執筆者:水口貴博

時間の使い方が上手になる30の方法

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エレベーターに依存しない。時と場合によっては、エレベーターより階段のほうが早い。

エレベーターに依存しない。時と場合によっては、エレベーターより階段のほうが早い。 | 時間の使い方が上手になる30の方法

エレベーターを使うか、階段を使うか。

それが問題です。

ビルでフロアを移動する際、無条件にエレベーターを使っていませんか。

目の前にエレベーターがあるなら、特に深く考えることなく、エレベーターを選ぶ人も多いでしょう。

もちろん一般的には、階段よりエレベーターのほうが早く移動できます。

到着したエレベーターに乗って、ボタンを押すだけで、目的のフロアに到着します。

「階段は疲れるから使いたくない」と思う人もいるでしょう。

「せっかくエレベーターがあるのだから使わないと損」と思う人もいるでしょう。

移動するフロアが離れているなら、移動手段がエレベーターしかない場合があるのも事実です。

しかし「階段よりエレベーターのほうが早い」と考えるのは先入観です。

エレベーターに依存しないことです。

時と場合によっては、エレベーターより階段のほうが早い場合があります。

たとえば、行き先が1つ上のフロアの場合です。

1つ上のフロアなら、エレベーターより階段を使ったほうが早い場合があります。

エレベーターが来るまで時間がかかりそうなら、じっと待っているより階段を使ったほうがスムーズです。

肉体的に少し疲れるかもしれませんが、精神的にいらいらしなくて済みます。

エレベーターに行列ができていると、人数制限のため、1回では乗り切れない可能性もあります。

エレベーターがやってきても、満員のため、見送らなければいけないときもあります。

2つや3つ上のフロアの場合でも、エレベーターより階段を使ったほうが早い場合もあります。

階段を使って歩くと少し疲れますが、デメリットとは言い切れません。

考え方によっては「時間の節約」「ストレス発散」「気分転換」というメリットになります。

疲れたとしても「いい運動になる」と思えば、ポジティブに変わります。

上手に時間を使うためには、きちんと足を使うことです。

どんなときでもエレベーターを使いたがるのは、エレベーター依存に陥っている状態です。

当たり前の行為でも、気づかないうちに時間を無駄にしていることがあります。

無条件にエレベーターを使うのではありません。

時と場合に応じて、階段とエレベーターを使い分けるといいでしょう。

時間の使い方が上手になる方法(15)
  • エレベーターより階段のほうが早そうなら、階段を使う。
座ってすると、スピードが遅くなる。
立ってすると、スピードが速くなる。

時間の使い方が上手になる30の方法

  1. 時間を制する者は、人生を制する。
  2. 時間の質を上げる基本は、集中力。
  3. しっかり睡眠時間を取ることで、仕事の生産性が高まる。
  4. 「時間をいただいている」と考えると、時間意識が向上する。
  5. 計画も予定も、きれいでなくていい。
    大まかで十分。
  6. 予定表は、決まる前に書き始めていい。
  7. 「忙しい」という口癖がある人にかぎって、時間にルーズ。
  8. 時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなる。
  9. 自分の忙しさをアピールするのはNG。
    相手の忙しさを尊重するのはOK。
  10. 忙しいときほど、すらすら本が読める。
  11. 尿意を我慢しないことが、時間の質を高める。
  12. メモは、きれいな字にこだわらなくていい。
    汚い字でも、自分が読めればOK。
  13. 時間がなくなる原因は、完璧主義のせいかもしれない。
  14. 空いた時間に勉強しようとすると、一生勉強できない。
  15. エレベーターに依存しない。
    時と場合によっては、エレベーターより階段のほうが早い。
  16. 座ってすると、スピードが遅くなる。
    立ってすると、スピードが速くなる。
  17. 移動時間をぼうっと過ごすのではない。
    少しでも有効に活用して、建設的な時間を過ごすのだ。
  18. 待ち時間は、メンタルを鍛える機会になる。
  19. 時間がないから諦めるのではない。
    時間がないからやってみる。
  20. 見たいテレビ番組は、リアルタイムで見ない。
    原則として録画で見る。
  21. 時間の言い方が曖昧だと、相手の迷惑になることもある。
  22. 時間の使い方が上手な人と付き合うと、時間の使い方が上手になる。
  23. 受験時代は、時間管理能力を高める絶好の時期。
  24. お礼を言う時間がないほど忙しいなら、すでに仕事は破綻している。
  25. デジタル時計よりアナログ時計のほうが、時間感覚が研ぎ澄まされる。
  26. 1日10分の読書をばかにしない。
    蓄積と継続は、必ず大きな山になる。
  27. 時間の使い方が上手な人は、クイックとスローを使い分ける。
  28. 時間が節約できても、不幸になっては意味がない。
  29. 後回しにしている仕事の大半は、今すぐできる。
  30. 時間の使い方について考えることを、わくわく楽しもう。

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