プロとアマチュアの違いはどこにあるのでしょうか。
その1つが「見えないところをどうするか」です。
アマチュアは、見えるところだけやります。
見えるところは目につき、評価されやすいところなので、丁寧にやります。
裏側より表側のほうが見えやすく、中身より外側のほうが目につくものです。
一方、見えないところは手を抜きます。
「どうせ誰も気づかない」「やるだけ時間と体力の無駄」「丁寧にやっても意味がない」と思って、ほどほどで終わらせます。
しかし、見えないところの手抜きは、見る人が見ればわかるのです。
ばれないようで、意外とばれるものです。
出来上がった成果物が、見た目は立派でも、中身や細部がいいかげんということがあります。
たとえば、商品や作品であれば、内側や裏側の作りに表れます。
表向きはきれいにできていても、中身や裏側が雑だと、すぐ壊れたり長持ちしなかったりするのです。
見る人が見れば「手を抜いたな」と気づきます。
仕事に対する姿勢は、見えるところより、むしろ見えないところでわかります。
見えないところで手抜きされていると、仕事に対する不誠実さがかいま見えるのです。
一方、プロは、見えるところはもちろん、見えないところも丁寧にやります。
見えないから意味がないと思いがちですが、プロは仕事に対して誠実です。
そのため、見えないところも手を抜かず、きちんと責任を持って取り組むのです。
成果物の完成度は、表だけでなく、中身によっても決まります。
見えないかもしれませんが、中身や裏側も丁寧に仕上げることで、全体の完成度が上がります。
たとえ内側が一切見えないとしても「丈夫」「長持ち」といった点に現れるのです。
いい仕事かどうかは「見えないところがどうなっているか」でわかります。
見えないところまできちんとやるのがプロであり、それこそが「いい仕事」なのです。