希望職のイメージを聞かれることがあります。
「営業は、どのような仕事だと思いますか」
「開発の仕事のイメージを聞かせてください」
この質問には、次の2つの意図があります。
入社後、イメージしていた仕事と違えば、失望して、離職率にも影響します。
応募者のイメージを事前に知ることで、正しいイメージを描いているか、確認できます。
希望の仕事のイメージを質問することで、職業研究や企業研究の度合いが確認できます。
しっかり職業研究ができていれば、具体的で詳細な説明ができるでしょう。
その企業に特化したイメージも説明できるはずなのです。
さて、イメージを聞かれたら、知っている範囲で具体的に答えましょう。
間違ってはいけないと思って、一般的なイメージだけで説明するのはよくありません。
自分が考えている仕事のイメージや職業観を、具体的にはっきり答えることが重要です。
余裕があれば、その企業に特化したイメージを加えると、さらに好印象です。
フレックスタイムを導入している企業なら、自由な出勤と退勤を踏まえた仕事のイメージを説明します。
裁量労働制を導入している企業なら、労働と時間配分の難しさを踏まえた仕事のイメージを説明します。
企業の内情を把握したうえで、仕事のイメージが説明できれば、企業研究に手間暇をかけたアピールができます。