執筆者:水口貴博

試合で結果を出す30の方法

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試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。

試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。 | 試合で結果を出す30の方法

試合前、相手選手にしてはいけない目の合わせ方があります。

「目を見ない」「視線を外す」「にらむ」です。

いずれも、自分の立場を不利にさせるため、控えたほうが無難です。

では、相手選手の目を、どう見ればいいのでしょうか。

にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめることです。

歯を見せるほどの笑顔は不要です。

口を閉じて、軽くにやりとした状態のまま、じっと相手の目を見つめます。

これが最もスマートです。

スポーツマンとして、気持ちのいい挨拶です。

しかし、同時に、心理的に強い衝撃を与えられる方法でもあります。

目をじっと見つめるのは、自信の表れです。

にやりとした笑顔で相手の目をじっと見つめていると、相手選手はだんだんたじろいできます。

「絶対に勝てますよ」というメッセージを伝えることができ、心理的に有利な立場に立てるのです。

にやりとした笑顔には、深い意味が込められているようにも見えます。

「弱点をつかんでいますよ」

「必殺技を見せてあげましょう」

「過去のデータから、動き方は読めていますよ」

いろいろな解釈ができてしまいます。

しかもどの解釈にせよ、あまりいいことではありません。

そうした不安を感じるため、本当の意味で、相手を動揺させられるのです。

事実、試合前の対面では、プロスポーツ選手ほど、にやりとした笑顔でお互いに見つめ合っています。

にやりとした笑顔に、にやりとした笑顔で返し、ずっと見つめ合っています。

仲がいいのかなと思うほどです。

すでにそこから、心理戦がスタートしているのです。

試合で結果を出す方法(18)
  • 試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。
勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。

試合で結果を出す30の方法

  1. 勝とうと思うのではない。
    全力を出し切ろうと思うのだ。
  2. 試合前日、早めに寝ると、かえって体調を崩しやすくなる。
  3. 試合当日は、食べすぎない。
  4. 胸を張りながら両手を腰に当てるだけで、闘争心が高まってくる。
  5. 曇りの日も雨の日も、テンションを上げるきっかけにできる。
  6. なぜプロ選手は「作戦を考えていない」と答えるのか。
  7. 人が求める理想は追わない。
    自分が求める理想を追う。
  8. 試合前に「頑張るから見ていてね」と言えば、潜在的な力が発揮できる。
  9. 負けるところを想像しないのも自己管理。
    勝つところを想像するのも自己管理。
  10. 本番をゴールだと考えない。
    夢に向かう目標の1つだと考える。
  11. 今まで積み重ねてきた練習を思い浮かべると、底力が湧き出てくる。
  12. 初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。
  13. 試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。
  14. 試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎる。
  15. 顔を叩くと、気合が入りやすい。
  16. 新しいユニホームを着て、本番でどきっとした経験。
  17. 試合前に不利になりやすい、3パターンの目の合わせ方。
  18. 試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
  19. どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。
    勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。
  20. 本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。
  21. ミスを取り返そうとすると、余計にミスが増える。
  22. 試合中のミスは、ミスをした瞬間に忘れるのが一番。
  23. 相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。
  24. 一方的に試合が進んだとき、つまらない試合と面白い試合の違いとは。
  25. どれだけ不利になっても、弱気の表情だけは見せない。
  26. 試合が優勢でも劣勢でも、常に掛け声は出し続ける。
  27. プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。
  28. 負けて道具に八つ当たりする人は、実力が伸びない。
  29. 試合が終わった後、応援してくれた人にきちんとお礼を伝える。
  30. 試合に負けて、のこのこ自宅に帰らない。

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