執筆者:水口貴博

試合で結果を出す30の方法

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相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。

相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。 | 試合で結果を出す30の方法

交代で演技をする個人競技があります。

ゴルフ、体操、フィギュアスケート、ボウリングなどです。

各個人が、交代でプレーをします。

相手選手の出番の間は、プレーが終わるまで、待つことになります。

このとき、よくある光景があります。

相手選手のプレーを見ながら、心の中で「ミスをしろ」と念じることです。

ネガティブなテレパシーの1つでも送ってやれば、ミスしやすくなるのではないかと思うのです。

漫画やアニメでよく見られるシーンですが、現実でも、本当にする人がいます。

残念ながら、これは意味がありません。

現在のところ、テレパシーの存在は確認されていません。

どんなに念じたところで、相手のミスには影響しません。

それどころか、かえって自分の立場が悪くなります。

心の声は、相手に伝わりませんが、自分にはよく聞こえるからです。

相手選手に向けて念じた「ミスをしろ」という言葉は、自分に向けて「ミスをしろ」と言っていることになります。

自分に跳ね返ってくるのです。

その結果、相手選手ではなく、自分が弱気になったり力が緩んだりしてしまうのです。

相手選手のプレー中は、不幸なことは考えないことです。

試合中は、一貫してポジティブのみに集中です。

自分の出番が回ってくるまで、じっと見ていたり、自分に集中したりするのが一番なのです。

試合で結果を出す方法(23)
  • 相手選手に「ミスをしろ」と念じるのは、やめる。
一方的に試合が進んだとき、つまらない試合と面白い試合の違いとは。

試合で結果を出す30の方法

  1. 勝とうと思うのではない。
    全力を出し切ろうと思うのだ。
  2. 試合前日、早めに寝ると、かえって体調を崩しやすくなる。
  3. 試合当日は、食べすぎない。
  4. 胸を張りながら両手を腰に当てるだけで、闘争心が高まってくる。
  5. 曇りの日も雨の日も、テンションを上げるきっかけにできる。
  6. なぜプロ選手は「作戦を考えていない」と答えるのか。
  7. 人が求める理想は追わない。
    自分が求める理想を追う。
  8. 試合前に「頑張るから見ていてね」と言えば、潜在的な力が発揮できる。
  9. 負けるところを想像しないのも自己管理。
    勝つところを想像するのも自己管理。
  10. 本番をゴールだと考えない。
    夢に向かう目標の1つだと考える。
  11. 今まで積み重ねてきた練習を思い浮かべると、底力が湧き出てくる。
  12. 初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。
  13. 試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。
  14. 試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎる。
  15. 顔を叩くと、気合が入りやすい。
  16. 新しいユニホームを着て、本番でどきっとした経験。
  17. 試合前に不利になりやすい、3パターンの目の合わせ方。
  18. 試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
  19. どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。
    勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。
  20. 本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。
  21. ミスを取り返そうとすると、余計にミスが増える。
  22. 試合中のミスは、ミスをした瞬間に忘れるのが一番。
  23. 相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。
  24. 一方的に試合が進んだとき、つまらない試合と面白い試合の違いとは。
  25. どれだけ不利になっても、弱気の表情だけは見せない。
  26. 試合が優勢でも劣勢でも、常に掛け声は出し続ける。
  27. プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。
  28. 負けて道具に八つ当たりする人は、実力が伸びない。
  29. 試合が終わった後、応援してくれた人にきちんとお礼を伝える。
  30. 試合に負けて、のこのこ自宅に帰らない。

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