天気は、人の力で変えられないことの1つです。
やはり多くの場合、晴れてほしいと願うのではないでしょうか。
しかし、試合当日の天気は、当日になってみないとわかりません。
晴れているかもしれませんし、雨になっているかもしれません。
晴れている分にはいいのです。
晴天に恵まれれば、自然とテンションも上がります。
問題は、曇りや雨の日です。
たとえ室内でする試合でも、外の天気が悪いとわかるだけで、少し暗い気持ちになりそうです。
そう思ったら、本当に弱気になってしまうだけです。
大切なことは、どんな天気でも、自分を応援している様子だと受け止めることです。
自分にとってプラスになるように、解釈するのです。
たとえば、次のように考えるのはいかがでしょうか。
曇りの日は、大きな雲が、応援に駆けつけてくれたのだと考えます。
雨の日なら、ざあざあと降る雨の音を、応援の声だと考えます。
天気が悪い様子を、映画のクライマックスであるかのように、気分を盛り上げる状況だと受け止めることもできます。
悪い天気は、明るい結果になる前触れだと考えることもできるでしょう。
考え方は、自由です。
テンションを上げることができるなら、どんな考え方でもかまいません。
試合に勝つ前に、天気に勝つことです。
天候を制するものが、試合を制します。
あらゆる天候を味方につけることができれば、実力以上の力を発揮できるのです。