執筆者:水口貴博

時間の使い方が上手になる30の方法

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座ってすると、スピードが遅くなる。立ってすると、スピードが速くなる。

座ってすると、スピードが遅くなる。立ってすると、スピードが速くなる。 | 時間の使い方が上手になる30の方法

勉強や仕事をするとき、普通は座った姿勢で行います。

椅子に腰掛けているほうが疲れにくく、姿勢も安定します。

机の上に集中でき、勉強も仕事もはかどるでしょう。

もちろん座りながらするのもいいですが、デメリットもあります。

座っていると、リラックスできる反面、だらだらしやすい。

緊張感が緩んで惰性が働くと、集中を妨げることもあります。

あまりだらだらしていると、余計な雑念が湧きやすくなってしまうでしょう。

余計なことを考えていると、なかなか本来のスピードが出ません。

特に昼食後は要注意です。

うとうとしたりぼうっとしたりして、注意力が散漫になります。

座っていると、余計な惰性が働いて、スピードが遅くなりやすいのです。

スピードを上げたいなら、座るより立ってみることをおすすめします。

勉強でも仕事でも、座っているより立っているほうがスピードが出ます。

立つのは疲れますが、スピードという点ではメリットがあります。

立つという行為には力と緊張が必要です。

足腰の筋肉に力を入れなければいけませんが、その適度な刺激と緊張が脳の活性化につながり、スピードアップを促します。

立つだけで、だらだらした雰囲気がなくなり、きびきびした雰囲気になります。

座ってしていたことを、立ってしてみましょう。

たとえば、会議です。

立ちながら会議をすると、議題に集中しやすくなります。

無駄な雑談が減り、話もきびきび進行して、早く会議を終えられるでしょう。

本屋で立ち読みするとき、妙に読書がはかどるのは、立っているおかげです。

立っているときは、自然と速読ができるようになり、すらすら読めてしまいます。

音読をするときも、座ってするより立ってするほうが、頭がよく回転します。

立つという緊張感があるおかげで、脳が活性化して、音読の効果が倍増します。

昼食後、眠気が襲ってきたときも、立ちながら仕事をすればいい。

立つという運動と緊張によって自然と眠気が取れて、思考が明瞭になります。

勉強も仕事も「座ってする」というのは先入観です。

立ってするだけで、時間あたりの密度が濃くなります。

いつでもどこでもできる方法ではありませんが、状況を許すなら、ぜひ試してみてください。

文字を書いたり絵を描いたりするときは座るしかありませんが、立ってできることなら、試す価値があります。

座ってすると、スピードが遅くなります。

立ってすると、スピードが速くなるのです。

時間の使い方が上手になる方法(16)
  • 座ってしていたことを、立ってしてみる。
移動時間をぼうっと過ごすのではない。
少しでも有効に活用して、建設的な時間を過ごすのだ。

時間の使い方が上手になる30の方法

  1. 時間を制する者は、人生を制する。
  2. 時間の質を上げる基本は、集中力。
  3. しっかり睡眠時間を取ることで、仕事の生産性が高まる。
  4. 「時間をいただいている」と考えると、時間意識が向上する。
  5. 計画も予定も、きれいでなくていい。
    大まかで十分。
  6. 予定表は、決まる前に書き始めていい。
  7. 「忙しい」という口癖がある人にかぎって、時間にルーズ。
  8. 時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなる。
  9. 自分の忙しさをアピールするのはNG。
    相手の忙しさを尊重するのはOK。
  10. 忙しいときほど、すらすら本が読める。
  11. 尿意を我慢しないことが、時間の質を高める。
  12. メモは、きれいな字にこだわらなくていい。
    汚い字でも、自分が読めればOK。
  13. 時間がなくなる原因は、完璧主義のせいかもしれない。
  14. 空いた時間に勉強しようとすると、一生勉強できない。
  15. エレベーターに依存しない。
    時と場合によっては、エレベーターより階段のほうが早い。
  16. 座ってすると、スピードが遅くなる。
    立ってすると、スピードが速くなる。
  17. 移動時間をぼうっと過ごすのではない。
    少しでも有効に活用して、建設的な時間を過ごすのだ。
  18. 待ち時間は、メンタルを鍛える機会になる。
  19. 時間がないから諦めるのではない。
    時間がないからやってみる。
  20. 見たいテレビ番組は、リアルタイムで見ない。
    原則として録画で見る。
  21. 時間の言い方が曖昧だと、相手の迷惑になることもある。
  22. 時間の使い方が上手な人と付き合うと、時間の使い方が上手になる。
  23. 受験時代は、時間管理能力を高める絶好の時期。
  24. お礼を言う時間がないほど忙しいなら、すでに仕事は破綻している。
  25. デジタル時計よりアナログ時計のほうが、時間感覚が研ぎ澄まされる。
  26. 1日10分の読書をばかにしない。
    蓄積と継続は、必ず大きな山になる。
  27. 時間の使い方が上手な人は、クイックとスローを使い分ける。
  28. 時間が節約できても、不幸になっては意味がない。
  29. 後回しにしている仕事の大半は、今すぐできる。
  30. 時間の使い方について考えることを、わくわく楽しもう。

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