「あなたにとって仕事とは何ですか」
職業観を問う質問の1つです。
仕事に対する考え方は、人それぞれであり、明確な答えはありません。
「仕事をするうえで大切なことは、何だと思いますか」
「あなたが仕事をするとき、大切にしている心構えはありますか」
仕事に取り組む心構えについての質問です。
「仕事は大変ですよ。最後までやり遂げる自信はありますか」
具体的な仕事内容がわかっていない状態では、仕事をやり遂げる自信について質問されても、困るでしょう。
次のポイントを意識して答えましょう。
「○○は、どの程度使えますか」
○○には、各職種でよく使われる道具やスキルの名前が入ります。
たとえば、IT関係なら、パソコンやパソコンソフト名などが入るでしょう。
「アルバイトの経験はありますか」
「どんなアルバイトをしていましたか」
「どのくらいの期間、続けていましたか」
「あなたにとって、仕事とは何ですか」
「社会に出て、働く理由を教えてください」
基本的に難しく構える必要はなく、自分の正直な意見を述べましょう。
「チームになったとき、どんな役割を担当することが多いですか」
それを聞いてどうするのかと思いますが、大切な意味が込められています。
この質問をする面接官の意図は「チームとして働けるかどうか」です。
「入社後、どんなキャリアプランを考えていますか」
「仕事を通して、どんな知識や技能を身につけたいですか」
入社後のキャリアプランを聞く理由は、仕事によって何を実現したいのかを把握するためです。
「出世をしたいと思いますか」
応募者の職業観を確認する質問の1つです。
面接官としては、応募者に上を目指す野心があるかどうかが気になるところです。
「当社では、理系の知識が生かしにくいかもしれませんが、よろしいですか」
「文系の勉強で通じない業務が多いかもしれません。大丈夫ですか」
大学と志望企業の分野が異なるとき、面接で問われやすい質問です。
「転勤があるかもしれませんが、大丈夫ですか」
「地方への転勤はできますか」
ほとんどの企業で存在するのが、人事異動。
希望職のイメージを聞かれることがあります。
「営業は、どのような仕事だと思いますか」
「開発の仕事のイメージを聞かせてください」
「当社の商品について、どう思いますか」
「弊社のサービスを受けて、どんな感想をお持ちですか」
応募者の着眼点と意識の強さの確認です。
企画・開発・研究職を希望する面接では、次のような質問の準備が必要です。
「入社できれば、どんな新商品をつくりたいですか」
「これから売れそうな新サービスのアイデアはありますか」
「人間関係で大切にしていることは何ですか」
そう質問する面接官の狙いは、周囲との調和が保てる人物かどうかの確認です。
面接官は、人間関係で大切にしていることを手がかりにして、応募者の人柄や職場への適応力を見極めようとします。
「上司と自分の考えが違うとき、あなたならどうしますか」
避けたいものなら、避けたい状況。
しかし上司と考え方が合わない状況は、仕事をしていれば、必ず発生する状況です。
「上司に叱られたとき、どう対処しますか」
そう聞かれたとき、どう答えますか。
企業にとっては、社員がすぐ辞められては困ります。
「お客さまからばかやろうと怒鳴られたとき、どう対応しますか」
上司から理不尽に怒鳴られればパワーハラスメントになりますが、意外な人物から怒鳴られることがあります。
お客さまです。
「職場の雰囲気とやりがいの、どちらが大切ですか」
応募者にとって能力を発揮しやすい場面はどちらであるかを知るための質問です。
一見すると、どちらも重要で、選ぶのが難しく感じるでしょう。
「一般職を選んだ理由を教えてください」
「総合職を希望する理由を教えてください」
この質問の意図は、一般職・総合職の仕事の範囲を、応募者が正しく把握しているかを確認です。
「やってみたい仕事はありますか」
「希望の配属先はありますか」
採用するにあたり、応募者に希望があれば、参考にしたいと考えます。
「プライベートの約束と残業がぶつかれば、どちらを優先するか」
そう聞かれたとき、どう答えますか。
本音と言えば、やはりプライベートと答えたいところでしょう。
「あなたの将来の夢は何ですか」
この質問の意図は、応募者に人生における大きなビジョンが描けているかどうかの確認です。
夢の有無や内容によって、人生とどのくらい真剣に向き合っているのか、確認できます。
「タバコは吸いますか」
「1日に何本くらい、タバコを吸いますか」
喫煙の習慣は、ごまかさず、正直に答えましょう。
「なぜ都会で就職したいのですか」
面接では、都会で就職したい理由について聞かれることがあります。
おそらく正直な意見としては、利便性や仕事の数に関する理由が多いのではないでしょうか。
「企業での女性の役割は、何だと思いますか」
この質問の意図は、企業が女性に期待する役割と、ずれがないかの確認です。
同時に、応募者が女性として、どんな立ち振る舞いを心がけようとしているかを知る狙いもあります。
総合職を希望する女性の場合、面接で聞かれやすい質問があります。
「総合職の男性の中で働くことは大丈夫か」です。
ばりばり男性に混じって働く場合、女性にも、ある程度の知力・体力・精神力が求められます。
「いつまで働こうと思っていますか」
女性に向けて聞かれることが多い質問です。
この質問の意図は、将来設計の確認です。
「入社後に向いていないと感じたとき、どうしますか」
この質問の意図は、すぐ辞めることがないかの確認です。
入社してすぐ辞職されると、人員不足が発生して、企業も困ります。
面接では、定かではない予定について聞かれることがあります。
たとえば、将来の進路です。
田舎から都会に出た人なら「いつか実家に戻る予定ですか」と聞かれるかもしれません。
「あなたにとって仕事とは何ですか」
職業観を問う質問の1つです。
仕事に対する考え方は、人それぞれであり、明確な答えはありません。
アルバイト経験のない人は、答えにくい質問かもしれませんが「わからない」という回答では、良い評価は得られません。
さて、仕事の考え方は自由ですが、投げやりな理由は控えたほうがいいでしょう。
「お金を稼ぐためにしなければいけないこと」
「大人になれば、仕方なくやらなければいけないこと」
たしかにそういう考え方もできますが、就業意欲が感じられず、抵抗感を抱く面接官もいるはずです。
もっと社会人らしい責任感のある答え方を心がけたほうがいいでしょう。
仕事について考えるとき、おすすめのキーワードがあります。
自己実現・社会貢献・使命感です。
この3つを中心にして理由を考えていくと、仕事の意義を見いだしやすくなるでしょう。
抽象的ではなく、具体的に答えて、イメージしやすい回答をしましょう。
私にとって仕事とは、自己実現の手段です。
幼い頃から○○が得意です。
自分の強みを通して全力で業務に当たり、経験を積むことで、さらに自分を高めていきます。
しかし、自己実現がすべてではありません。
自分を高めながら御社に貢献し、ゆくゆくは社会貢献にもつながる手段でもあると思っています。
それが、私にとっての使命でもあると考えております。
これはあくまで、1つの参考例です。
自分にとって仕事とは何ですか。
社会人になる前に、考え方を整理して、自分なりの答えを出しておきましょう。
仕事について考え方を整理できれば、仕事に取り組むときにも、能力を発揮しやすくなります。
「仕事をするうえで大切なことは、何だと思いますか」
「あなたが仕事をするとき、大切にしている心構えはありますか」
仕事に取り組む心構えについての質問です。
仕事をするうえで大切にするポイントを知ることで、社員としてどんな働き方をしそうか、参考にしたい考えがあります。
まず、好ましくないのは、手抜きや責任逃れを感じさせる回答です。
「必要最小限」「知らないふり」などのキーワードが出れば、社会人らしい働き方を疑われるでしょう。
面接官からの評価を気にするのではなく、自分が考える心構えとその理由を、具体的に答えましょう。
責任・品質・協調性・団結力・情報共有・コミュニケーション。
これを主張すれば正しいという答えはありません。
社会人になって仕事をしている自分を想像して、何に重点を置いて仕事に対応するか考えます。
アルバイトやインターンシップなどで働いたときの経験談を引き合いに出すと、より強い説得力が生まれます。
心構えとは、社会人としての軸です。
心構えがはっきりしていれば、面接官も応募者の人柄が想像しやすくなります。
「仕事は大変ですよ。最後までやり遂げる自信はありますか」
具体的な仕事内容がわかっていない状態では、仕事をやり遂げる自信について質問されても、困るでしょう。
次のポイントを意識して答えましょう。
「わかりません」「自信がありません」などネガティブな回答は厳禁です。
自信のない応募者を、喜んで採用する企業はありません。
自信がなくても、ストレートに表現するのは控えましょう。
「難しい」「厳しい」など、オブラートに包む程度が賢明です。
面接では、多少の演技も必要です。
自信がなくても、自信を持って答えましょう。
ただし「自信がある」と答えるだけでは、面接官を納得させるのは難しいでしょう。
納得させるには、説得材料が必要です。
過去に仕事をやり遂げた出来事を引き合いに出し、それを説得材料にして話すといいでしょう。
たとえば、長期のインターンシップ経験があり、やり遂げた実績があるなら、説得材料にできます。
自分だけでは完了できない仕事の対応について、面接官から質問されることもあるでしょう。
そんなときは、自分だけでは不可能とわかれば、すぐ対策を変更する柔軟な行動力をアピールしましょう。
「自分だけではできないとわかったときは、素直に同僚や先輩の力と知恵を求めます」
現実的な解決策が身についているとわかれば、面接官も安心するでしょう。
「○○は、どの程度使えますか」
○○には、各職種でよく使われる道具やスキルの名前が入ります。
たとえば、IT関係なら、パソコンやパソコンソフト名などが入るでしょう。
「パソコンは、どの程度使えますか」「表計算ソフトは、どの程度使えますか」などです。
英語を使う仕事なら「英語は、どの程度使えますか」と聞かれるはずです。
あなたが目指す職種で、よく使われる道具やスキルは何でしょうか。
仕事でよく使われる道具やスキルがあれば、習熟度について質問される可能性は高確率です。
まず、注意したいのは「人並み程度」という漠然とした答え方です。
抽象的な言葉で濁しては、はっきりした習熟度が伝わらず、面接官は首をかしげるでしょう。
面接官に聞かれたとき、うまく答えられなければ、せっかく能力が高くても、うまくアピールできません。
自分の能力をうまく答えられるように準備しておくといいでしょう。
これまでの実績を交えながら説明すれば、面接官にも習熟の度合いが伝えやすくなります。
もし習熟度を証明できる資格や免許証があれば、ぜひ利用しましょう。
抽象的な言葉ではなく、具体的な証明を使って説明できる準備をしておくと、説得力が倍増します。
「アルバイトの経験はありますか」
「どんなアルバイトをしていましたか」
「どのくらいの期間、続けていましたか」
アルバイト経験については、高い頻度で聞かれる質問の1つです。
応募者の過去のアルバイト経験は、実際に雇ったときの状況を想像したり、仕事の適性を測ったりするために役立ちます。
答え方は、次の2パターンがあります。
「経験がない」と答えるだけでは、不十分です。
おそらく面接官から続けざまに、アルバイトをしなかった理由について質問されるでしょう。
アルバイト経験がなければ、アルバイトをしなかった理由も答える準備をしておきます。
曖昧な理由は良くありません。
「学業に専念したかったから」「サークル活動が忙しかったから」など、面接官を納得させる理由が適切です。
アルバイト経験がある場合は、できるだけ具体的に答えるようにしましょう。
ただし、アルバイトの種類や期間だけでは、不十分です。
面接官が興味を持つのは、アルバイトの種類より、アルバイトによって身につけた内容です。
したがって、次の2点に重点を置いて答えるのがポイントです。
面接官は、アルバイトによって身につけたことに興味を持っています。
身につけたことを、さらに企業の利益に結びつけてアピールできれば、完璧です。
企業の利益との関連性をうまくアピールできれば、選考の通過率も高くなるはずです。
「あなたにとって、仕事とは何ですか」
「社会に出て、働く理由を教えてください」
基本的に難しく構える必要はなく、自分の正直な意見を述べましょう。
夢を語ってもいいですし、目標を語ってもかまいません。
基本的に自由ですが、次の2つのポイントを意識しながら答えましょう。
お金のために働くのは、正直な動機でいいのですが、面接官にとって好ましい回答とは言えません。
「生活費を稼ぐために働きます。親から自立したいからです」
それなりの理由をつければ、一見、好ましい回答に聞こえるでしょう。
しかし、面接官にとっては苦手とする動機です。
お金を目的に働くなら、それ以上に給与がいい企業があれば、すぐ転職するでしょう。
目的が不安定であるうえ、転職や辞職の可能性も高く感じるため、採用したくてもためらいます。
お金だけのために働く人もいるでしょうが、そうでも、伏せておくほうが賢明です。
働く理由について答えるときは、成長や貢献のニュアンスを含めると好印象です。
「自分を成長させるために働きたい。大変な仕事も前向きに取り組むつもり」
「自分の能力を存分に生かして、企業の利益に貢献していきたい。ゆくゆくは社会にも貢献していきたい」
お金について質問されたときは「成長や貢献を追いかければ、お金はあとから付いてくる」というくらいがいいでしょう。
あくまで成長や貢献を第一とするのが、上手に回答するコツです。
「チームになったとき、どんな役割を担当することが多いですか」
それを聞いてどうするのかと思いますが、大切な意味が込められています。
この質問をする面接官の意図は「チームとして働けるかどうか」です。
社会に出て仕事をするときには、多くの場合、チーム構成です。
大きな仕事であればあるほど、大勢が参加して、プロジェクトを進めます。
チームで担当しやすい位置づけを知ることで、応募者が、チームを意識した働きができるのかを確認できます。
また、応募者がこれまで担当した役割を知ることで、どんな役割が向いているのか、把握したい狙いもあります。
この質問で最も強調したいのは、役割ではありません。
面接官が期待するのは、役割より、チームの一員として働けるかどうかです。
したがって、チームを意識した働きに重点を置いて答えることが、社会人らしく答えるポイントです。
役割は、リーダーや責任者など、重い役割でなくてもかまいません。
アシスタント役や相談役など、地味な存在でも、企業になくてはならない存在です。
大切なのは、チームの一員として働く様子が伝わること。
チームの成功に向けて、自分は何をしたのか。
自分の仕事によって、チームはどう変わったか。
こうしたチームへの貢献を絡めて話せば、説得力が増します。
身勝手な行動をせず、チームの一員として働ける様子が伝われば、合格です。
「入社後、どんなキャリアプランを考えていますか」
「仕事を通して、どんな知識や技能を身につけたいですか」
入社後のキャリアプランを聞く理由は、仕事によって何を実現したいのかを把握するためです。
応募者の中には、安易な理由で応募してくる人がいます。
「どこでもいいから働きたい」
「お金さえもらえればそれでいい」
「与えられた仕事をしていればいいだけ」
軽い気持ちでは、責任を持って大きな仕事を対応するのは難しいでしょう。
そのため、入社後のキャリアプランを聞くことで、本気の度合いと、仕事によって何を実現したいかを確かめようとします。
まず注意したいのは、個人的なプランです。
「20代のうちに結婚したい」「30歳までに家を持ちたい」などは、キャリアプランではなく、個人的な話です。
「キャリア」というキーワードですから、仕事に関連した展望について、具体的に語りましょう。
「企業に貢献」という点を意識しつつ、中長期的な視点からキャリアプランを語ると、面接官にも好印象です。
「20代のうちに○○の専門的知識をしっかり身につけ、10年以内には部下を持ち、○○の業務に強い集団をつくりたい」
「学生時代の○○を生かして、5年以内には○○の資格を取得したい。10年後には○○のトップになって御社に貢献したい」
学生の身分で大きなキャリアプランを語るのは、分相応でない気がして恥ずかしいかもしれませんが、気にしないことです。
あくまで自分が実現したい展望ですから、目を輝かせながら、生き生きと語りましょう。
「出世をしたいと思いますか」
応募者の職業観を確認する質問の1つです。
面接官としては、応募者に上を目指す野心があるかどうかが気になるところです。
新入社員として迎えたいのは、やはり野心に燃えた人物を求める傾向があります。
出世を主張すれば、評価も高いと思われがちですが、早合点です。
大切なのは、理由です。
いくら出世をしたいと望んでいても、企業の利益貢献とは関係ない理由では、面接官は首をかしげるでしょう。
「お金をたくさんもらいたいから、出世したい」
「早く肩書がほしいから、出世もしたい」
これではいくら出世を希望していても、上に立つ立場の人間として適切ではないと判断されます。
一方、出世を希望しなくても、正当な理由があれば、面接官を説得できます。
「出世は希望していません。役職より、あくまで自分の得意分野にこだわりたい」
「管理の仕事は自分に適していない自覚がある。あくまで自分の得意分野に専念したい」
企業の利益貢献を考えたうえで断るなら、たとえ出世を望まなくても、考え方の1つとして尊重されるでしょう。
出席をしたいかどうかの結論だけでなく、出世に対する考え方も主張してください。
「当社では、理系の知識が生かしにくいかもしれませんが、よろしいですか」
「文系の勉強で通じない業務が多いかもしれません。大丈夫ですか」
大学と志望企業の分野が異なるとき、面接で問われやすい質問です。
たとえば、理系出身の学生が文系企業に入社しようとしたり、その逆であったりです。
この質問の意図は、学生が抱くイメージと、入社後の現実にずれがないかの確認です。
大学と志望企業の分野が異なれば、やはり生かしにくい知識や技能は増えるでしょう。
この点を覚悟していないと、入社後、思い描いていたイメージと異なる状況に直面します。
応募者は、大きな失望感を抱き、仕事を辞めやすくなるのです。
こうした状況を防ぐため、面接の段階で理解や覚悟を確認する狙いがあります。
注意点があります。
面接官からの質問で、初めて気づいたような驚く反応をすると、企業研究をしていないのかと判断されます。
承知している様子を見せ、落ち着いて十分理解している旨を説明しましょう。
答え方のポイントは、生かせない点ではなく、生かせる点に注目することです。
文系の知識でも、理系に生かせる点があります。
たとえば、論理的な思考力は、理系の仕事にも生かせるでしょう。
完全に生かせないと考えるのではなく、生かせる点に焦点を当てると、うまく答えやすくなります。
別のアプローチとして、人間性をアピールするのも得策です。
文系企業・理系企業に関係なく、どんな企業でも人間性は重要要素です。
文系・理系の系統は違っても、共通点でアピールすれば、合理的な説明がしやすくなり、面接官を納得させられるでしょう。
文系の知識が生かしにくい状況は、承知しています。
しかし、文系で培った論理的思考は、御社の営業の分野で生かせると考えております。
たとえば、筋道を考えて仕事を対応したり、仕事の優先順位を冷静に考えたりなどです。
また、アルバイトで培った精神力やコミュニケーション能力も、仕事をするときの土台として生かせると考えております。
「転勤があるかもしれませんが、大丈夫ですか」
「地方への転勤はできますか」
ほとんどの企業で存在するのが、人事異動。
人事異動に伴ってよくあるのが、転勤です。
近場に転勤することもあれば、遠く離れた土地に転勤になることもあります。
海外に支店や支社がある企業の場合、海外転勤の可能性もゼロではありません。
「来月からシンガポールの支社に転勤してくれ」と突然言われる状況もあるのです。
入社後、勤務地や転勤の意思の食い違いを防ぐため、面接における、定番質問の1つになっています。
まず、事情があって転勤できない場合は、きちんと伝えましょう。
食い違いを防ぐための質問ですから、仕方ない事情があるなら、正直に言うのが正解です。
入社後のトラブルを防ぐためにも、転勤ができない事情があれば、面接ではっきり伝えておかなければなりません。
しかし、特に事情がなければ、本音として転勤が苦手でも、前向きに答えたほうがスムーズです。
勤務地の希望を伝えるくらいはいいのですが、事情がないにもかかわらず嫌がるだけでは、単なるわがままに映るでしょう。
転勤は、できるだけ前向きに答えておくほうが、面接官の心証もよくなります。
また、答え方も工夫します。
転勤があっても大丈夫かと聞かれたとき、大丈夫と答えるのもいいのですが、やる気のある言葉を追加します。
転勤への覚悟が伝わるような一言も加えると、いっそう強調できます。
「御社の○○事業に興味があります。機会があれば、ぜひ挑戦したいと思います」
「○○に御社の支店があることは存じております。御社に貢献できるなら、勤務地にはこだわりません」
覚悟を決めた回答ができれば、しっかり決意が伝わるでしょう。
希望職のイメージを聞かれることがあります。
「営業は、どのような仕事だと思いますか」
「開発の仕事のイメージを聞かせてください」
この質問には、次の2つの意図があります。
入社後、イメージしていた仕事と違えば、失望して、離職率にも影響します。
応募者のイメージを事前に知ることで、正しいイメージを描いているか、確認できます。
希望の仕事のイメージを質問することで、職業研究や企業研究の度合いが確認できます。
しっかり職業研究ができていれば、具体的で詳細な説明ができるでしょう。
その企業に特化したイメージも説明できるはずなのです。
さて、イメージを聞かれたら、知っている範囲で具体的に答えましょう。
間違ってはいけないと思って、一般的なイメージだけで説明するのは良くありません。
自分が考えている仕事のイメージや職業観を、具体的にはっきり答えることが重要です。
余裕があれば、その企業に特化したイメージを加えると、さらに好印象です。
フレックスタイムを導入している企業なら、自由な出勤と退勤を踏まえた仕事のイメージを説明します。
裁量労働制を導入している企業なら、労働と時間配分の難しさを踏まえた仕事のイメージを説明します。
企業の内情を把握したうえで、仕事のイメージが説明できれば、企業研究に手間暇をかけたアピールができます。
「当社の商品について、どう思いますか」
「弊社のサービスを受けて、どんな感想をお持ちですか」
応募者の着眼点と意識の強さの確認です。
応募者が、志望企業が提供している商品やサービスを利用したときに感じた印象には、応募者の内面が表れます。
気をつけたい回答は、抽象的な回答です。
「良かった」「素晴らしい」などの回答は、シンプルでわかりやすいのですが、抽象的で説得力がないのです。
また、良い点を具体的に述べればいいと思いますが、これも要注意。
たとえ良い点を具体的に褒めたとしても、偏った回答は不自然に感じます。
「褒めさえすればいいと思っている」と誤解され、良い評価は得られないでしょう。
そこで、一歩先をいった回答を心がけます。
理想的な回答は、良い点と悪い点の両方を述べるのです。
良い点を述べるとき、悪い部分にも言及しましょう。
良い点と悪い点の両方を言及することで、発言の信頼性が増すだけでなく、幅広い視野もアピールできます。
ただし、悪い点を述べるときは、改善点も一緒に紹介しましょう。
悪い点を述べたときの悪印象が軽くなり、企画力・発想力・問題解決力をアピールできます。
細かい点までよく見ている着眼点をアピールできるうえ、改善したい意欲も伝わるでしょう。
「この応募者を採用すれば、メリットがある」と思わせ、面接官をうならせることができるはずです。
企画・開発・研究職を希望する面接では、次のような質問の準備が必要です。
「入社できれば、どんな新商品をつくりたいですか」
「これから売れそうな新サービスのアイデアはありますか」
企画やアイデアを、具体的な形として準備できているかどうかの確認したい狙いがあります。
応募者の姿勢を見ることで、企画力・発想力・問題解決力がわかります。
さて、この質問は、前もって考えておかないと、うまく答えにくいのが特徴です。
とっさに質問されたとき、抽象的に答えることはできても、具体的に答えるのは難しいでしょう。
企画・開発・研究職をする場合、質問される可能性を考慮して、面接前にしっかり対策を立てておきましょう。
素人の考えでもいいので、持ちうる知識と知恵を総動員させ、具体的な企画を考えます。
現在の業界や市場の状況を踏まえた、的確な回答が求められます。
説明に含める必要のあるポイントは、次の3点です。
とっさの思いつきではなく、できるだけ手の込んだ企画を練っておきましょう。
時間をかけたとわかる具体例のほうが、印象深く残ります。
鋭い着眼点をアピールできると同時に、企画力・発想力・問題解決力もしっかりアピールできます。
「人間関係で大切にしていることは何ですか」
そう質問する面接官の狙いは、周囲との調和が保てる人物かどうかの確認です。
面接官は、人間関係で大切にしていることを手がかりにして、応募者の人柄や職場への適応力を見極めようとします。
まず前提として、正直な考えを述べることが大切です。
面接官の機嫌を取るような発言は不必要。
自分が人間関係で大切に心がけているポリシーを、ありのまま話せばいいでしょう。
たとえば「どんなに親しくなっても、礼儀を大切にしている」という回答でもかまいません。
「必ずお礼はする」
「笑いを意識している」
「どんな人も先生だと思って接している」
「誕生日のプレゼントは欠かせない」
「疲れていても、必ず挨拶を心がけている」
ユニークな発言も許容範囲です。
自分の過去を振り返り、実際にあったエピソードを織り交ぜて紹介すれば、具体性と説得力が向上します。
エピソードも、サークル活動よりアルバイトのような、仕事に近い体験のほうがいいでしょう。
面接官は、実際に採用した後の場面を描写しやすくなり、深くうなずいてくれるはずです。
ただし正直に答えつつも、最低限、次の2つのキーワードは押さえておきたいところです。
チームとして行動するには、協調性と思いやりが必須です。
いくら能力の高い人でも、身勝手な行動をしたり助け合いがなかったりしては、チームの総合力を発揮できません。
社会に出て仕事をするからには、チームを意識した行動が不可欠。
チームを意識した行動に必要なことこそ、協調性と思いやりが重要な柱です。
協調性と思いやりの2つを押さえておけば、円滑な人間関係が期待でき、上手な答え方をしやすくなります。
結果として、職場での良好な人間関係を構築するコツにもつながります。
「上司と自分の考えが違うとき、あなたならどうしますか」
避けたいものなら、避けたい状況。
しかし上司と考え方が合わない状況は、仕事をしていれば、必ず発生する状況です。
このときの対応は、社会人としてのコミュニケーション能力が表れやすい場面と言っていいでしょう。
上司と考え方が合わなかったとき、どんな対応をするのか、確認するのが狙いです。
まず好ましくない回答は「押し通す」「言い負かす」などの強すぎる自己主張です。
社会に出て社員として働くからには、独りよがりは避け、相手や周りの同意や共感を得る必要があります。
自分の主張が正しいと思うのは、自信に満ちて結構ですが、相手の同意や共感がなければ、反感を買うだけになるでしょう。
口論になり、人間関係にひびを入れる結果で終わるはずです。
社会人としての対応を考えるなら、やはり話し合いです。
落ち着いた状態で、きちんと相手と向き合って話す姿勢が重要です。
ただし、相手と向き合うとはいえ、自分の希望を述べるだけでは不十分です。
根拠や理由などを具体的に提示して説得したほうが、相手の同意や共感が得られやすくなります。
相手の立場や気持ちをくみ取った言い方を心がけることが、社会人としてふさわしい話し合いの姿勢です。
そうした趣旨の答え方ができれば、面接官からの同意や共感も得られるはずです。
「上司に叱られたとき、どう対処しますか」
そう聞かれたとき、どう答えますか。
企業にとっては、社員がすぐ辞められては困ります。
仕事で失敗をすれば、上司に叱られることもあるでしょう。
また、気合を入れるために、上司がわざと叱ることもあるでしょう。
少し叱っただけで、落ち込まれたり休まれたり辞められたりすると、仕事が続きません。
叱られたときにどう対処するのかが気になり、面接では尋ねることがあるのです。
さて「上司にひどく叱られたとき、どう対処しますか」と聞かれたときは、どう返事をすればいいのか。
まず避けたいのは、ネガティブな回答です。
「ショックで泣くかもしれません」
「その上司を嫌いになると思います」
「落ち込んで、嫌になって、仕事を辞めるかもしれません」
ネガティブな回答では減点につながり、不採用の可能性が高くなるでしょう。
こうしたときは、前向きな回答を心がけましょう。
「もちろん落ち込むかもしれませんが、上司の愛情表現だと思い、励みにしたいと思います」
「叱られたほうがやる気を出すタイプです。上司を見返すために、もっと努力に励むと思います」
叱られたことをバネにするような回答が適切です。
精神力の強さは、多くの企業が求める要素の1つ。
どんなこともポジティブに受け止める姿勢があれば、面接官も安心するでしょう。
「お客さまからばかやろうと怒鳴られたとき、どう対応しますか」
上司から理不尽に怒鳴られればパワーハラスメントになりますが、意外な人物から怒鳴られることがあります。
お客さまです。
自分が悪くて叱られるなら、まだ納得できるでしょう。
しかし、社会で仕事をしていると、お客さまから理不尽に怒鳴られる場面があるのも事実。
そういう場面を想定して、面接官は応募者に理不尽に怒鳴られたときの対応について質問することがあります。
まず、ネガティブな発言は注意しましょう。
「ただ悲しいだけです」
「泣いて、その場から逃げるかもしれません」
「自信を失って、仕事を辞めるかもしれません」
弱気な発言は、精神力まで弱いと判断され、減点対象になる可能性があります。
本音でも、伏せておくほうがいいでしょう。
好ましいのは、やはりポジティブな答え方です。
「愛のむちと考え、自分を引き締めるチャンスにしたいと思います」
「厳しい言葉ですが、お客さまからの愛情の1つと考え、前向きに捉えたいと思います」
「気に掛けてもらっているだけありがたいと考え、励みにしたいと思います」
前向きに受け止めて生かそうとする姿勢なら、面接官を驚かせ、好感触が得られます。
面接対策というより、処世術として、身につけておくといいでしょう。
「職場の雰囲気とやりがいの、どちらが大切ですか」
応募者にとって能力を発揮しやすい場面はどちらであるかを知るための質問です。
一見すると、どちらも重要で、選ぶのが難しく感じるでしょう。
もちろん正解が固定されているわけではありません。
確定した正解があるわけではなく、自分らしい選択なら、どちらも正解です。
ただし、安易な理由で選択するのは好ましくありません。
「過ごしやすそうだから」「なんとなく」などの理由では、面接官を説得するのは難しいでしょう。
面接は、自分の能力をアピールして、就業意欲を伝える場。
あくまで仕事を軸にした理由で選ぶことが大切です。
では、どう答えればいいのか。
「どちらのほうが能力を発揮しやすいか」という基準で考えてみましょう。
自分らしく活躍できる選択肢なら、とっさの状況でも、うまく選択できるでしょう。
また、忘れてはならないのは、選んだ理由です。
むしろ、回答より理由のほうが、はるかに重要です。
理由を述べるなら、仕事をするための面接ですから、仕事にふさわしい理由が適切です。
「雰囲気がよければ、集中しやすい」
「やりがいがあるから、モチベーションを保ちやすい」
企業貢献や能力発揮などの理由なら、どんな言葉でも、尊重されます。
「一般職を選んだ理由を教えてください」
「総合職を希望する理由を教えてください」
この質問の意図は、一般職・総合職の仕事の範囲を、応募者が正しく把握しているかを確認です。
また理由を知ることで、応募者が抱く将来の方向性を知る狙いもあります。
さて、自分に合った道なら、一般職・総合職のどちらでも選べます。
大切なのは、その理由です。
面接では、一般職・総合職を選んだ理由について質問されることがあります。
前もって考えをきちんと整理しておきましょう。
注意点としては、安易な理由です。
「将来仕事をやめる可能性が高いので、一般職を希望した」
「長く仕事が続けられると思ったので、総合職を希望した」
意欲や熱意が伝わりにくい理由では、良い評価を得るのは難しいでしょう。
一般職であれ総合職であれ、具体的にどんな仕事をやりたいのか、しっかり伝えることが大切です。
また、理由を話すだけでなく、将来の目標や展望を話すと、意気込みがいっそう伝わりやすくなります。
「支援する役柄のほうが自分に合っているため、一般職を希望しました。どんな仕事でも立派に仕上げます」
「キャリアを重ねていきたいため、総合職を希望しました。いずれ責任ある立場も目指します」
「したい」ではなく「します」という言い切った言い方のほうが、熱意と意欲がしっかり伝わるでしょう。
「やってみたい仕事はありますか」
「希望の配属先はありますか」
採用するにあたり、応募者に希望があれば、参考にしたいと考えます。
参考とはいえ、答え方によっては選考に影響することがあるため、慎重な答え方が必要です。
まず避けるべき回答は、やりたくない仕事の主張です。
面接官が質問しているのは、あくまで希望の業務です。
「営業だけはしたくない」など、やりたくない業務を答えるのは不適切です。
仕事のえり好みが激しいと、採用しづらくなるため、選考に影響する場合があります。
また、あくまで「希望」という点に注意です。
雇われる側ですから、最初からずうずうしく希望を強く主張するのは好ましくありません。
「この仕事しかしたくない」という断定する言い方は、選考を難しくさせます。
希望があれば伝えてもいいのですが、控えめな言い方を心がけます。
「与えられた業務は何でも対応するが、希望としては○○に挑戦してみたい」
すべての業務に対して前向きな姿勢を見せつつ、控えめに希望を述べるのがいいでしょう。
「○○の業務なら、自分の強みを生かしやすい」など、合理的な根拠を伝えると、希望が通りやすくなる場合があります。
希望がない場合は「与えられた仕事は、何でも全力で対応します」など、やる気が伝わる言い方を心がけます。
ただし、事情がある場合は別です。
重大な事情があって仕事が制限される場合は、面接の段階できちんと伝えるのが賢明です。
ずうずうしい気もしますが、入社してから伝えると、あとからトラブルに発展する場合があります。
家庭や病気の事情など、仕方ない事情があって仕事が制限される可能性があるなら、早めに伝えておきましょう。
面接の段階で伝えたほうが、企業側も調整しやすくなります。
伝えるときは、タイミングも大切です。
面接冒頭ではなく、最後がいいでしょう。
面接の終わりに「最後に何か質問などありますか」という話が持ち出されます。
そのタイミングで伝えると、スムーズです。
「プライベートの約束と残業がぶつかれば、どちらを優先するか」
そう聞かれたとき、どう答えますか。
本音と言えば、やはりプライベートと答えたいところでしょう。
法律上も、定時を過ぎれば、帰っていいことになっています。
しかし現実では、やはり残業をしなければいけない場合が多々あります。
繁忙期には仕事量も多くなり、勤務時間も長くなる傾向があります。
緊急でしなければいけない仕事が発生して、しばらく残業が必要になる場面もあるはずです。
社会人なら、責任が大切です。
急な仕事の対応があるなら、途中で投げ出すのは社会人らしくありません。
その日のうちにしなければいけない仕事が定時までに終わらなければ、残業が必要になる場面もあるでしょう。
社会で仕事をしていれば、必ずそうした状況が出てきます。
企業から給与をいただいて仕事をしている以上、プライベートより仕事を優先するのは当然のこと。
仕事は仕事です。
したがって、この質問では「残業」と答えるのが無難です。
ただし、1つポイントがあります。
普通に「残業です」と答えるのではありません。
「もちろん残業です」と答えるのです。
「もちろん」が付くと「責任を持って仕事をするのが当然」という印象を強調できます。
答えは定番でも、印象深い答え方にできるのです。
「あなたの将来の夢は何ですか」
この質問の意図は、応募者に人生における大きなビジョンが描けているかどうかの確認です。
夢の有無や内容によって、人生とどのくらい真剣に向き合っているのか、確認できます。
10年後の自分についての質問と似ていますが、決定的な違いはスケールです。
夢は、さらにスケールの大きな質問であり、人生全体に及ぶ目標なのです。
まず、夢がないという回答は避けましょう。
夢がないからといって、すぐ不採用になることはありませんが、具体的な夢がある応募者のほうが、頼もしく感じるでしょう。
心がけたい答え方は、仕事に関係した夢であることです。
プライベートなら、プライベートな夢を語るのもいいのですが、あくまで面接であることを意識してください。
「自分の家を持つ」「幸せな家庭を築く」というプライベートな夢があっても、面接では伏せたほうがいいでしょう。
できるだけ仕事に関係した夢のほうが、就職との関連性が出るため、適切です。
答え方のポイントとしては、できるだけ、大きな夢を語りましょう。
夢のスケールが小さいと、応募者まで、小さな人間であるように見えてしまいます。
実現できるかどうかは難しく考えず、仕事に関係した大きな目標を堂々と語りましょう。
達成が難しかったり時間がかかったりなど、夢にふさわしい目標が適切です。
大きくあってこそ、夢が夢らしくなります。
また、夢を語るときは、熱意を込めると効果的です。
真剣なまなざしで熱く語る様子から、応募者の情熱的な人柄が伝わり、本気で叶えたい意気込みが伝わりやすくなります。
「タバコは吸いますか」
「1日に何本くらい、タバコを吸いますか」
喫煙の習慣は、ごまかさず、正直に答えましょう。
喫煙と禁煙のどちらが良いかと言われれば、健康面では圧倒的に禁煙です。
タバコを吸わない人は、堂々と禁煙であると答えればいいだけです。
懸念されるのは、喫煙者です。
まず前提として、喫煙の習慣があるからとはいえ、選考で不利になるとは限りません。
喫煙の習慣は、個人の自由です。
違法でもなければ、犯罪でもありません。
面接で最も重視されるのは、応募者とのマッチング。
応募者と企業の求めるものが一致していれば、応募者に多少の喫煙習慣があっても、許容範囲でしょう。
ただし、ヘビースモーカーは例外です。
タバコを吸う本数が多ければ多いほど、仕事の中断が多くなるだけでなく、健康への悪影響も懸念されます。
ヘビースモーカーは、禁煙を励行する企業では、選考に悪影響が出る可能性があります。
オフィス内の禁煙が広まり、喫煙者には肩身の狭い時代になりました。
もし喫煙の習慣があるなら、喫煙量を、就職活動中だけ減らしてはいかがでしょうか。
「吸う本数を少しずつ減らしています」「禁煙中です」などの前向きな答え方ができるだけでも、面接官の心証はよくなります。
「なぜ都会で就職したいのですか」
面接では、都会で就職したい理由について聞かれることがあります。
おそらく正直な意見としては、利便性や仕事の数に関する理由が多いのではないでしょうか。
「地元では、仕事が少ないから」
「都会のほうが、便利で楽しそうだから」
「都会のほうが、仕事をしやすそうだから」
悪くない返事ですが、いい返事でもありません。
面接官は「便利で楽しそうな土地ならどこでもいいのか」と言い返したくなるでしょう。
特に理由のない回答や生ぬるい答え方では、面接官の心を動かせません。
あくまで面接ですから、できるだけ就業への意欲や熱意が伝わるような返事を工夫するのが賢明です。
「自分の就きたい仕事が都会に集中していたから」
「ビジネスの中心で、大都会の厳しさに揉まれながら仕事をしたいと思ったから」
「仕事の能力を高めるためには、都会が最適だと考えたから」
「自分の向上」という理由で答えると、熱意と意欲が伝わりやすくなります。
「企業での女性の役割は、何だと思いますか」
この質問の意図は、企業が女性に期待する役割と、ずれがないかの確認です。
同時に、応募者が女性として、どんな立ち振る舞いを心がけようとしているかを知る狙いもあります。
世間では、女性と言えば「職場の潤滑油」という風潮がありますが、流される必要はありません。
世間の風潮は、あくまで世間の事情があり、自分とは切り離して考えることが大切です。
企業も、女性に何らかの役割を期待しているかもしれませんが、やはり自分の考えを曲げる必要はありません。
大切なのは、自分らしさです。
企業での女性の役割について、自分の正直な考えを、はっきり答えましょう。
大切なことは、自分の考えをしっかり持っていることです。
どんな答え方であれ、曖昧な言葉で濁すのではなく、はっきりとした意見を述べましょう。
女性であることを生かした回答ができれば、好感が得られます。
たとえば「女性ならではの視点」「女性だからできる気配り」「女性特有の発想」などです。
企業が、女性に何らかの役割を期待していたとしても、深みを感じさせる回答ができれば、面接官を説得できます。
女性の立場を生かすのが、私の役目だと考えております。
特に「女性ならではの視点」「女性だからできる発想」などは、御社の営業や企画で必ず役立ちます。
女性であることを十分生かして、業務に当たりたいと考えております。
総合職を希望する女性の場合、面接で聞かれやすい質問があります。
「総合職の男性の中で働くことは大丈夫か」です。
ばりばり男性に混じって働く場合、女性にも、ある程度の知力・体力・精神力が求められます。
女性の場合、特に体格や体力は、どうしても男性に劣る傾向があります。
精力的に仕事に取り組む男性たちと対等に張り合って働けるか、面接官もやはり不安があるのです。
まず、総合職を希望するなら、堂々とした態度と発言で答えましょう。
「やってみないとわかりません」「実は私も不安です」などの不確かな答えでは、面接官も困ります。
やっていけるか不安になっている応募者を、喜んで採用する面接官はいません。
本気で総合職を希望するなら、自信を持った態度と発言で答えることが大切です。
「大丈夫」と答えたとしても、大丈夫と言える根拠を、さらに深く突っ込まれることも予想されます。
意欲や熱意を見せることも大切ですが、面接官が納得できるエピソードなどを準備しておくと安心です。
たとえば、過去に男性と協力しながら困難を乗り越えた経験です。
面接官としては、1つでも実績があれば、応募者への印象がずいぶん変わります。
男性と対等に張り合って困難を乗り越えた実績があれば、強い説得力を生みます。
過去のエピソードを交えて自信を表現すれば、女性でも、大きな期待を寄せてくれるはずです。
「いつまで働こうと思っていますか」
女性に向けて聞かれることが多い質問です。
この質問の意図は、将来設計の確認です。
女性の場合、結婚と出産を機に、進路が大きく変更することがあります。
面接官としては「結婚や出産をすれば、すぐ辞めるのではないか」という不安があるため、深く質問してくるのです。
正直に答えたいところですが、面接官の心証を考えたうえで、慎重に言葉を選びましょう。
まず避けたいのは「辞める」という回答です。
結婚や出産後、仕事を辞める予定が確実である場合でも、はっきり言い切るのは危険です。
辞める可能性が高い応募者を、喜んで採用する面接官はいません。
少なくとも印象のよくない回答ですから、明言は避けるのが賢明です。
そのほか「自分でもわかりません」「そのときに考えます」など、不安を感じさせる回答も、できるだけ避けましょう。
好ましいのは「できるだけ長く働きたい」「前向きに検討したい」などの回答です。
できるだけ長く働く意思は、はっきり言い切ってかまいません。
たとえ結婚や出産があったとしても、会社の制度を利用しながら、できるだけ長く働く意思を伝えましょう。
「結婚をしても、仕事で実績を挙げたい」
「子どもを産んでも、人の役立つ仕事を続けたい」
結婚や出産を乗り越えて仕事をする決意を語ったほうが、選好率は確実によくなります。
「入社後に向いていないと感じたとき、どうしますか」
この質問の意図は、すぐ辞めることがないかの確認です。
入社してすぐ辞職されると、人員不足が発生して、企業も困ります。
そうしたことがないよう、実際にあり得る状況を想定した質問をします。
答えにくい質問ですが、ポジティブな印象が出る答え方が大切です。
まず「そんなことは絶対ありません」などの答え方は避けたほうがいいでしょう。
完全に否定すると、思考に柔軟が乏しく、狭い視野であると判断されます。
実際にあり得る状況ですから、厳しい言葉でも、話を一度受け止めてから答えるのが得策です。
また「我慢する」「意地でも頑張る」などの表現も、ネガティブな印象が伴うため、控えるのが賢明です。
できるだけ前向きで積極性が感じられる答え方が、好ましいでしょう。
対応策が具体的なら、面接官も安心します。
たしかにそういう可能性も、ゼロとは言い切れません。
しかしそれは、どの企業に入社してもあり得る状況だと思います。
しっかり企業研究をした結果、適正の大半は間違っていないと確信しています。
社会人になるからには、わがままばかりではいけません。
向いてない点があったとしても、自分が成長する課題として受け止め、前向きに乗り越えます。
それでも難しければ、先輩や同僚にアドバイスや協力を求めるなどして、乗り越えます。
面接では、定かではない予定について聞かれることがあります。
たとえば、将来の進路です。
田舎から都会に出た人なら「いつか実家に戻る予定ですか」と聞かれるかもしれません。
履歴書に実家が家業を営んでいる旨を記載すれば「将来は家業を継ぐ予定ですか」と聞かれる可能性もあるでしょう。
また結婚して子どもがいるなら「今後、お子さんが増える予定はありますか」という質問もあり得ます。
一般的に面接の受け答えは、明確な答えが好まれます。
イエスであれノーであれ、はっきり答えることが大切です。
定かではない予定について聞かれた場合も、やはりきちんとした返事をしたいと思うのではないでしょうか。
もちろんすでに答えが決まっているなら正直に答えるだけでいいのですが、未定である人も多いはずです。
普段の日常会話なら「どうなのでしょう」「私が知りたいくらいです」など、曖昧な言い方もできるでしょう。
しかし、面接は日常会話と違います。
うまく答えようとして、余計な嘘をついたり、早まった結論を出したりするほうが良くありません。
無理に答えると、その発言に責任を持たなければいけなくなり、あとから話がこじれる可能性もあります。
答え方に迷いがちな場面ですが、考え方は実にシンプルです。
未定であることは「未定」と答えましょう。
「未定」という返事は、ぼかした返事ではなく、はっきりした答えの1つ。
「現在のところ、未定です」
未定の事柄については、ストレートに「未定」と答えるのが賢明です。