執筆者:水口貴博

仕事と職業観に関する30の面接の定番質問

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知識や技能が生かしにくい可能性について質問されたときの答え方。

知識や技能が生かしにくい可能性について質問されたときの答え方。 | 仕事と職業観に関する30の面接の定番質問

「当社では、理系の知識が生かしにくいかもしれませんが、よろしいですか」

「文系の勉強で通じない業務が多いかもしれません。大丈夫ですか」

大学と志望企業の分野が異なるとき、面接で問われやすい質問です。

たとえば、理系出身の学生が文系企業に入社しようとしたり、その逆であったりです。

この質問の意図は、学生が抱くイメージと、入社後の現実にずれがないかの確認です。

大学と志望企業の分野が異なれば、やはり生かしにくい知識や技能は増えるでしょう。

この点を覚悟していないと、入社後、思い描いていたイメージと異なる状況に直面します。

応募者は、大きな失望感を抱き、仕事を辞めやすくなるのです。

こうした状況を防ぐため、面接の段階で理解や覚悟を確認する狙いがあります。

注意点があります。

面接官からの質問で、初めて気づいたような驚く反応をすると、企業研究をしていないのかと判断されます。

承知している様子を見せ、落ち着いて十分理解している旨を説明しましょう。

答え方のポイントは、生かせない点ではなく、生かせる点に注目することです。

文系の知識でも、理系に生かせる点があります。

たとえば、論理的な思考力は、理系の仕事にも生かせるでしょう。

完全に生かせないと考えるのではなく、生かせる点に焦点を当てると、うまく答えやすくなります。

別のアプローチとして、人間性をアピールするのも得策です。

文系企業・理系企業に関係なく、どんな企業でも人間性は重要要素です。

文系・理系の系統は違っても、共通点でアピールすれば、合理的な説明がしやすくなり、面接官を納得させられるでしょう。

仕事と職業観に関する面接の定番質問(10)
  • 知識や技能が生かせない可能性について質問されたときは、合理的な理由をつけて、承知している旨を説明する。
転勤や勤務地について質問されたときの答え方。

仕事と職業観に関する30の面接の定番質問

  1. 仕事とは何かと質問されたときの答え方。
  2. 仕事をするうえで大切なことについて質問されたときの答え方。
  3. 仕事をやり遂げる自信について質問されたときの答え方。
  4. 道具やスキルの習熟度について質問されたときの答え方。
  5. アルバイト経験について質問されたときの答え方。
  6. 働く理由について質問されたときの答え方。
  7. チームでの役割について質問されたときの答え方。
  8. 入社後のキャリアプランについて質問されたときの答え方。
  9. 出世の希望について質問されたときの答え方。
  10. 知識や技能が生かしにくい可能性について質問されたときの答え方。
  11. 転勤や勤務地について質問されたときの答え方。
  12. 希望職のイメージについて質問されたときの答え方。
  13. 志望企業の商品やサービスについて質問されたときの答え方。
  14. 新商品の企画やアイデアについて質問されたときの答え方。
  15. 人間関係で大切にしていることについて質問されたときの答え方。
  16. 上司と自分の考えが違うときの対応について質問されたときの答え方。
  17. 上司に叱られたときの対処について質問されたときの答え方。
  18. お客さまから怒鳴られたときの対応について質問されたときの答え方。
  19. 職場の雰囲気とやりがいについて質問されたときの答え方。
  20. 一般職・総合職を選んだ理由について質問されたときの答え方。
  21. 希望の業務や配属先について質問されたときの答え方。
  22. プライベートと残業の優先順位を質問されたときの答え方。
  23. 将来の夢について質問されたときの答え方。
  24. 喫煙について質問されたときの答え方。
  25. 都会で就職する理由について質問されたときの答え方。
  26. 企業での女性の役割について質問されたときの答え方。
  27. 総合職の男性の中で働くことについて質問されたときの答え方。
  28. いつまで働くつもりかについて質問されたときの答え方。
  29. 入社後に向いてないと感じたときについて質問されたときの答え方。
  30. 定かではない予定について質問されたときの答え方。

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