生むことにもなりかねません。
やる気があっても「やる気がない」と解釈されるでしょう。
曖昧な言い方は、それとなく断ろうとしていると誤解されることも少なくありません。
誤解を招くのはあなたにとっても不本意のはずです。
曖昧な発言をしているかぎり、人生は切り開けません。
人生を切り開くには、はっきりした発言が必要です。
「これがやりたい」
「ここに行きたい」
「この仕事がしたい」
「こんな考えです」
「こういう意味があります」
はっきりした発言を心がけてください。
はっきりした発言をするから、あなたの考えがきちんと相手に伝わります。
相手は「あなたはこうしたいのですね」「これが希望なのですね」とわかり、具体的なリアクションを返していけます。
主体性が生まれ、あなたのアイデンティティーが伝わるでしょう。
はっきりした発言には覚悟と責任が伴いますが、だからこそいいのです。
びしっと気合が入ってパワーと勢いが生まれます。
そのインパクトが人生を切り開く力になるのです。
もちろん時には摩擦を生むこともありますが、無駄なことではありません。
必要な摩擦はきちんと経験しておくことです。
曖昧なままにしておくより、はっきりさせておくほうがお互いのためです。
はっきり発言するからこそ自分が求めている人生を歩めます。
「はっきりした発言=人生の扉」です。
はっきりした発言をするたびに、人生の扉を開いていけます。