強い人には、自信があります。
力は、自分を信じたときに、出てきます。
自分を信じることができるからこそ、自分の力を発揮させることができます。
その自信をつけるために、1つ、思い浮かべてほしい場面があります。
今まで積み重ねてきた練習です。
今まで積み重ねてきた練習を、思い出してみましょう。
毎日欠かさず、練習をしてきました。
雨の日も風の日も、練習をしたことでしょう。
先生に叱られ、悔し涙を流しながら練習に励んだことでしょう。
なかなか上達しないとき、仲間と励まし合って改善策を考えたことでしょう。
できないことができるようになるまで、夜遅くまで練習した日もあるでしょう。
今まで経験した練習風景を、できるだけたくさん思い浮かべます。
練習量が多いほど、たくさん思い浮かべられるはずです。
すると一生懸命に練習をした自分に、自信が出てきます。
「これだけ練習したのだから負けるはずがない」と思えてきます。
これが自信です。
練習した事実は、嘘をつきません。
頭にある記憶だけは、自分でも消せない一生の財産です。
一生懸命に練習をしてきた紛れもない事実をもとに、徹底的に、自分を信じるのです。
自分を強く信じることができたとき、底力が出るのです。