親が子に願う職業は、いつの時代も同じです。
ずばり、安定した職業。
たとえば、大企業や公務員などです。
就職活動に失敗する人は、1つの就職情報サイトに登録します。
「登録は、1つで十分だろう」と思っています。
もちろん1つの就職情報サイトでも、数多くの企業が掲載されているため、事足りることがあります。
就職活動に失敗する人は、自己分析が中途半端です。
「意味がない」「面倒」「必要ない」などの言い訳をして、いきなり企業研究をしようとします。
早く結果を出したいため、自己分析をきちんとしません。
就職活動に失敗する人は、控えめな行動が特徴です。
就職活動に利用できるものがあっても「申し訳ない」「恥ずかしい」「なくてもなんとかなる」と利用を控えます。
「先輩から紹介できる人がいるよ」という誘いがあっても「大丈夫です。自分でなんとかします」と反射的に断ります。
就職活動に失敗する人は、面接対策本を完全否定するのが特徴です。
「就職対策本ばかり読んでいると、形式的な答え方になる」
「参考例を見ていると、自分の個性をうまく表現できなくなる」
就職活動は、やる気との戦いです。
暑い日は、体がだるくてやる気が出ない。
寒い日は、朝が起きにくくてやる気が出ない。
就職活動は、情報戦。
情報を持つ者が、有利になります。
企業説明会・企業研究・就職対策など、たくさん情報があればあるほど、解析や比較がしやすくなります。
就職活動中、対応に迷うのが、不明点の扱いです。
不明点に対する対応は、就職活動の成り行きを決める要素の1つ。
ささいな点ですが、就職活動の結果に関わるため、油断できない点です。
就職活動では、ほかの学生たちと一緒に出席するイベントがあります。
たとえば、合同の企業説明会です。
ある企業の説明会に参加したとき、見知らぬ人の隣に座ることがあります。
履歴書に必要なのは、本人の写真です。
就職活動に成功する人も、そうでない人も、写真を貼るのは当然です。
では、どこに違いが出るのかというと、写真を撮る手段です。
エントリーシートや履歴書などの応募書類。
応募書類は、いつ作成しますか。
いつ作成しても、仕上がりは同じになるはずと思うでしょう。
就職活動に成功する人も失敗する人も、面接前には準備をします。
準備しないで面接を受けるのは、落ちに行くようなもの。
準備がなくて受かったなら、単に「運が良かった」と考えていいでしょう。
就職活動では、多額の出費が必要です。
スーツ、靴、カバン、証明写真、書籍代。
意外に見落としがちなのが、交通費。
うまくいかなかったとき、どう思うかです。
うまくいかなかった事実より、その後の取り組みが大切です。
就職活動に失敗する人は、最初からうまくいかなくて、落ち込みます。
就職活動に失敗する人は、すぐ諦めます。
たとえば、OB・OG訪問を先輩に申し込んで、断られたときです。
「ダメと言われたなら仕方ない」と思い、素直に引き下がります。
就職活動に失敗する人は、学生らしく振る舞います。
学生だから、学生らしく振る舞うのが当然だと思っています。
学生気分が抜けないままなので、就職活動のさまざまな場面で、油断の連続です。
就職活動に失敗する人は、とにかく行動が遅い。
行動が後手になるため、チャンスがあっても生かし切れません。
大手企業の企業説明会では、参加人数が制限されていることがあります。
毎年、国から発表される、就職内定率。
就職内定率とは、就職希望者のうち、どれだけの人数が就職できたかを示す割合です。
学生の就職状況を把握するときの、重要な指標の1つとして利用されています。
就職活動に成功する人も失敗する人も、行動します。
インターンシップ、OB・OG訪問、企業説明会。
各イベントは、重要な情報を入手できる貴重な機会。
就職活動に失敗する人は、大手から順に受けます。
マッチングは完全に無視。
もちろんそれだけ自分のレベルも高ければいいのですが、受ける理由は、まったく別です。
就職活動では、スケジュール管理が重要です。
企業説明会から内定までの一連の流れを、細かく区切って予定を立てます。
必要になる資格、興味のある企業説明会、参加したいインターンシップなどがあるでしょう。
就職活動に失敗する人は、やりがいのある仕事を人に聞きます。
「どんな仕事をすれば、やりがいを感じますか」
聞かれた人も困ります。
就職活動は、長期にわたる活動です。
一般的には大学3年の中盤から始めることになるでしょう。
早い人は、大学1年や2年の頃から始める人もいるようです。
就職活動に成功する人も失敗する人も、遅刻はしません。
遅刻は厳禁。
言語道断です。
就職活動に失敗する人は、面接が終わった後、ぼんやりします。
帰宅途中「今日は疲れた。面接の手応えが微妙だな」と考えながら、もんもんとします。
一応、面接を振り返りはします。
就職活動に失敗する人は、お礼をしないのが特徴です。
OB・OG訪問が終わっても、そのまま。
面接が終わっても、お礼の連絡はしません。
就職活動に失敗する人は、時間がかかっていると考えるのが特徴です。
就職活動は、1つ1つのイベントに時間がかかります。
企業研究で1社調べるのに、時間がかかる。
不採用を一度も経験しない就職活動は、珍しいでしょう。
面接を何社か受ければ、いくつかの企業から不採用通知があり、落ち込むことがあります。
さて、就職活動に成功する人と失敗する人は、不採用の受け止め方が異なります。
不採用をもらえば、誰でも落ち込みます。
落ち込むのはいいのです。
全力を尽くしたにもかかわらず、望んだ結果が得られなかったわけですから、落ち込むのは当然です。
内定をもらえば、大喜び。
内定を複数の企業からもらえば、入社する1社に決め、ほかの内定は辞退することになります。
晴れて入社が決まれば、一安心。
親が子に願う職業は、いつの時代も同じです。
ずばり、安定した職業。
たとえば、大企業や公務員などです。
大事なわが子ですから、できるだけ安定した職業に就いてもらいたいと願います。
しかし往々にして、子どもは別の職業を希望するもの。
親と子どもの希望する職業が、偶然一致するのは珍しいでしょう。
そんなとき、どうするかです。
大切なのは、自分の道です。
親の希望は、あくまで親の希望。
もちろん親に養ってもらった恩はありますが、だからとはいえ、いいなりになる必要はありません。
親がなんと言おうと、自分の人生ですから、自分が希望する道に進むのがいいでしょう。
さて、就職活動に成功する人と失敗する人の違いは、親の希望を振り切る場面です。
就職活動に失敗する人は、ただ親に反抗して、敵に回します。
話し合いをしません。
するのは、けんか。
親に暴言を吐いて、対立して、決裂します。
自分の道を進むのはいいのですが、強引です。
親との関係を悪化させ、親を敵に回す。
親との関係悪化は、就職活動にも悪影響です。
経済的サポートだけでなく、精神的サポートも得られなくなります。
得られる協力が得られず、就職活動が難航するのです。
一方、就職活動に成功する人は、どうするのか。
親の意見と対立したとき、まず親を説得します。
自分の将来にかける気持ちをしっかり説明して、真剣な気持ちを理解してもらいます。
丁寧な言葉で、時間をかけて、きちんと説明するのがポイントです。
親も鬼ではありません。
わが子が強く真剣に希望しているとわかれば、最初は反対していても、いずれ心境が変わり、応援してくれるようになるでしょう。
親の理解が得られれば、経済的・精神的サポートが得られるため、就職活動に成功しやすくなるのです。
就職活動に失敗する人は、1つの就職情報サイトに登録します。
「登録は、1つで十分だろう」と思っています。
もちろん1つの就職情報サイトでも、数多くの企業が掲載されているため、事足りることがあります。
しかし、事足りた場合は「運が良かった」と思っていいでしょう。
その就職情報サイトに掲載されていない企業も、実はたくさんあるのが現実です。
1つの就職情報サイトには、全国すべての企業情報が掲載されているわけではありません。
一般的に就職情報サイトに登録するためには、費用が必要です。
企業が掲載の希望を申し込み、広告掲載料を支払わなければ、掲載できない仕組みが一般的です。
掲載できるとしても、一定期間。
費用に応じて、掲載期間が変わります。
企業としては、複数の就職情報サイトに掲載したくても、予算の都合で数や時期を限定する場合があります。
掲載されていない企業もたくさんあるため、漏れが発生する場合があります。
掲載のない企業は、いくら検索しても出てこない。
登録が1つのみの場合、就職活動の可能性も制限されてしまうのです。
一方、就職活動に成功する人は、違います。
複数の就職情報サイトに登録するのが特徴です。
そうすると、情報収集の幅が広がるため、より多くの企業を確認できます。
検索できる企業の幅がぐっと広がり、より小さな選択肢や可能性も、拾いやすくなります。
完璧まではいかなくても、就職活動の幅が広がるのは確実です。
就職情報サイトへの登録は、1つでなければいけないルールはありません。
応募者は、可能性を広げるためにも、できれば複数の就職情報サイトに登録しておくほうが安心です。
就職活動に失敗する人は、自己分析が中途半端です。
「意味がない」「面倒」「必要ない」などの言い訳をして、いきなり企業研究をしようとします。
早く結果を出したいため、自己分析をきちんとしません。
たとえ自己分析をしたとしても、中途半端。
応募するために、いきなりエントリーシートや履歴書を書こうとするのですが、つまずくのは、自己PRや志望動機。
自己分析がきちんとできていないと、適切な内容が書けません。
仕方なく就職対策本の回答例を参考に書きますが、自分をよくわかっていないため、借りてきたような表現が目立ちます。
企業の利益に貢献できる説明も抽象的で、アピールする力が弱いのです。
こんな状態で内定をもらうほうが、奇跡です。
当然ですが、就職活動が難航するのです。
一方、就職活動に成功する人は、自己分析が入念です。
手間暇もかかって大変ですが、今後の就職活動の成り行きを決める重要な作業。
自分の過去を振り返り、自分の特徴や強みや弱みなどを把握します。
しっかり自己分析をして自分を把握できれば、自分に合った業界や企業を選べます。
自己PRや志望動機も、自分の特徴を土台にしたアピールになっているため、採用担当者を引きつける話ができます。
自己分析をしたおかげで、内容も具体的になるのです。
就職活動に失敗する人は、控えめな行動が特徴です。
就職活動に利用できるものがあっても「申し訳ない」「恥ずかしい」「なくてもなんとかなる」と利用を控えます。
「先輩から紹介できる人がいるよ」という誘いがあっても「大丈夫です。自分でなんとかします」と反射的に断ります。
「借りができると面倒くさい」という思いもあって、ためらったり迷ったりするのです。
そうこうしているうちに、タイミングをどんどん逃していきます。
せっかくあるチャンスを十二分に生かせないため、就職活動が停滞します。
ついには「運がない」という非科学的な言葉で締めくくるのです。
控えめにして、たくさん内定が取れることはありません。
控えめにしていると、消極的と誤解され、内定をもらえないのが現実です。
一方、就職活動に成功する人は、利用できるものは何でも利用します。
スーツを買うお金がなければ、持っている人から借りる。
就職対策本を買う余裕がなければ、図書館で借りる。
OB・OG訪問のとき、知り合いの先輩がいなければ、友人を通して先輩を紹介してもらう。
利用できるものなら、何でも利用します。
そのずうずうしさも、就職活動では必要と思うことです。
「借りができると面倒くさい」と思うかもしれませんが、借りができてもいいのです。
人生を決める重要な局面なのですから、借りをつくってでも、悪あがきする場面。
内定を取ったとき、喜びの報告で、恩返しをしましょう。
利用できるものは、ためらわず利用したほうがいい。
プライドも、見栄も、恥も捨てる。
両親に嬉しい報告をするためにも、利用できるものは何でも利用して、全力を尽くす姿勢が大切です。
就職活動に失敗する人は、面接対策本を完全否定するのが特徴です。
「就職対策本ばかり読んでいると、形式的な答え方になる」
「参考例を見ていると、自分の個性をうまく表現できなくなる」
「もっと自由に自分を表現すればいいだろう。こんな本が役立つわけがない」
たしかに納得できる言い分もあります。
就職対策本を言い換えれば、マニュアル本。
細かいところまでマニュアルに従えば、形式的になり、個性が失われやすくなるのも事実です。
しかし、形式的な答え方を避けたばかりに、無礼で非常識になってしまうのでは意味がありません。
自分らしく自由に表現できていても、それが社会常識に反する言動では、やはり就職で不利になります。
就職活動の怖いところは、失敗してからでは取り返しがつかない点です。
泣いても笑っても、一度きりの勝負。
ちょっとした知識不足や勘違いが、大きな過ちを招くことがあるのです。
一方、就職活動に成功する人は、就職対策本を読みます。
読むとはいえ、丸暗記するような読み方ではなく、あくまで参考とする読み方です。
礼儀作法・適切な手順・適度な目安など、役立つ情報がたくさんあるのも事実。
本質の部分だけ参考として学び、その軸を基本にして、後は臨機応変に対応するのです。
学びに対する柔軟な姿勢があるため、失敗を避けることができ、就職活動がうまくいきます。
就職活動の各イベントに出席するなら、前もって面接対策本で予備知識を学んでおくほうが、スムーズです。
就職活動は、やる気との戦いです。
暑い日は、体がだるくてやる気が出ない。
寒い日は、朝が起きにくくてやる気が出ない。
やる気さえ出れば、就職活動はどれだけ楽になるでしょうか。
やる気が出れば、行動力も出て、スムーズに進むでしょう。
「今日はやる気が出ない」と思うまでは、就職活動に成功する人も失敗する人も同じです。
違うのは、その後の行動です。
就職活動に失敗する人は、やる気がなければ、行動しません。
「今日はやる気が出ない。就職課に行くのは、また今後にしよう」
「今日は元気が出ない。企業研究は、また明日にしよう」
「今日は体がだるい。昼寝でもしよう」
やる気が出ないからやらないのは、一見、素直な行動に思えます。
しかし、後回しにしていると、どんどん行動は遅れます。
就職活動の進み具合は、不安定。
やる気の波に流された状態になるため、就職活動がなかなか思うように進まないのです。
一方、就職活動に成功する人は、やる気がなくても行動します。
「今日はやる気が出ない。ひとまず就職課に行こう」
やる気が出ないときは、体を動かすのがいちばん。
最初はいやいやなのですが、ひとまず体を動かし始めます。
するとです。
体は、やる気の発電機です。
体を動かしているうちに、だんだんテンションが上がり、やる気が出始めます。
就職課に漂う緊張感や、就職課にいる熱心な学生たちから、パワーをもらえます。
気づけば、やる気の炎が燃え上がり、就職活動に集中している自分がいます。
だから、どんどん就職活動が前に進みます。
やる気が出ないときこそ、就職活動で差をつけるチャンス。
やる気が出ないから行動するのが、正解です。
やる気は、自然と出てくるものではなく、行動によって出すものです。
就職活動は、情報戦。
情報を持つ者が、有利になります。
企業説明会・企業研究・就職対策など、たくさん情報があればあるほど、解析や比較がしやすくなります。
就職活動に成功する人も失敗する人も、たくさんの情報を集めます。
では、どこに違いが出るのかというと、情報源です。
就職活動に失敗する人の情報源は、偏っているのが特徴です。
情報収集が「インターネットだけ」「本だけ」など、極端に偏っています。
もちろんインターネットも本も、情報を入手できる素晴らしい情報源ですが、それだけで十分とは言えません。
たくさん情報を入手しても、情報源が偏っていると、解析や比較はできても、真偽の確認が難しくなる。
また、情報源を制限しているからこそ、情報の盲点も生まれやすくなるのです。
一方、就職活動に成功する人の情報源は、幅広いのが特徴です。
インターネットや本を使うのは、もちろんです。
テレビ、新聞、就職情報誌、友人、ポスター。
OB・OG訪問、企業説明会、インターンシップ。
企業見学、店舗見学、工場見学。
手ではなく、足で情報をつかみに行くこともしばしばです。
もちろんそれぞれの情報源に信頼性の違いはありますが、基本的にえり好みはしません。
知ることより、知らないことのほうが怖い。
できるだけ多くを知っておいたほうがいいと思い、アンテナを張って、幅広い情報源から情報を受け入れていきます。
さまざまな情報源を頼りにするため、情報の質を高めたり、比較したり、真偽に気づいたりできるようになります。
総合的判断ができるようになることで、より就職活動に生かせる情報へ仕上げていくのです。
就職活動中、対応に迷うのが、不明点の扱いです。
不明点に対する対応は、就職活動の成り行きを決める要素の1つ。
ささいな点ですが、就職活動の結果に関わるため、油断できない点です。
就職活動に失敗する人は、不明点があっても、言い訳をして放置します。
「問い合わせるのが恥ずかしい」
「聞くのが面倒」
「調査に手間暇がかかる」
言い訳ばかりで、解決に向けた行動をしません。
もちろん手間暇との兼ね合いもありますが、ささいな不明点だけでなく、重要な不明点まで放置してしまうのです。
その結果、誤解や勘違いが生まれ、就職活動がこじれます。
企業研究が浅いままで終わり、いざというときに困るのです。
一方、就職活動に成功する人は、不明点があれば、きちんと問い合わせます。
もちろん何でも問い合わせるわけではありません。
最初は自分で調べますが、調べてもわからなければ、勇気を出して企業に問い合わせます。
「恥ずかしい」「面倒だ」「手間暇がかかる」と思う気持ちはありますが、放置しても、最終的に困るのは自分。
大げさに言えば、人生に影響を与える場面でもあります。
そのため、少し手間暇がかかって恥ずかしくても、勇気を出して問い合わせます。
礼儀作法を持って問い合わせれば、企業もきちんと答えてくれます。
不明点を解消させる行為も、大事な就職活動の一環です。
このささいな点で、情報の量や精度に差がつき、就職活動を左右するのです。
就職活動では、ほかの学生たちと一緒に出席するイベントがあります。
たとえば、合同の企業説明会です。
ある企業の説明会に参加したとき、見知らぬ人の隣に座ることがあります。
こんなとき、どうするか。
就職活動に失敗する人は、隣の人に絶対話しかけません。
「知らない人だから、無視する」
「特に用事がないから話しかけない」
たしかにそのとおりではあるのですが、一方で、貴重なチャンスも逃しています。
自分と同じ境遇の人がいるというのは、非常に恵まれたこと。
人と出会いを十二分に生かし切れていません。
情報交換や励まし合いも、今の友人関係がすべてになります。
知り合えるかもしれない貴重なチャンスを、逃しているのです。
一方、就職活動に成功する人は、余裕があれば、隣の人に話しかけます。
やはり貴重なチャンスが目の前にあるなら、じっとしているだけではもったいない。
偶然その場に居合わせたのも、何かの縁かもしれません。
隣の人に「今日は大勢の人が来ていますね」「どちらからお越しですか」と話しかけます。
挨拶をして話しかけ、雑談を通して仲良くなり、小さな出会いのチャンスでも、最大限に生かそうとします。
そうして仲良くなれば、学校の友人以外でも、人間関係が広がります。
情報網が強化され、情報交換や励まし合いの機会も増える。
こういうところで、就職活動の差をつくのです。
履歴書に必要なのは、本人の写真です。
就職活動に成功する人も、そうでない人も、写真を貼るのは当然です。
では、どこに違いが出るのかというと、写真を撮る手段です。
就職活動に失敗する人は、スピード写真を使います。
「写真館に行くのが面倒」
「写真なんて、どこで撮影しても同じ」
「写真代は高いから、少しでも費用を抑えたい」
こうした理由から、最も手軽で経済的なスピード写真を利用します。
もちろんマナー違反ではありません。
履歴書にも問題なく使えます。
重大なマナー違反というわけでもありません。
しかし、採用担当者に与える印象が違います。
複数の履歴書を並べて比較したとき、やはりスピード写真で撮った写真は、一目瞭然。
「画質が荒い」「姿勢が悪い」「表情がだらしない」など、どこか悪い印象が目立つのです。
一方、就職活動に成功する人は、写真館で撮ります。
「履歴書の写真だからこそ、入念に撮影しよう」
「就職活動に関係する写真だから、お金をかけて当然」
「写真代はかかるが、これで採用率が上がるなら、安いもの」
写真館に行くのは恥ずかしいですが、内定のために、勇気を出して向かいます。
写真館には、プロのカメラマンがいます。
きれいに撮れるアドバイスをしながら撮影してくれるため、失敗がありません。
納得できる写真が撮れるまで、何度でもやり直ししてくれるメリットもあります。
ヘアセットやメイクのサービスをしてくれる写真館もあります。
そのため、非常に質の高い写真が完成し、採用担当者へのアピールが強くなるのです。
たかが1枚の写真、されど1枚の写真。
成功する人と、そうでない人の、違いが出る部分なのです。
エントリーシートや履歴書などの応募書類。
応募書類は、いつ作成しますか。
いつ作成しても、仕上がりは同じになるはずと思うでしょう。
ところが、同じになるようで、ならないのです。
実際は作成する時間帯によって、仕上がりに違いが出る傾向があります。
就職活動に失敗する人は、応募書類を夜に作成します。
「夜のほうが静か」「暗い夜中のほうが集中しやすい」などの安易な理由です。
しかし、夜に作成した履歴書は、極端な内容になりがちです。
夜は、肉体的にも精神的にも、疲労がピークに達する時間。
そのため、なかなか頭がうまく回らず、正常な判断や思考が乏しくなります。
その割に、夜には不思議な興奮作用があります。
疲れと興奮が複雑に絡み合い、いつの間にか非常識で的外れな内容になっている。
夜に書いたラブレターを、朝になって読み直すと、赤面するのと同じです。
夜には興奮作用があり、非常識で的外れな内容を書いてしまいやすい。
同じように、応募書類も夜に書くと、興奮作用のため、非常識で的外れな内容が目立ちます。
朝になって読み返すと、赤面する結果になるでしょう。
一方、就職活動に成功する人は、応募書類を昼間に作成します。
昼間に応募書類に着手すると、正常な思考で作成できます。
太陽の光は「頑張ろう」という意欲を高めてくれ、頭の回転を正気にさせます。
日中はまだ疲れもたまっていないため、応募書類の作成に、全力投球できるのです。
就職活動に成功する人も失敗する人も、面接前には準備をします。
準備しないで面接を受けるのは、落ちに行くようなもの。
準備がなくて受かったなら、単に「運が良かった」と考えていいでしょう。
あるいは、その企業の労働条件が怪しい可能性があります。
身だしなみを整え、持ち物を再確認し、自己PRや志望動機をおさらいします。
準備は同じです。
差がつくのは、準備の度合いです。
就職活動に失敗する人は、準備をしても、不十分です。
たとえば、面接対策です。
本だけ読んで、頭の中で様子を思い浮かべ、それで練習をしたと考えます。
いわゆるイメージトレーニングの状態です。
それも1つの練習ですが、あくまで想像であり、本番に適した練習ではありません。
持ち物を再確認するときも、頭の中だけで確認します。
人間は、不完全な生き物。
記憶に頼って確認すると、うっかり忘れる持ち物が出ます。
その結果、面接本番では、あたふたするのです。
一方、就職活動に成功する人は、準備が十二分です。
面接対策は、本を読むだけで満足せず、必ず模擬練習をします。
友人・親・キャリアカウンセラーなどに面接官役をお願いして、実戦に近い面接の練習をします。
しかも1回だけでは満足せず、何度も繰り返し練習します。
面接官役の人から「もう十分ではないですか」と言われるくらい、繰り返し練習します。
そのため、礼儀作法・話し方・質疑応答がきちんと整うのです。
また、持ち物の確認方法も、素晴らしい。
記憶に頼って確認するのではなく、チェックリストを準備して、確実に漏れを防ぐ対策をします。
完璧は難しいですが、完璧に近づける努力を怠りません。
面接本番でも集中しやすくなり、120%の自分を発揮できるのです。
就職活動では、多額の出費が必要です。
スーツ、靴、カバン、証明写真、書籍代。
意外に見落としがちなのが、交通費。
1回は小さな金額でも、積もると大きな金額になります。
こうした出費に対する考え方も、就職活動に成功する人と失敗する人とで違いが見られます。
就職活動に失敗する人は、就職活動費を「単なる出費」と考えています。
就職活動費としてお金を使うたびにため息をつき、変な罪悪感があります。
アルバイトで苦労して貯めたお金を使うたびに「もったいない」と思います。
しかし、単なる出費というのは誤解です。
就職活動に成功する人は、まったく異なる考え方です。
就職活動費を「自分への投資」と考えます。
たしかに貴重なお金がなくなるのは苦しいことかもしれませんが、無意味ではありません。
パソコン代もスーツ代も、交通費も、言い換えれば、自分への投資。
たしかにお金はなくなりますが、おかげで就職活動がスムーズになります。
パソコンが必要だと思ったなら、奮発して買うのもいいでしょう。
安物のスーツより、きちんとしたスーツを購入したほうが、身だしなみが立派になります。
情報収集が加速して、身だしなみを整えやすくなり、行動範囲も広がります。
お金をかければかけるほど、就職活動がしやすくなり、将来につながります。
今はまだ結果が出ていませんが、当然のこと。
投資なのですから、結果が出るのは、まだ先の話です。
やみくもに出し惜しみしては、あとから痛い目に遭うでしょう。
もちろん無駄使いは避けますが、必要なところには、しっかりお金をかけたほうが賢明です。
うまくいかなかったとき、どう思うかです。
うまくいかなかった事実より、その後の取り組みが大切です。
就職活動に失敗する人は、最初からうまくいかなくて、落ち込みます。
「1歩目からつまずくなんて、情けない」
「最初からトラブルなんて、縁起が悪い」
最初からうまくいかなかったことに肩を落とし、大きなため息をつくのです。
一方、就職活動に成功する人は、最初はうまくいかなくて当然と考えます。
順番も方法もわからない。
目安も適度もわからない。
範囲も限界もわからない。
そんな不明点だらけの状態で、最初からうまくいくほうが不思議です。
最初からうまくいかなくても「まあ、最初はこんなものだろう。これからが本番」と考え、深く落ち込みません。
もし最初からうまくいけば、御の字。
「運が良かった。ラッキー」と考えます。
大切なのは、うまくいかなかった後です。
失敗してからが本番。
もう少し粘ったり、別の方法を考えたりなど、困難を乗り越えるのです。
失敗したおかげで、手応えがつかめ、経験も蓄積されます。
最初からうまくいかなくて当然と思えば、実際にうまくいかないことがあっても、落ち込みにくくなります。
それが粘り強さに変わり、就職活動の困難を乗り越える、隠れた底力になるのです。
就職活動に失敗する人は、すぐ諦めます。
たとえば、OB・OG訪問を先輩に申し込んで、断られたときです。
「ダメと言われたなら仕方ない」と思い、素直に引き下がります。
企業説明会に申し込んだときも、満員のため、参加できないことがあります。
満員で参加できなければ、仕方ありません。
「残念。縁がなかったことにしよう」と思って、諦めるのです。
一見、素直で潔く感じます。
しかし、こういうのは「素直」というより「諦めが早い」という状態です。
似ていますが、まったく意味が違います。
就職活動に成功する人は、ひと味違います。
どうするのかというと、無理を承知で、もう少し粘るのです。
もちろん粘るとはいえ、しつこいと迷惑になるため、常識の範囲で粘ります。
先輩にOB・OG訪問を申し込んで断られたとき、もう少し粘ってみます。
「厳しいのは承知ですが、そこをなんとか、お時間を取れないでしょうか」
「○○さんが頼りなのです。30分だけでもいいので、お願いいたします」
熱意に押された先輩は「わかりました」と折れて、特別に時間をつくってくれることがあります。
企業説明会に申し込んで満員だったときも、粘り強さを見せます。
満員であることを承知のうえで、なんとか参加できないかと、もう一度お願いしてみます。
それがダメなら、断られるのを承知で、当日会場に向かいます。
「立ち見でもいいので参加させてください」と、担当者に駆け寄って懇願します。
予約がないため参加できるはずはないのですが、担当者はその熱意と行動力に押され、特別に許可してくれる場合があります。
可能性は低いのですが、ゼロではありません。
少しでも可能性があるなら、無理を承知で、粘る価値はあるでしょう。
就職活動に失敗する人は、学生らしく振る舞います。
学生だから、学生らしく振る舞うのが当然だと思っています。
学生気分が抜けないままなので、就職活動のさまざまな場面で、油断の連続です。
「少しくらい間違っても、学生だから許してもらえるだろう」
甘い考えがあるため、就職活動で社会人と接したとき、生ぬるい印象を与えます。
たとえば、OB・OG訪問では、約束の時間に遅刻する。
先輩にため口を使ってしまう。
面接では、礼儀作法が不十分になる。
若者言葉を使ってしまい、面接官を不快にさせてしまう。
相手は「本当に仕事をしたいと思っているのだろうか」と疑問を抱くのです。
一方、就職活動に成功する人は、学生でも社会人らしく振る舞います。
就職活動をするということは、社会人と同じ土俵に立つということ。
身分は学生でも、就職活動を始めれば、社会人らしい振る舞いが必要であると自覚しています。
社会人と接するときは、社会人さながらのビジネスマナー。
若者言葉を使わず、礼儀作法にのっとった言動を意識します。
社会人以上に、社会人らしい対応を心がけると言っても過言ではありません。
そういうところが、社会人の心を動かします。
「若い割に、丁寧な対応だ」
「学生にもかかわらず、社会人のようだ」
社員を驚かせることができ、評価を上げやすいのです。
就職活動に失敗する人は、とにかく行動が遅い。
行動が後手になるため、チャンスがあっても生かし切れません。
大手企業の企業説明会では、参加人数が制限されていることがあります。
企業説明会の応募が開始され、しばらくしてから応募しようと思います。
ところが数日後、いざ参加しようと思ってウェブサイトを見ると、すでに満員で参加ができない。
行動が遅いため、チャンスを失うのです。
エントリーシートや履歴書の提出も、締め切りぎりぎりです。
「締め切りまでまだ時間がある。あとから書こう。また今後書こう。いつか書こう」
ずるずる提出を後回しにして、締め切り間近にようやく重い腰を上げます。
焦りながら書くため、自己PRや志望動機が中途半端で、詰めも甘い。
行動が遅いため、できることができなくなり、うまくいくこともうまくいかなくなるのです。
一方、就職活動に成功する人の特徴は、すこぶる行動が早い点です。
心がけるのは、常に先手。
「誰よりも早く」「少しでも早く」をモットーに、行動しようとします。
事情がないかぎり、先延ばしは避け、できるだけ早めの行動を心がけます。
企業説明会への参加も、受け付けの開始と同時に登録するのが当たり前。
行動が早いため、人数制限のあるイベントも、確実に参加できます。
エントリーシートや履歴書などの選考書類も、何度も見直してきちんと仕上がれば、すぐ提出します。
早い提出は採用担当者を驚かせ、就労意欲のアピールにもなります。
その結果、先行で有利になることがあるのです。
毎年、国から発表される、就職内定率。
就職内定率とは、就職希望者のうち、どれだけの人数が就職できたかを示す割合です。
学生の就職状況を把握するときの、重要な指標の1つとして利用されています。
さて、就職活動に成功する人と失敗する人は、就職内定率の受け止め方が異なります。
就職活動に失敗する人は、就職内定率を気にします。
「今年の内定就職率は悪いな」
「頑張っても、どうせうまくいかないのではないか」
「就職内定率が高かった時代や世代がうらやましい」
肩を落とし、どんよりした気持ちで就職活動を始めるのです。
就職内定率が高かった時代や世代をうらやましがり、今さら言っても仕方ない文句ばかり言います。
余計なところで貴重な資源を削っているため、肝心の就職活動に身が入らないのです。
一方、就職活動に成功する人は、就職内定率を気にしません。
参考にすることはありますが、あくまで参考程度。
就職内定率が低いとはいえ、結局のところ、自分の努力しだいと思っているからです。
どんなに就職内定率が低くても、採用される人はいます。
熱意と意欲に満ちた優秀な人材は、就職内定率にかかわらず、内定をもらえます。
集中すべきは、世間の就職活動ではなく、自分の就職活動です。
自分の希望する仕事をするために、身の丈に合った企業の中から探すだけです。
それがきちんとできていれば、就職内定率は関係ありません。
就職活動に成功する人も失敗する人も、行動します。
インターンシップ、OB・OG訪問、企業説明会。
各イベントは、重要な情報を入手できる貴重な機会。
どのイベントも、参加しないより、したほうがいいのは確実です。
参加すれば、貴重な情報が入手でき、就職活動が有利になるでしょう。
就職活動に成功する人と失敗する人の行動パターンは同じでも、結果に違いが出ます。
その違いとは、目的意識があるかどうかの違いです。
まず就職活動に失敗する人は、目的意識がありません。
参加する理由は「なんとなく」です。
「インターンシップをしたほうがいいらしいので、参加してみる」
「先輩からOB・OG訪問を勧められたので、とりあえずやってみる」
「友人に誘われたから、なんとなく企業説明会に参加する」
安易な気持ちで参加するのです。
「参加する」という行動は素晴らしいのですが、受け身です。
せっかく参加しても、ぼうっとしているため、聞き流してしまう。
貴重な話が聞けても、メモを取らないため、すぐ忘れる。
「質問はありませんか」と聞かれても「特にありません」と答える。
就職活動のイベントにたくさん参加していても、得られるものが少ないのです。
貴重な情報が見聞きできても、ざるで水をすくうかのように、抜け落ちるのです。
一方、就職活動に成功する人は、目的意識を持って行動するのが特徴です。
インターンシップなら、学びたいことを明確にしたうえで参加します。
OB・OG訪問をするときも、質問したいことをまとめてから参加します。
企業説明会では、知りたい情報を明確にしてから参加します。
参加の目的が明確になっているため、情報の吸収力も高くなります。
イベントへの参加が有意義になり、就職活動に生かせる情報が効率よく身につくのです。
就職活動に失敗する人は、大手から順に受けます。
マッチングは完全に無視。
もちろんそれだけ自分のレベルも高ければいいのですが、受ける理由は、まったく別です。
「知名度がある」「安定している」「福利厚生が充実している」などの理由です。
「とりあえず大手が安心」と思い、大手から順に受けていくのです。
しかし、応募しても、うまくいきません。
大企業や人気企業は、全国から応募者が殺到します。
非常に高い倍率になり、大変厳しい現実に直面するのは確実。
自分に合っていないため、案の定、不採用になります。
内定は、くじ引きで決めるわけではありません。
やはり企業も、自社に合った人材を求めているため、適していない応募者は、不採用になって当然です。
大手から順に応募して、不採用ばかりを受けることになる。
まったく手応えがない。
そんな状況の中「自分は人として失格なのではないか」と考え、絶望感を抱き始めるのです。
一方、就職活動に成功する人が大切にしているのは、自分に合った企業です。
いきなり大手を受けようとはしません。
企業の業務内容・規模・場所・社風など、総合を見たうえで、身の丈に合った企業を選びます。
つまり、マッチングを意識しているのです。
自分に合った企業であるため、自分の特徴や強みなどをアピールしやすくなります。
自分の能力や適性を最大限に生かしやすい企業に応募しているため、企業にとっても応募者が魅力的に感じます。
たくさんの内定をもらい、いくつか内定を辞退しなければいけない状況になるのです。
就職活動では、スケジュール管理が重要です。
企業説明会から内定までの一連の流れを、細かく区切って予定を立てます。
必要になる資格、興味のある企業説明会、参加したいインターンシップなどがあるでしょう。
さて、就職活動に成功する人と失敗する人には、スケジュール管理に大きな違いがあります。
就職活動に失敗する人は、スケジュールが成り行き任せです。
そもそもスケジュールをあまり考えていません。
筆記試験対策・企業説明会・企業研究など、行き当たりばったりで決めます。
もちろん時にはそういう巡り合わせもあっていいでしょう。
しかし、それが「いつも」という状態になると、考えものです。
うまくいくこともありますが、半分は運に任せているような状況です。
気づけば、資格の試験日が迫り、勉強する時間がない。
やることがたくさんあって、インターンシップのチャンスを逃した。
貯金するため、アルバイトが忙しくて、就職活動ができない。
成り行きに任せているため、後になって慌てる状況が多くなるのです。
就職活動に成功する人は、スケジュールが計画的です。
スケジュール作成に、まずしっかり時間をかけるのが特徴です。
就職活動を始めるにあたって、就職活動全体のスケジュールを考えるのです。
まず、就職活動に必要な費用を計算します。
必要になる費用がわかれば、足りない費用を稼ぐため、アルバイトの計画を立てます。
必要な資格を決め、試験日の日程を把握して、資格の勉強に専念する期間を決めます。
もし予定を細かく決めるのが難しければ、大まかに決めます。
「8月は筆記試験対策に集中する」「9月は資格の勉強に集中する」などです。
スケジュールが計画的であるため、1つ1つのイベントに、慌てることなく集中できるようになります。
今後の見通しも把握できるため、精神的にも楽になるのです。
就職活動に失敗する人は、やりがいのある仕事を人に聞きます。
「どんな仕事をすれば、やりがいを感じますか」
聞かれた人も困ります。
たしかに人の意見を参考にするのは大切ですが、何でも人に聞けばいいわけではありません。
自分の価値観は、ほかの人に聞いてもわかるはずがありません。
誰かに聞いたところで、価値観は人によって異なります。
ある仕事を「楽しい」と思う人もいれば「つまらない」と感じる人もいます。
仕事の問題ではなく、価値観の問題です。
やりがいのある仕事は人に聞いても具体的な回答が得られないため、かえって話がこじれるのです。
一方、就職活動に成功する人は、やりがいのある仕事を自分で考えます。
自分がどんな仕事をしたとき、やりがいを感じるのか、自己分析の結果を参考にしながら考えます。
世の中には、さまざまな職業があります。
それぞれの仕事をしている自分を想像して、比較して、最もやりがいを感じる職業を見つけていきます。
自分の価値観は、自分で答えを見いださなければいけません。
たとえ収入が低めでも、自分にとって充実感や満足感が得られる仕事なら、大正解です。
自分の答えは、自分の中にあるのです。
就職活動は、長期にわたる活動です。
一般的には大学3年の中盤から始めることになるでしょう。
早い人は、大学1年や2年の頃から始める人もいるようです。
長期にわたる就職活動で、切っても切れない関係なのが、疲れ。
疲れとどう付き合っていくかが、就職活動の課題の1つです。
就職活動に成功する人と失敗する人の違いは、疲れたときの行動パターンです。
就職活動に失敗する人は、疲れても、無理をするのが特徴です。
「まだまだやれる」
「ゆっくり休んでいられない」
踏ん張って、疲れた体にむちを打ちます。
意気込みは素晴らしいのですが、やはり限界は限界です。
ひどく疲れた状態で筆記試験の勉強をしても、頭に入らないでしょう。
ぼうっとしている状態で履歴書を書こうとしても、頭が回らず、きちんとした内容が書けないでしょう。
睡眠不足で面接を受けても、面接官に悪い印象を与えるだけでしょう。
良かれと思ってしている踏ん張りが、逆効果。
就職活動の質を落とし、余計に自分の首を絞めるのです。
一方、就職活動に成功する人は、疲れたら素直に休みます。
「休憩も就職活動の一環」という考えがあるからです。
疲れているとき、無理に就職活動を続けたところで、良い結果は生みません。
就職活動は、量より質です。
もちろん勝負所では、疲れていても踏ん張らなければいけない場面もありますが、あくまで例外です。
一部の勝負所を除き、疲れたときは、素直に休むのがいちばん。
1つ1つの仕事をきちんと確実に仕上げるためには、疲れのない状態が理想的です。
疲れたときには、リフレッシュを心がけ、心身を癒やしましょう。
就職活動に成功する人も失敗する人も、遅刻はしません。
遅刻は厳禁。
言語道断です。
では、どこに違いがあるのかというと、時間に対する余裕です。
就職活動に失敗する人は、行動に余裕がありません。
たとえば、OB・OG訪問です。
約束の時間のぎりぎりになって到着します。
一応、遅刻ではありません。
しかし、社会人である先輩は到着が早く、待ちくたびれて、あくびをしています。
先に到着すべき側が後になり、おかしな雰囲気になります。
そのため、OB・OG訪問では聞きたいことが聞けず、せっかくの貴重な機会を生かしきれないのです。
面接時間も同様です。
予定時間のぎりぎりに到着します。
遅刻はしていませんが、そういう問題ではありません。
身だしなみを整えたり、落ち着いたりする時間がありません。
息が荒いまま面接を始めることになるため、余裕がなく、自分を十二分に発揮できないのです。
一方、就職活動に成功する人は、時間に余裕があります。
しかも、時間に対する余裕の度合いが違います。
少し余裕をつくるのではなく、たっぷり余裕をつくって行動するのが特徴です。
OB・OG訪問は、1時間前の到着が基本。
遅くても、30分前には到着です。
「早すぎるのではないか」と思いますが、社会人である先輩を待たせるわけにはいきません。
余った時間で身だしなみを整えたり質問内容を再確認したりします。
それが、忙しい先輩を出迎えるときのマナーです。
面接でも十分な余裕を持って向かいます。
面接会場に入るのは5分前や10分前でもかまいませんが、面接会場近くには30分や1時間前に到着したい。
「早すぎるのではないか」と思いますが、人生を左右する重大な局面で、余裕がないのは致命的です。
むしろ十分すぎるほど時間に余裕をつくります。
余った時間は、近場のお手洗いや喫茶店などで時間をつぶします。
その時間で、気持ちを落ち着かせたり、身だしなみを整えたり、自己PRや志望動機を見直したりします。
万全の状態で面接に向かえるため、120%の力を発揮できるのです。
就職活動に失敗する人は、面接が終わった後、ぼんやりします。
帰宅途中「今日は疲れた。面接の手応えが微妙だな」と考えながら、もんもんとします。
一応、面接を振り返りはします。
「悪いところがあったな」と思いますが、思うだけなのです。
その先がない。
町中を歩くビジネスマンが妙に大人らしく感じて、ぱっとしない自分が情けなく感じる。
ぼんやりしながらため息をつき、どんよりした気分で帰宅します。
それで終わりです。
改善策を考えないため、次の面接でも同じ失敗を繰り返すのです。
一方、就職活動に成功する人は、面接終了後、反省します。
帰りのバスや電車の中で、さっとノートを取り出し、面接の様子を振り返ります。
面接で行われた様子をできるだけ細かく思い出し、1問1問形式で、徹底的に洗い出して書き出します。
きちんと文字として書き出すことが重要です。
客観視ができるようになるため、善しあしの判断も改善がしやすくなります。
言葉遣いや礼儀作法の悪かったところは素直に認め、改善を考えます。
反省するのは、悪いところばかりではありません。
良いところも反省します。
良かったと思う部分は「もっと適切な対応があるのではないか」と、さらなる改善を考えます。
そのくらい反省を重視しているため、同じ失敗を繰り返しません。
次の面接にも生かせるため、どんどん上達していくのです。
就職活動に失敗する人は、お礼をしないのが特徴です。
OB・OG訪問が終わっても、そのまま。
面接が終わっても、お礼の連絡はしません。
頭の中では「お礼はしたほうがいい」と思っています。
しかし、思っているだけで終わりなのです。
イベントが終わって、家に帰った後は、疲れ切っています。
「疲れているから、少し休んでからお礼の連絡をしよう」と思ってベッドで横になると、気づけば翌日です。
翌日になれば、お礼をしたい気持ちが半減して、余計に重い腰が上がりません。
しばらく時間がたつと、お礼をしなければいけないことを忘れてしまう。
結局のところ、お礼をしたいとはいえ、その程度の気持ちです。
それは、相手にも伝わります。
口には出して言いませんが、お礼がなかったことにがっかりして、心を痛めています。
一方、就職活動に成功する人は、必ずお礼をします。
しかも、できるだけ早くお礼をするのが特徴です。
当日中は当然。
ほとんどの場合、イベントが終わった直後です。
OB・OG訪問が終われば、すぐお礼のメールがやってきます。
すでにテンプレートをつくっていたかのように、早くお礼が来ます。
面接が終わった後にもお礼をするのも当然。
1次面接だけでなく、2次・3次など、面接ごとにお礼をします。
イベントで疲れていますが、言い訳にしません。
貴重な時間を割いて対応してくださったお礼が最優先であるため、とにかく寝る前に、何らかのアクションを起こします。
その具体的な行動は、相手にも伝わります。
お礼をされて、嬉しくない人はいません。
お礼の連絡があれば「律義な人だ。しっかりしている」と感心するでしょう。
「せっかくだから、また何かあったら助けたい」と思わせるのは、こうしたささいな配慮なのです。
お礼の手段は、メールでも手紙でも電話でもかまいません。
相手の迷惑にならないよう、都合の良い手段で、お礼を伝えましょう。
就職活動に失敗する人は、時間がかかっていると考えるのが特徴です。
就職活動は、1つ1つのイベントに時間がかかります。
企業研究で1社調べるのに、時間がかかる。
応募書類で1枚仕上げるのに、時間がかかる。
「のろのろしているな」といらいらして、なかなか前進しないことに腹を立て、手際の悪い自分を恨みます。
手間暇を減らすのが善であると考え、できるだけ近道を探ろうとします。
焦った結果、中途半端な企業研究や、完成度の低い応募書類になるのです。
しかし、就職活動に成功する人の考え方は、一風変わっています。
「時間をかけている」と考えるのが特徴です。
何でも手間暇を減らせばいいわけではありません。
やみくもに手間暇を省こうとするのではなく、大切な仕事には、十二分な手間暇をかけるべきです。
説得力のある応募書類の作成や、入念な企業研究も、時間がなければできません。
応募書類や企業研究は、就職活動に影響する重要な仕事ですから、たっぷり時間をかけるのが正解。
企業研究で1社調べるのに時間がかかっても「しっかり調べることができた」と考えます。
応募書類1枚を仕上げるのに時間がかかっても「必要な時間」と考えます。
建設的な考え方があるため、時間がかかってもいらいらしません。
慎重かつ入念な取り組みができているため、応募書類や企業研究の質が高くなるのです。
不採用を一度も経験しない就職活動は、珍しいでしょう。
面接を何社か受ければ、いくつかの企業から不採用通知があり、落ち込むことがあります。
さて、就職活動に成功する人と失敗する人は、不採用の受け止め方が異なります。
就職活動に失敗する人は、不採用を「人間否定」と受け止めるのが特徴です。
自分の存在を完全に否定されたように感じるため、ひどく落ち込みます。
落ち込み方もひどいため、回復するにも時間がかかる。
もちろん時間がたてば落ち込みから回復しますが、落ち込み方がひどいため、就職活動に影響します。
不採用をもらうたびに人間否定の考えが強くなってしまい、自信を失っていく。
自信を失って面接を受ければ、不採用になりやすいという悪循環に陥るのです。
一方、就職活動に成功する人は、不採用を単なる「相性の不一致」として受け止めます。
応募者にも求める条件があり、企業にも求める条件があります。
今回は、お互いの条件がたまたま一致しなかっただけ。
それ以上でも、それ以下でもありません。
オーディションで「役柄に適していません」と言われるようなものです。
あくまで相性が悪かっただけであり、別の企業なら、採用されたかもしれません。
不採用を深く受け止めないため、あまり落ち込みません。
落ち込んだとしても、立ち直りが早く、再活動が早いのです。
不採用をもらえば、誰でも落ち込みます。
落ち込むのはいいのです。
全力を尽くしたにもかかわらず、望んだ結果が得られなかったわけですから、落ち込むのは当然です。
だいぶ疲れもたまっているはずですから、少しは休憩して、体力や精神力を回復させればいいでしょう。
ここまでは、就職活動に成功する人と失敗する人も同じです。
違いが出るのは、この先。
就職活動に失敗する人は、不採用の落ち込みを、引きずるのです。
反省が終われば忘れたほうがいいのですが、何度も思い出しては、悔やみます。
「あのとき、こうしておけば良かった」
「なぜあんなことをしてしまったのだろう」
「ああ、情けない」
しばらく時間がたち、落ち込みが軽くなれば、また思い出し落ち込みます。
回復する元気も、なかなか回復せず、就職活動に支障が出るのです。
一方、就職活動に成功する人は、不採用で落ち込んでも、引きずりません。
大切なことは、反省です。
不採用の原因を探り、改善できれば、もう過去は振り返りません。
むしろ忘れようとします。
ふとした拍子で思い出しそうになれば、就職活動に関する作業をして、忙しくなろうとします。
企業研究の続きをしたり、次の面接の準備をしたりなどです。
なぜそうするのかというと、落ち込む暇を与えないためです。
落ち込みを忘れる最良の手段は、忙しくなること。
落ち込む暇を与えないほど忙しくなり、自分に落ち込む隙を与えないのです。
就職活動の停滞が最小限に抑えられます。
就職活動に忙しくなるから、結果も出やすくなるのです。
内定をもらえば、大喜び。
内定を複数の企業からもらえば、入社する1社に決め、ほかの内定は辞退することになります。
晴れて入社が決まれば、一安心。
長期にわたる就職活動がようやく実ったわけですから、大喜びをするでしょう。
就職活動に成功する人も失敗する人も、入社が決まって喜ぶまでは同じです。
違うのは、喜んだ後の行動です。
就職活動に失敗する人は、入社が決まって、油断します。
喜ぶのはいいのですが、気持ちが緩み、さまざまな注意を怠ります。
内定の喜びで有頂天になり、企業へ必要書類の提出を忘れる。
お祝いパーティーで羽目を外しすぎて、警察ざたになる。
大学の授業で単位を落として、留年になる。
せっかく入社が決まっても、トラブルのせいで、内定を取り消されるのです。
しかし、就職活動に成功する人は違います。
入社が決まっても油断しません。
それどころか、さらに気持ちを引き締めます。
内定のお祝いをするときも、羽目を外しすぎることはありません。
「むしろこれからが本番だ」と思い、お酒はたしなむ程度で抑えます。
学業も油断しません。
「単位を落として卒業できないのでは意味がない」と思い、卒業に向けたラストスパートをかけます。
事前の勉強も入念です。
入社後の仕事を少しでもスムーズにするため、入社後に必要な知識を前もって勉強します。
だからこそ、内定を取り消されることもなく、無事に入社できます。
入社後の仕事も、スムーズになるのです。