公開日:2025年6月15日
執筆者:水口貴博

人生の落とし穴を避ける30のポイント

17

クレームを言うのはいい。乱暴な言い方がいけない。

クレームを言うのはいい。乱暴な言い方がいけない。 | 人生の落とし穴を避ける30のポイント

クレームは言っていいのです。

言ったほうがいいのです。

気になる点があれば「ちょっとおかしんじゃない?」と一言言いたくなるもの。

「嫌な客と思われそう」「悪質クレーマーと思われそう」と思い、目をつぶることもあるかもしれません。

言いたい気持ちはあるものの、ぐっと我慢することもあるかもしれません。

あまりクレームを言うのも相手に悪いと思ってしまいます。

しかし、クレームだからといって、すべてが嫌な客や悪質クレーマーにつながるわけではありません。

企業にとってクレームは「改善の材料」です。

大いに歓迎されます。

クレームのおかげで商品やサービスの悪い点に気づけ、改善につながるのです。

では、クレームの何がいけないのかというと「言い方」なのです。

クレームを言う場面は、不満があるということもあり、ストレスを感じているタイミングであることが多い。

いらいらが募っていて、時には強い怒りを感じていることも少なくありません。

つい感情が先走って、乱暴な言葉遣いになりやすいのです。

これが良くないのです。

相手も人間です。

いくら相手に非があるとしても、乱暴な言い方が目立つと、相手は反感を覚えるでしょう。

むっとしたり落ち込んだりするものです。

入ったばかりの新人の場合、急に大声でクレームを言われると、大きなショックを受けるはずです。

それはそれでトラブルにつながることがあります。

相手も悪気があってそうしたわけではありません。

気づかないうちにそうなったこともあります。

だからこそ、クレームを言うときは、いっそうの慎重さが求められます。

クレームを伝えるときは、丁寧な態度と言葉遣いを心がけたい。

「少し気になることがあるのですが」

「ちょっとお伝えしたいことがあるのですが」

「ちょっとご相談があるのですがよろしいでしょうか」

まず丁寧な枕ことばから始めます。

そしてできるだけ角の立たないような言い方を心がけるのが得策です。

腰を低くしながら、丁寧にクレームを伝えるのです。

丁寧な態度と言葉遣いがあれば、相手もすんなり受け止められます。

アンケートボックスがあって、クレームを伝えたいこともあるでしょう。

そんなときでも、角が立たないような書き方を心がけることが大切です。

丁寧な文面なら、読んだ人も「なるほど」と受け止めてくれ、すぐ改善してくれます。

人生の落とし穴を避けるポイント(17)
  • クレームを言うときは、丁寧な態度と言葉遣いを心がける。
話にならないからといって「責任者を出せ」と言うのはNG。

人生の落とし穴を避ける30のポイント

  1. 忙しいと、チャンスをなくす。
  2. 最後の手段を最初に使っているから、うまくいかない。
  3. マナーは、時代によって変化する。
  4. キャンセルの電話連絡を、事情もなく他人に代行させない。
  5. 夢を語るだけでは、夢は叶わない。
  6. 最初から飛ばすと、ろくなことにならない。
    マラソンをしたことがないのか。
  7. 今の時代、相手の体にタッチして呼ぶのはリスクがある。
  8. 足を組むのはいい。
    足の裏を見せるのがいけない。
  9. 話がこじれたときは、原点に返るのが一番。
  10. 仏の顔も三度。
    優しい人だからといって、心が無限に大きいわけではない。
  11. まだ家にいるのに「今向かっています」を嘘をつくのはNG。
  12. 今日誰からも挨拶されなかったのは、あなたが挨拶しなかったからだ。
  13. 空気を読むことを、周りに同調することだと勘違いしていないか。
  14. トイレの個室に入ったとき、まずするべきこと。
  15. お金目的で働いているなら、偉業を達成するのは難しい。
  16. 足りない栄養素があるなら、素直に健康食品を頼ればいいこと。
  17. クレームを言うのはいい。
    乱暴な言い方がいけない。
  18. 話にならないからといって「責任者を出せ」と言うのはNG。
  19. 貧困が極まると、節約をしたくても、できない。
  20. タイムセールだからといって、無理に買う必要はない。
  21. 振り向くことは、車でいうウインカーだ。
  22. ダウンしたとき、回復を焦ってはいけない。
    急がず焦らず、しっかり休むこと。
  23. ストイックな人が、ついやりがちなこと。
  24. レンタル品だからといって、雑に扱わない。
  25. 親に会いに行けるときには、会いに行ったほうがいい。
  26. スマホを週に2回以上落とす人は、扱い方を見直そう。
  27. 同窓会に来られない人にも、事情がある。
  28. 小さなことにこだわったほうがいい場面もある。
    小さなことにこだわらないほうがいい場面もある。
  29. 表向きのきらきらしたイメージだけで仕事を決めてはいけない。
  30. 「感じの良さ」は、リレーする。
    「感じの悪さ」は、自分のところで止める。

同じカテゴリーの作品

3:17

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION