執筆者:水口貴博

試合で結果を出す30の方法

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初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。

初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。 | 試合で結果を出す30の方法

試合前は、頭が固くなりがちです。

勝とうという気持ちが、強いことでしょう。

たしかに勝利は大切ですが、勝利という文字ばかりでは、考えものです。

試合は、勝とうと思うのではなく、全力を出し切ろうと思うことが大切です。

勝つことばかり考えると、義務のように感じて、堅苦しくなります。

勝利のことを考えるほど、最も基本的で大切なことを忘れがちになります。

そのスポーツが好きだという気持ちです。

はるか昔、そのスポーツをやり始めたときのことを、思い出してみましょう。

多くの場合、やはり好きだから始めたことでしょう。

親や友人を通じて、スポーツの存在を知り、なんとなくやり始めたはずです。

では、なぜ続けることになりましたか。

楽しくて面白いから、のめり込んでいったはずです。

誰に命令されるわけでもなく、自分から「もっとやりたい」と願い出たことでしょう。

その気持ちが大切です。

やり始めたきっかけとは、いわゆるスタート地点です。

スタート地点を思い出すことで、初心に返れます。

「ああ。そういうこともあったな」と思い、ぱっと目が覚めるような感覚になるはずです。

忘れかけていた、本当のモチベーションを思い出せます。

「好きだからしている」というモチベーションです。

どんなスポーツでも、やはり「好き」という気持ちを中心に楽しむことが大切です。

「勝つことばかりを考えすぎていた。好きな気持ちが第一だ。試合を楽しもう」と、気づけるのです。

試合で結果を出す方法(12)
  • そのスポーツを始めたきっかけを思い出して、初心に返る。
試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。

試合で結果を出す30の方法

  1. 勝とうと思うのではない。
    全力を出し切ろうと思うのだ。
  2. 試合前日、早めに寝ると、かえって体調を崩しやすくなる。
  3. 試合当日は、食べすぎない。
  4. 胸を張りながら両手を腰に当てるだけで、闘争心が高まってくる。
  5. 曇りの日も雨の日も、テンションを上げるきっかけにできる。
  6. なぜプロ選手は「作戦を考えていない」と答えるのか。
  7. 人が求める理想は追わない。
    自分が求める理想を追う。
  8. 試合前に「頑張るから見ていてね」と言えば、潜在的な力が発揮できる。
  9. 負けるところを想像しないのも自己管理。
    勝つところを想像するのも自己管理。
  10. 本番をゴールだと考えない。
    夢に向かう目標の1つだと考える。
  11. 今まで積み重ねてきた練習を思い浮かべると、底力が湧き出てくる。
  12. 初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。
  13. 試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。
  14. 試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎる。
  15. 顔を叩くと、気合が入りやすい。
  16. 新しいユニホームを着て、本番でどきっとした経験。
  17. 試合前に不利になりやすい、3パターンの目の合わせ方。
  18. 試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
  19. どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。
    勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。
  20. 本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。
  21. ミスを取り返そうとすると、余計にミスが増える。
  22. 試合中のミスは、ミスをした瞬間に忘れるのが一番。
  23. 相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。
  24. 一方的に試合が進んだとき、つまらない試合と面白い試合の違いとは。
  25. どれだけ不利になっても、弱気の表情だけは見せない。
  26. 試合が優勢でも劣勢でも、常に掛け声は出し続ける。
  27. プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。
  28. 負けて道具に八つ当たりする人は、実力が伸びない。
  29. 試合が終わった後、応援してくれた人にきちんとお礼を伝える。
  30. 試合に負けて、のこのこ自宅に帰らない。

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