執筆者:水口貴博

時間の使い方が上手になる30の方法

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時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなる。

時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなる。 | 時間の使い方が上手になる30の方法

時間がないと愚痴っている人がいます。

「ああ、時間がない」

「どうして自分はこんなに時間がないのだろうか」

「もっと時間があればいいのになあ」

「時間の貧乏神にでも取りつかれているのかなあ」

「時間を奪う仕事が憎い」

時間不足に不満があり、ストレスもため込み、あれこれ愚痴を言っています。

たしかに時間がなければ、不平不満の1つも言いたくなるでしょう。

愚痴ることでストレス発散をしている意味もあるのかもしれません。

時間はないが、ストレスはある。

「時間がない」と愚痴ることで少し気持ちが軽くなっているなら、無意味とも言い切れないでしょう。

しかし、時間がないと愚痴る人は、改善されない原因が自分にもあることに気づいていません。

愚痴ることに時間を使っているから、ますます時間がなくなります。

愚痴ることに労力を使っているから、ますます仕事が遅れます。

自分で自分の首を絞めている状態です。

明らかに悪循環です。

時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなるのです。

時間不足を愚痴ったところで、何も生まれません。

時間がないと愚痴る時間や労力があるなら、時間不足の改善に使うことです。

余計な仕事を減らしたり、誰かに仕事を手伝ってもらったり、仕事の効率やスケジュールを見直したりです。

いったん引き受けた仕事でも、仕事量を減らしたり、締め切りを延ばしたりする手だてがあるはずです。

時には仕事を断る勇気も必要です。

そのほうが、少なくとも建設的です。

時間も体力も有限だからこそ、有効活用が大切です。

時間不足の愚痴をやめたとき、改善の扉が開くのです。

時間の使い方が上手になる方法(8)
  • 時間がないと愚痴る時間や労力があるなら、改善のために使う。
自分の忙しさをアピールするのはNG。
相手の忙しさを尊重するのはOK。

時間の使い方が上手になる30の方法

  1. 時間を制する者は、人生を制する。
  2. 時間の質を上げる基本は、集中力。
  3. しっかり睡眠時間を取ることで、仕事の生産性が高まる。
  4. 「時間をいただいている」と考えると、時間意識が向上する。
  5. 計画も予定も、きれいでなくていい。
    大まかで十分。
  6. 予定表は、決まる前に書き始めていい。
  7. 「忙しい」という口癖がある人にかぎって、時間にルーズ。
  8. 時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなる。
  9. 自分の忙しさをアピールするのはNG。
    相手の忙しさを尊重するのはOK。
  10. 忙しいときほど、すらすら本が読める。
  11. 尿意を我慢しないことが、時間の質を高める。
  12. メモは、きれいな字にこだわらなくていい。
    汚い字でも、自分が読めればOK。
  13. 時間がなくなる原因は、完璧主義のせいかもしれない。
  14. 空いた時間に勉強しようとすると、一生勉強できない。
  15. エレベーターに依存しない。
    時と場合によっては、エレベーターより階段のほうが早い。
  16. 座ってすると、スピードが遅くなる。
    立ってすると、スピードが速くなる。
  17. 移動時間をぼうっと過ごすのではない。
    少しでも有効に活用して、建設的な時間を過ごすのだ。
  18. 待ち時間は、メンタルを鍛える機会になる。
  19. 時間がないから諦めるのではない。
    時間がないからやってみる。
  20. 見たいテレビ番組は、リアルタイムで見ない。
    原則として録画で見る。
  21. 時間の言い方が曖昧だと、相手の迷惑になることもある。
  22. 時間の使い方が上手な人と付き合うと、時間の使い方が上手になる。
  23. 受験時代は、時間管理能力を高める絶好の時期。
  24. お礼を言う時間がないほど忙しいなら、すでに仕事は破綻している。
  25. デジタル時計よりアナログ時計のほうが、時間感覚が研ぎ澄まされる。
  26. 1日10分の読書をばかにしない。
    蓄積と継続は、必ず大きな山になる。
  27. 時間の使い方が上手な人は、クイックとスローを使い分ける。
  28. 時間が節約できても、不幸になっては意味がない。
  29. 後回しにしている仕事の大半は、今すぐできる。
  30. 時間の使い方について考えることを、わくわく楽しもう。

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