執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。

エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

エレベーターについても、もちろんマナーがあります。

ただ乗り降りすればいいと考えがちなエレベーターも、実は「乗り降りの順番」があります。

まず次の鉄則を、頭にしっかり入れておきましょう。

「案内する人が先に乗り、後から降りる」という順番です。

この基本1つさえ知っておけば、たいてい大恥をかくことはありません。

難しく考える必要はないのです。

では、ここで問題です。

あなたが来客に対して、エレベーターを使って案内します。

自分と来客、どちらが先に乗りますか。

簡単ですね。

「案内をする自分から先に乗る」が正解になります。

私は新人のころ、このマナーを逆に覚えてしまっていて、いつも大恥をかいていました。

お客さまが大切だという気持ちがあったため、エレベーターに先に乗っていただき、私は後から乗っていたのです。

これではお客さまが案内する立場ですね。

知らないとはいえ、今、思い出しても赤面する失敗です。

エレベーターの中ではもちろんひそひそ話は慎み、携帯電話の使用も控えるようにしましょう。

エレベーターから降りるときには、先にお客さまから降りていただき、案内をする立場の人間が後から降ります。

万が一に備え「開」のボタンを押しながらドアを手で押さえる配慮があれば、満点です。

社会人としての訪問・来客マナー(20)
  • エレベーターでは、案内をする人が先に乗り、後から降りる。
ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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