執筆者:水口貴博

40代がしておきたい30のこと

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私たちの人生は、たくさんの立場で埋め尽くされている。

私たちの人生は、たくさんの立場で埋め尽くされている。 | 40代がしておきたい30のこと

あなたの生活は、たくさんの立場で埋め尽くされています。

あなただけでなく、私たちの誰もが複数の立場を演じています。

上司の前では「部下」という立場。

古い知り合いの前では「友人」という立場。

レストランの店員の前では「客」という立場です。

年を重ねると、立場はさらに増えます。

部下の前では「リーダー」という立場です。

パートナーの前では「パートナー」という立場。

子どもの前では「親」という立場。

立場がまったく存在しない状況は、ほとんどなくなります。

それぞれの立場に応じて、役割も違いますから、使い分けが必要です。

気持ちの切り替えが必要ですし、ストレスもたまりやすいでしょう。

私たちの人生は、たくさんの立場で埋め尽くされているのです。

しかし「たくさん立場があって大変だ」と思うのではありません。

立場から逃げることはできません。

立場から逃げれば現実逃避になり、うまく生きていくことができなくなります。

「それぞれの立場を楽しもう」と考えるのです。

少し見方を考えると、たくさんの立場があるのは、幸せなことです。

いろいろな立場を楽しめるのは、いろいろな見方ができるということです。

つまり、人生を何倍も楽しめるということです。

これほど幸せなことはありません。

たくさんの立場があってよかった。

おかげで、世界観も視野も広がります。

たくさんの立場は「大変」と思うより「楽しもう」という心がけが、大切なのです。

40代がしておきたいこと(16)
  • いろいろな立場を、楽しむ。
人間関係に挟まれる40代は、1人で遊ぶ時間が必要。

40代がしておきたい30のこと

  1. まず、半生を振り返る。
  2. やり残していたことがあれば、40代がベストタイミング。
  3. 「今さら」と「今から」。
  4. 40代は、まだ若い。
  5. 40代は、大きなことを始める時期。
  6. かっこいい40代は、どこで決まるのか。
  7. 「怒る40代」ではなく「理解する40代」になる。
  8. 保守的な仕事をしていないか。
  9. 40代がこだわるのは、技能より勘。
  10. 40代に求められる能力は、褒めて育てる力。
  11. 偉そうな態度は、無意識のうちに出てしまうもの。
  12. だらだらした教育をしない。
  13. 若々しい40代は、年下にも「すごいですね」「さすがですね」と言える。
  14. 40代になっても、手本は必要。
  15. アドバイスを引き出す一言。
    「あなたなら、どうしますか」。
  16. 私たちの人生は、たくさんの立場で埋め尽くされている。
  17. 人間関係に挟まれる40代は、1人で遊ぶ時間が必要。
  18. ジョークとユーモアの違いとは。
  19. 40代になれば考えたい、老眼。
  20. できないことも「自分の一部」と思って、受け入れる。
  21. 40代からは、ウォーキングを日課にしよう。
  22. 子どもは、親であるあなたを見て、育っている。
  23. 子どもに堂々と勉強を教えられるのは、40代が最後。
  24. 親戚の顔が見られるのも、今のうち。
  25. 親戚と家族との仲を、同時に深める方法。
  26. 両親の話は、両親より親戚に聞いたほうが、面白い。
  27. 血縁関係のある親戚から、一族の特徴を探る。
  28. いま一度、パートナーとの新鮮な関係を取り戻す。
  29. 40代が考えておきたい、更年期への心構え。
  30. 避けられない親の介護。

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