執筆者:水口貴博

時間の使い方が上手になる30の方法

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時間の言い方が曖昧だと、相手の迷惑になることもある。

時間の言い方が曖昧だと、相手の迷惑になることもある。 | 時間の使い方が上手になる30の方法

電話をかけたとき、先方のタイミングが悪いときがあります。

このときよく言われるのが「後でかけ直します」という一言です。

「後で」という言い方は曖昧です。

30分後かもしれない。

1時間後かもしれない。

半日後かもしれない。

もっと後かもしれない。

かかってくる電話をひたすら待つのも疲れます。

自分にも予定があるので、じっと待っているわけにもいかないでしょう。

曖昧な言い方をされて、少し困った経験をした人も多いのではないでしょうか。

コーヒーショップに行くと、コーヒー抽出のタイミングと重なり、待たされることがあります。

「ただ今コーヒーを抽出中なので、少しお待ちいただけますか」

タイミングが悪いのは仕方ありませんが、気になるのは待ち時間です。

「もう少し」というのは、どの程度の待ち時間なのか気になります。

1分かもしれない。

10分かもしれない。

1分くらいなら待てても、10分くらいかかるなら、別のお店に行こうと思います。

曖昧な言い方をされて、もやもやした気持ちになった人も多いことでしょう。

こういうとき、できるだけ具体的に時間を言ってもらえると助かります。

「後でかけ直します」という一言は「1時間後にかけ直します」という言い方にすると、わかりやすくなります。

「少しお待ちいただけますか」という一言は「あと3分ほどお待ちいただけますか」という言い方にすると具体的です。

時間を宣言するのは責任が伴って抵抗があるかもしれませんが、正確である必要はありません。

大まかでいいのです。

あくまで目安なので、少しずれるくらいなら問題にはなりません。

「1時間程度」「だいたい3分」という言い方だけで、物事がスムーズになります。

ビジネスではもちろん、プライベートでも心がけておくといいでしょう。

少しでも具体的に言ったほうが相手も助かります。

時間の使い方が上手になる方法(21)
  • 大まかでもいいので、具体的に時間を言う癖をつける。
時間の使い方が上手な人と付き合うと、時間の使い方が上手になる。

時間の使い方が上手になる30の方法

  1. 時間を制する者は、人生を制する。
  2. 時間の質を上げる基本は、集中力。
  3. しっかり睡眠時間を取ることで、仕事の生産性が高まる。
  4. 「時間をいただいている」と考えると、時間意識が向上する。
  5. 計画も予定も、きれいでなくていい。
    大まかで十分。
  6. 予定表は、決まる前に書き始めていい。
  7. 「忙しい」という口癖がある人にかぎって、時間にルーズ。
  8. 時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなる。
  9. 自分の忙しさをアピールするのはNG。
    相手の忙しさを尊重するのはOK。
  10. 忙しいときほど、すらすら本が読める。
  11. 尿意を我慢しないことが、時間の質を高める。
  12. メモは、きれいな字にこだわらなくていい。
    汚い字でも、自分が読めればOK。
  13. 時間がなくなる原因は、完璧主義のせいかもしれない。
  14. 空いた時間に勉強しようとすると、一生勉強できない。
  15. エレベーターに依存しない。
    時と場合によっては、エレベーターより階段のほうが早い。
  16. 座ってすると、スピードが遅くなる。
    立ってすると、スピードが速くなる。
  17. 移動時間をぼうっと過ごすのではない。
    少しでも有効に活用して、建設的な時間を過ごすのだ。
  18. 待ち時間は、メンタルを鍛える機会になる。
  19. 時間がないから諦めるのではない。
    時間がないからやってみる。
  20. 見たいテレビ番組は、リアルタイムで見ない。
    原則として録画で見る。
  21. 時間の言い方が曖昧だと、相手の迷惑になることもある。
  22. 時間の使い方が上手な人と付き合うと、時間の使い方が上手になる。
  23. 受験時代は、時間管理能力を高める絶好の時期。
  24. お礼を言う時間がないほど忙しいなら、すでに仕事は破綻している。
  25. デジタル時計よりアナログ時計のほうが、時間感覚が研ぎ澄まされる。
  26. 1日10分の読書をばかにしない。
    蓄積と継続は、必ず大きな山になる。
  27. 時間の使い方が上手な人は、クイックとスローを使い分ける。
  28. 時間が節約できても、不幸になっては意味がない。
  29. 後回しにしている仕事の大半は、今すぐできる。
  30. 時間の使い方について考えることを、わくわく楽しもう。

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