執筆者:水口貴博

仕事と職業観に関する30の面接の定番質問

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上司と自分の考えが違うときの対応について質問されたときの答え方。

上司と自分の考えが違うときの対応について質問されたときの答え方。 | 仕事と職業観に関する30の面接の定番質問

「上司と自分の考えが違うとき、あなたならどうしますか」

避けたいものなら、避けたい状況。

しかし上司と考え方が合わない状況は、仕事をしていれば、必ず発生する状況です。

このときの対応は、社会人としてのコミュニケーション能力が表れやすい場面と言っていいでしょう。

上司と考え方が合わなかったとき、どんな対応をするのか、確認するのが狙いです。

まず好ましくない回答は「押し通す」「言い負かす」などの強すぎる自己主張です。

社会に出て社員として働くからには、独りよがりは避け、相手や周りの同意や共感を得る必要があります。

自分の主張が正しいと思うのは、自信に満ちて結構ですが、相手の同意や共感がなければ、反感を買うだけになるでしょう。

口論になり、人間関係にひびを入れる結果で終わるはずです。

社会人としての対応を考えるなら、やはり話し合いです。

落ち着いた状態で、きちんと相手と向き合って話す姿勢が重要です。

ただし、相手と向き合うとはいえ、自分の希望を述べるだけでは不十分です。

根拠や理由などを具体的に提示して説得したほうが、相手の同意や共感が得られやすくなります。

相手の立場や気持ちをくみ取った言い方を心がけることが、社会人としてふさわしい話し合いの姿勢です。

そうした趣旨の答え方ができれば、面接官からの同意や共感も得られるはずです。

仕事と職業観に関する面接の定番質問(16)
  • 上司と自分の考えが違うときの対応について質問されたときは、相手と向き合って話す姿勢を心がけた回答をする。
上司に叱られたときの対処について質問されたときの答え方。

仕事と職業観に関する30の面接の定番質問

  1. 仕事とは何かと質問されたときの答え方。
  2. 仕事をするうえで大切なことについて質問されたときの答え方。
  3. 仕事をやり遂げる自信について質問されたときの答え方。
  4. 道具やスキルの習熟度について質問されたときの答え方。
  5. アルバイト経験について質問されたときの答え方。
  6. 働く理由について質問されたときの答え方。
  7. チームでの役割について質問されたときの答え方。
  8. 入社後のキャリアプランについて質問されたときの答え方。
  9. 出世の希望について質問されたときの答え方。
  10. 知識や技能が生かしにくい可能性について質問されたときの答え方。
  11. 転勤や勤務地について質問されたときの答え方。
  12. 希望職のイメージについて質問されたときの答え方。
  13. 志望企業の商品やサービスについて質問されたときの答え方。
  14. 新商品の企画やアイデアについて質問されたときの答え方。
  15. 人間関係で大切にしていることについて質問されたときの答え方。
  16. 上司と自分の考えが違うときの対応について質問されたときの答え方。
  17. 上司に叱られたときの対処について質問されたときの答え方。
  18. お客さまから怒鳴られたときの対応について質問されたときの答え方。
  19. 職場の雰囲気とやりがいについて質問されたときの答え方。
  20. 一般職・総合職を選んだ理由について質問されたときの答え方。
  21. 希望の業務や配属先について質問されたときの答え方。
  22. プライベートと残業の優先順位を質問されたときの答え方。
  23. 将来の夢について質問されたときの答え方。
  24. 喫煙について質問されたときの答え方。
  25. 都会で就職する理由について質問されたときの答え方。
  26. 企業での女性の役割について質問されたときの答え方。
  27. 総合職の男性の中で働くことについて質問されたときの答え方。
  28. いつまで働くつもりかについて質問されたときの答え方。
  29. 入社後に向いてないと感じたときについて質問されたときの答え方。
  30. 定かではない予定について質問されたときの答え方。

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