試合直前は、気合を入れる必要があります。
「試合が始まれば、自然と気合も入るだろう」と思うのでは、いけません。
試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎます。
試合が始まるやいなや、相手選手の勢いに飲み込まれて、不利になるでしょう。
一瞬の気の緩みが、流れを作り、試合を左右します。
あっという間に勝負が決まってしまいます。
気合は、試合前に入れておかなければいけません。
試合前にエンジンをフル稼働させておくほうが、勢いよくスタートダッシュができます。
その勢いによって、有利に試合を運べるようになります。
気合の入った初動は、試合の流れを作るポイントなのです。
では、どう気合を入れるかです。
目をつぶってじっとすることもありますし、深呼吸を繰り返す方法もあります。
軽く飛び跳ねたり、大きな声を出したりする方法もあります。
スポーツの種類や好みもあるため、気合を入れる方法も、人それぞれです。
大切なことは、自分なりの気合が入るスタイルを確立しておくことです。
「これをやれば、必ず気合が入る」という、自分に合った気合の入れ方を見つけておきましょう。
試合直前に気合を入れる儀式にするのです。