私が学生時代によくやっていた、気合の入れ方があります。
あくまで私がやっていた方法ですが、特に効果があると感じたので、ぜひご紹介させてください。
自分の顔を、叩く方法です。
両手で、顔の頬の部分を両側から挟むように、2回ほど叩きます。
きちんと「ぱちぱち」という音が聞こえるくらい、少し強めに叩くのがポイントです。
経験上、これはよく効きます。
人が必死になるのは、どのようなときでしょうか。
言葉や雰囲気によって必死になることもありますが、やはり手っ取り早いのは、痛みです。
痛みを感じると、本能的に、すぐ必死になれます。
痛みは、動物の生命に関わるため、緊張感を高めやすいのです。
試合直前に、わざと自分で顔を叩いて、痛みや衝撃を作ります。
腕や足を叩くより、顔を叩くほうが、効果的です。
顔を叩くほうが、衝撃や痛みが、より強く感じられるからです。
相手選手から勢いよく攻められているような状態を、疑似的に作れます。
その結果、短時間で緊張感を高めることができ、気合が入ります。
5秒もあれば、一気に気持ちを引き締めることができます。
機会があれば、ぜひ試してみましょう。