執筆者:水口貴博

試合で結果を出す30の方法

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試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。

試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。 | 試合で結果を出す30の方法

試合前に、体調が悪くなることがあります。

程度にもよりますが、本当に体調が悪いなら、事前に適切な手当てを受けるべきです。

補強なり、休憩なり、体調回復に努めます。

場合によっては、出場ではなく、棄権も検討したほうがいいでしょう。

しかし、体調がひどく悪い場合は除き、気分が優れない程度なら、あえて言わないほうが賢明です。

言い始めると、癖になるからです。

試合前に、体調が悪いことを言っておけば、逃げ道ができます。

試合でうまくいかなくても、体調が悪いせいにできるのです。

保険になります。

「これはいい方法に気づいたぞ」と思い、いつも試合前に「今日は体調が少し悪い」と言うようになります。

これは、やり始めると、癖になります。

癖になると、体が覚えます。

試合前に「体調が悪い」と言うと、自己暗示の力によって、本当に体調が悪くなります。

その結果、試合前は必ず体調が悪くなる体質になります。

本番に限って実力を発揮できなくなる選手になってしまうのです。

体調が少々優れない程度なら、口に出して言わないことです。

体調管理も、自己管理の1つです。

試合前に体調が優れないなら、そういうコンディションにしてしまった自分の管理能力に、問題があります。

体調不良は、自分の責任だと考えるのです。

そういう責任感を持つと、試合に強くなります。

普段の自己管理に対する考えが、引き締まります。

その強く引き締まった考え方によって、試合できちんと実力を発揮できるようになるのです。

試合で結果を出す方法(13)
  • 試合前に、気分が優れない程度で「体調が悪い」と大げさに言いふらすのは、やめる。
試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎる。

試合で結果を出す30の方法

  1. 勝とうと思うのではない。
    全力を出し切ろうと思うのだ。
  2. 試合前日、早めに寝ると、かえって体調を崩しやすくなる。
  3. 試合当日は、食べすぎない。
  4. 胸を張りながら両手を腰に当てるだけで、闘争心が高まってくる。
  5. 曇りの日も雨の日も、テンションを上げるきっかけにできる。
  6. なぜプロ選手は「作戦を考えていない」と答えるのか。
  7. 人が求める理想は追わない。
    自分が求める理想を追う。
  8. 試合前に「頑張るから見ていてね」と言えば、潜在的な力が発揮できる。
  9. 負けるところを想像しないのも自己管理。
    勝つところを想像するのも自己管理。
  10. 本番をゴールだと考えない。
    夢に向かう目標の1つだと考える。
  11. 今まで積み重ねてきた練習を思い浮かべると、底力が湧き出てくる。
  12. 初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。
  13. 試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。
  14. 試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎる。
  15. 顔を叩くと、気合が入りやすい。
  16. 新しいユニホームを着て、本番でどきっとした経験。
  17. 試合前に不利になりやすい、3パターンの目の合わせ方。
  18. 試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
  19. どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。
    勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。
  20. 本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。
  21. ミスを取り返そうとすると、余計にミスが増える。
  22. 試合中のミスは、ミスをした瞬間に忘れるのが一番。
  23. 相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。
  24. 一方的に試合が進んだとき、つまらない試合と面白い試合の違いとは。
  25. どれだけ不利になっても、弱気の表情だけは見せない。
  26. 試合が優勢でも劣勢でも、常に掛け声は出し続ける。
  27. プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。
  28. 負けて道具に八つ当たりする人は、実力が伸びない。
  29. 試合が終わった後、応援してくれた人にきちんとお礼を伝える。
  30. 試合に負けて、のこのこ自宅に帰らない。

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