バスケットボールやバレーボールなどでは、勝っているチームほど、よく声が出ています。
選手同士が、勢いよく声をかけ合っています。
「ドンマイ」
「元気、出していこう」
「大丈夫、大丈夫」
うるさいくらいに声が出ているのです。
仲間同士が言い争いをしているのかと思うくらい、掛け声をかけ合っています。
試合において、声は重要です。
優勢になっているから、声がよく出るのではありません。
声がよく出るから、優勢になることができるのです。
掛け声には、3つの意味があります。
声を出すと、まず自分に気合が入ります。
聞いた仲間にも、気合が入ります。
大きな声を聞いた相手選手は、尻込みします。
掛け声は、出せば出すほど、パワーがみなぎります。
気合が入り、試合が有利になるのです。
たとえ劣勢でも、常に掛け声は出し続けることが大切です。
劣勢のときこそ、より大きな掛け声を出して、失われつつある活力を呼び戻すのです。
声を出し続けることで、気合や集中力を維持し続けられます。
大逆転の可能性を作ることができるのです。