執筆者:水口貴博

40代がしておきたい30のこと

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子どもに堂々と勉強を教えられるのは、40代が最後。

子どもに堂々と勉強を教えられるのは、40代が最後。 | 40代がしておきたい30のこと

子どもに勉強を教えるのも、親の仕事の1つです。

「勉強は学校に任せているからほうっておけばいい」と思うのは、よくありません。

たしかに学校は勉強を教えるところですが、すべてを教えるわけではありません。

基本的なマナーについては、学校より家庭で学ぶのが、基本です。

家庭も、教育の場です。

家庭だからこそ、実践を通して、詳しく教えることができます。

マナーだけでなく学校の勉強についても、親はできるだけ協力しましょう。

わかる範囲でかまいませんから、子どもの学校の勉強を手助けすることが大切です。

特に付き添ってほしい科目は、社会科です。

すでに社会経験を積み重ねている大人にとって、社会科は、得意中の得意です。

政治家とは何か。

選挙とは何か。

国会とは何をするところか。

まだ基本的な内容ですから、子どもから何を聞かれても、堂々と答えられることでしょう。

大人の力を存分に発揮できます。

親から教えられた経験は、子どもの印象に深く残ります。

あなたも親から教えられた勉強は、よく覚えているのではないでしょうか。

少し怖い印象はありますが、何でも答えてくれる親の姿は「さすがだな」と思ったはずです。

その勉強の手助けも、40代が最後です。

子どもの学習レベルが低い今だから、親も堂々と教えることができます。

自分が50代になるころには、子どもも学年が上がり、学習レベルも高くなっています。

「投票の意味を教えて」くらいは大丈夫でも「マルクスの資本論について教えて」となると、言葉に詰まるでしょう。

「教えて」と言われても、大人でもわからない問題が目立ち、逃げ腰になるのです。

子どもに堂々と勉強を教えられるのも、40代が最後です。

今のうちに、勉強を通して子どもと接する機会を増やしましょう。

40代がしておきたいこと(23)
  • 子どもの勉強に、付き合う。
親戚の顔が見られるのも、今のうち。

40代がしておきたい30のこと

  1. まず、半生を振り返る。
  2. やり残していたことがあれば、40代がベストタイミング。
  3. 「今さら」と「今から」。
  4. 40代は、まだ若い。
  5. 40代は、大きなことを始める時期。
  6. かっこいい40代は、どこで決まるのか。
  7. 「怒る40代」ではなく「理解する40代」になる。
  8. 保守的な仕事をしていないか。
  9. 40代がこだわるのは、技能より勘。
  10. 40代に求められる能力は、褒めて育てる力。
  11. 偉そうな態度は、無意識のうちに出てしまうもの。
  12. だらだらした教育をしない。
  13. 若々しい40代は、年下にも「すごいですね」「さすがですね」と言える。
  14. 40代になっても、手本は必要。
  15. アドバイスを引き出す一言。
    「あなたなら、どうしますか」。
  16. 私たちの人生は、たくさんの立場で埋め尽くされている。
  17. 人間関係に挟まれる40代は、1人で遊ぶ時間が必要。
  18. ジョークとユーモアの違いとは。
  19. 40代になれば考えたい、老眼。
  20. できないことも「自分の一部」と思って、受け入れる。
  21. 40代からは、ウォーキングを日課にしよう。
  22. 子どもは、親であるあなたを見て、育っている。
  23. 子どもに堂々と勉強を教えられるのは、40代が最後。
  24. 親戚の顔が見られるのも、今のうち。
  25. 親戚と家族との仲を、同時に深める方法。
  26. 両親の話は、両親より親戚に聞いたほうが、面白い。
  27. 血縁関係のある親戚から、一族の特徴を探る。
  28. いま一度、パートナーとの新鮮な関係を取り戻す。
  29. 40代が考えておきたい、更年期への心構え。
  30. 避けられない親の介護。

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