執筆者:水口貴博

時間の使い方が上手になる30の方法

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しっかり睡眠時間を取ることで、仕事の生産性が高まる。

しっかり睡眠時間を取ることで、仕事の生産性が高まる。 | 時間の使い方が上手になる30の方法

しなければいけないことがたくさんあると、多くの時間が必要です。

「1日が24時間では足りない」

「もっと時間がほしい」

「簡単に時間を増やす方法はないだろうか」

時間を作るためにまずやりがちなのが、睡眠時間を削ることです。

たしかに睡眠時間を削れば、起きている時間を手っ取り早く増やせます。

夜眠くても、カフェインを含んだ飲み物を利用すれば、軽い眠気なら吹き飛ばせるでしょう。

手軽に生産性を高める手段として、睡眠時間を削る人も多いのではないでしょうか。

しかし、睡眠時間を削る方法には落とし穴があります。

睡眠時間を削ると、脳が本来のパフォーマンスを発揮できなくなり、仕事の生産性が低下します。

脳は、睡眠不足の影響を受けやすい部分の1つ。

頭がぼうっとして、なかなかやる気も出にくくなり、ちょっとしたことで疲れやすくなります。

記憶力は悪くなり、思考力も低下して、なかなか集中力が出にくくなります。

頭の回転が悪くなることで、平凡なミスも増えるでしょう。

表情に覇気がなくなり、顔色も悪くなり、肌まで荒れやすくなります。

起きている時間が長いだけで、実際はぼうっとして時間だけが長くなっていることになりかねません。

いくら起きている時間は長くても、生産性が低くなっては意味がありません。

仕事・美容・健康に悪影響であり、いいことは何もないのです。

人生の時間を大切にしたいなら、しっかり睡眠時間を取ることです。

しっかり睡眠を取っておけば、脳は本来のパフォーマンスを発揮できるようになり、仕事の生産性が高まります。

気力・体力・精神力がみなぎって、記憶力・思考力・集中力も高まります。

起きている時間は短くなっても、生産性が上がれば、総合的にメリットのほうが大きくなります。

十分な睡眠はストレス対策にもなります。

睡眠によってストレスが減れば、ストレス解消にかける時間も減らせるため、結果として時間の節約にもつながります。

なによりたっぷり睡眠時間を取ったほうが、起きている間、明るい気持ちでいられます。

脳がきちんとパフォーマンスを発揮するためには、7時間から8時間程度の睡眠が必要といわれています。

もし睡眠時間が7時間未満になるようなら、本腰で対策を立て、しっかり睡眠時間の確保を心がけたほうがいいでしょう。

睡眠時間が足りないなら、次の日の予定を変更してでも、睡眠時間を確保することです。

起きている時間は短くなっても、脳のパフォーマンスが上がることで、結果としてよい仕事ができます。

しっかり睡眠時間を取ることで、仕事の生産性が高まるのです。

時間の使い方が上手になる方法(3)
  • 起きている時間の質を上げるために、しっかり睡眠時間を取る。
「時間をいただいている」と考えると、時間意識が向上する。

時間の使い方が上手になる30の方法

  1. 時間を制する者は、人生を制する。
  2. 時間の質を上げる基本は、集中力。
  3. しっかり睡眠時間を取ることで、仕事の生産性が高まる。
  4. 「時間をいただいている」と考えると、時間意識が向上する。
  5. 計画も予定も、きれいでなくていい。
    大まかで十分。
  6. 予定表は、決まる前に書き始めていい。
  7. 「忙しい」という口癖がある人にかぎって、時間にルーズ。
  8. 時間がないと愚痴っていると、ますます時間がなくなる。
  9. 自分の忙しさをアピールするのはNG。
    相手の忙しさを尊重するのはOK。
  10. 忙しいときほど、すらすら本が読める。
  11. 尿意を我慢しないことが、時間の質を高める。
  12. メモは、きれいな字にこだわらなくていい。
    汚い字でも、自分が読めればOK。
  13. 時間がなくなる原因は、完璧主義のせいかもしれない。
  14. 空いた時間に勉強しようとすると、一生勉強できない。
  15. エレベーターに依存しない。
    時と場合によっては、エレベーターより階段のほうが早い。
  16. 座ってすると、スピードが遅くなる。
    立ってすると、スピードが速くなる。
  17. 移動時間をぼうっと過ごすのではない。
    少しでも有効に活用して、建設的な時間を過ごすのだ。
  18. 待ち時間は、メンタルを鍛える機会になる。
  19. 時間がないから諦めるのではない。
    時間がないからやってみる。
  20. 見たいテレビ番組は、リアルタイムで見ない。
    原則として録画で見る。
  21. 時間の言い方が曖昧だと、相手の迷惑になることもある。
  22. 時間の使い方が上手な人と付き合うと、時間の使い方が上手になる。
  23. 受験時代は、時間管理能力を高める絶好の時期。
  24. お礼を言う時間がないほど忙しいなら、すでに仕事は破綻している。
  25. デジタル時計よりアナログ時計のほうが、時間感覚が研ぎ澄まされる。
  26. 1日10分の読書をばかにしない。
    蓄積と継続は、必ず大きな山になる。
  27. 時間の使い方が上手な人は、クイックとスローを使い分ける。
  28. 時間が節約できても、不幸になっては意味がない。
  29. 後回しにしている仕事の大半は、今すぐできる。
  30. 時間の使い方について考えることを、わくわく楽しもう。

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