あなたは自分のことを知っているでしょうか。
どのくらい自分のことを理解しているでしょうか。
生まれてから今まで「自分」という人間と付き合い続けてきました。
個性や性格、好きなことや嫌いなこと、得意なことや苦手なことなど、ある程度知っているでしょう。
とっさに質問されても、すぐ答えられるのではないでしょうか。
「自分のことならすでに知っている、よくわかっている」
そう思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
盲点になるのが「年齢や成長による変化」です。
「自分はこんな性格だ。こんな好き嫌いがある」と思っていても、年齢や成長によって変化することがあります。
子どものころは、怒りっぽい性格だったけれど、大人になった今では穏やかな性格に変わっているかもしれません。
子どものころは、トマトが嫌いだったけれど、大人になった今では大好物になっていることもあるでしょう。
子どものころは、地理が不得意だったけれど、大人になった今では得意になっていることもあるものです。
性格・好き嫌い・得意不得意は、子どものころからずっと同じとは限りません。
もちろん昔と変わらないこともあれば、変わっていることもあるはずです。
がらっと真逆に変わっていることもあるものです。
そこでおすすめしたいのが「自分への理解を見直してみること」です。
紙を取り出し、自分の個性や性格、好きなことや嫌いなこと、得意なことや不得意なことなどを書き出してみてください。
「自分はどんな性格なのだろうか」
「今、どんな趣味を持っているだろうか」
「自分の好きなこと・嫌いなことは何だろうか」
「自分の好きな食べ物・嫌いな食べ物は何だろうか」
「自分の得意なこと・苦手なことは何だろうか」
自分の性格や好き嫌いや得意不得意を書き出していくと、自分のことをあらためて確認できます。
「やっぱり私はこういう性格だね。昔から変わらないなあ」と再認識できることもあるでしょう。
一方で「私はこれが好きなのか」と新たな発見をすることもあるかもしれません。
「昔と変わっているな」と気づくこともあるかもしれません。
自分の性格や好き嫌いがわかっていると、場面ごとの選択がしやすくなります。
仕事では、得意なことを生かした取り組みができるようになるでしょう。
レストランで、お店の人から「苦手な食べ物はありますか?」と聞かれたとき、すっと答えられるようになります。
自分のことはすでに知っていると思い込まないことです。
子どものころの自己認識を、ずっと持ち続けていることがあります。
大人になった今こそ、自分への理解をアップデートしましょう。
あらためて自分のことを振り返ってみることで、自分を再発見できるのです。